山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

大木が伐採された

2024-05-09 23:13:06 | 植物・花・木

近所で、社宅が解体されて整地されているのだけど、3月に染井吉野が花の咲く直前に切り倒されてしまい、ひどいなあと思っていた。

おそらく、その他にも小さい木などは多数切り倒されたのだろう。ただ建物よりも小さいので、もともとそんなに存在感もなく、無くなったことにも気づかないものがあったに違いない。

ところが、今日切り倒された木は、絶対に切られるはずがないと思っていた大木である。

おそらくクスノキである。しかも4階建ての建物よりも高かったのだ。樹齢は100年以上経っているのではなかろうか?

そのくらいの木は「保護樹木」に指定されていたりすると思うので、そういうのは切り倒してよいものなのだろうか?と疑問に思ってしまう。

この木は、数年前に枝を剪定されたりしたが、その後また枝葉が茂って巨大な木となっていた。

今日、最初に見たときには、その片側半分くらいの枝葉が不自然な形で消えていたので、何か普通の剪定とは違う気配を感じた。しかもショベルカーで根の方を掘っていた。

その数時間後に見たときは、もう跡形もなく、地面に輪切りにした幹が山のように積み上げられていたのである。

あの木、今日いきなり命を絶たれるなんて思いもしなかっただろうに・・・。

かなりショックを受けた。

正直、あの木があると、富士山が隠れるほど木が高くなり、葉が茂っていたので、時々剪定してくれないとそのうち富士山が見えなくなってしまうかもしれないと思っていた。しかし、木の全てが無くなるなんてことは一度も希望したことはないのだ。

さようなら、今日までの命。そういえば、この地に引っ越してきて毎日眺めていた木だったかもしれない。

他にも松や欅などがあるのだが、これは微妙にその社宅の敷地の境界線の外側にあるので、切られることはなさそうだ。

別の方向にあった染井吉野数本は4月に花を咲かせていたのだが、最近伐採されてしまったのかこれも見当たらないようだ。花の時期が終わるまでは待っていたのかもしれない。

・・・

社宅の跡にはマンションが建つようである。今はもう社宅の時代ではないのだ。
だいたい、社宅の跡地には、マンションか老人ホーム(老人用介護付きマンション)が建つことが多い。

木を伐採しても、新しい建物を建てたあとにまた何かを植樹するんだろうけど、あんな立派な木になるには、また何百年もかかるのだろう。

まあ、確かに、あんなに大きくては枝を剪定するにも大型のクレーン車などが必要で管理が大変すぎて、手に負えないのかもしれない。
大会社の社宅だったら管理する予算もあったかもしれないが、普通の分譲マンションになったら誰が払うんだってことになる。

今、保護樹木について調べたら、やむを得ない場合は伐採してもよいそうで、その場合は、あらかじめ保護樹木の指定を解除する申請を出すのだそうだ。

それから、立派な木を伐採するときは、お酒をかけたりしてお祓いやお清めをすることも多いようだ。

あの木はとても立派だったから、そういうことをしたのかなと思う。

これまでどれだけの酸素を出してくれていたのだろうか? 
たくさんの鳥や蝉や虫たちの隠れ家になっていたかもしれない。
あの木に感謝してお別れします。
(ありし日の写真を見てみたら1本ではなく2本だったようです。)

           

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後ろの車に気づかぬ人々

2024-05-09 22:29:27 | 車・運転・道路・駐車場2024

このあいだ、住宅街の道路を自動車が1台後ろから走って来て、私を抜かして横を進んで行ったのだが、前を歩いている2人は全然気づかずに広がって歩き、自動車の進路を妨害していた。

それも無理ないというか、その自動車は全く音がしないのである。電気自動車なんだろう。もう自転車と同じ状況だ。でも実はかなり大きな黒い車だったのだ。
目で見るとあんなに大きくて存在感もすごいのに、音が何もしないのだからびっくりである。うしろから怪物が忍び寄ってても何も気づかないと言う感じ。

あれは危ないなあと思った。
自動車からは見えているのでぶつかることはないのだが、人間がよけてくれないので、ずっと人間の歩く速さで後ろからついて行かなくてはならないから、本当に不便である。
でもなかなかクラクションを鳴らすってわけにもいかないのかもしれない。

「クルマですよ~」と教えてあげようかと思ったけど、しばらくしてやっと気づいたようだった。

・・・

そうかと思ったら今朝は狭い道路で、やはり私の後ろから来て横を抜かして行った普通の車の前に、女性が歩いていた。
その車は軽トラだったかな?ガソリン車であり普通にエンジン音がしているのだが、なぜか女性は気づかずに、車道に出っ張って歩いているから車が追い越せない。

女性の後ろを自動車が、その自動車の後ろを私が歩くと言う感じで、その自動車もまた人間と同じ速さで進んでいく。

いつになったら気づくことやらと思っていると、なんと女性は端によけるどころか、だんだん道路の中央によっていくではないか。

そうして、ついには後ろを見ることもまったくなく道路を斜めに渡って行ったのだった。

何でそこまで車の進路を妨害して気づかない?車の存在がわからない?

もしかしてイヤホンでもしていたのかな?と思ったが、見えなかった。

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