花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

ミヤコアザミなど

2013-10-08 | 山野草
ブログ
■湿地にて②■10/7
昨日出かけた湿地は自宅から車で30分ほどの場所です。今年初めて知り植生豊富な場所だとは認識していました。でも、まさか「ミヤコアザミ」があるとは思ってもいませんでした。丹念に観察を続けている先輩の成果の賜物です。
前に「スイラン」の株を見ていたので開花を楽しみにしていましたが蕾ばかりでした。再度訪問せねばとおもったのです。でも、目的のミヤコアザミは丁度の開花で喜ばせてくれました。
徳島県で認識せず「変わったアザミがある」とみたことはあるのですがわかってみたのは初めてなので「お初、初見の花!」です。
アザミとは名がついていますが「アザミ属」ではなく「トウヒレン属」です。
              

              

              

              

              

      

      

      

      

      
ミヤコアアザミ(キク科・トウヒレン属)
高知県植物誌によるとトウヒレン属は9種記載されています。その記載文の中に 「山脇が1941年に高知市で採集したものが最後の記録で、絶滅の可能性が示唆される」とあります。それを見られたのです。初見であり、なおかつ70余年ぶりに再発見されたものを眼前にしたのです。嬉しくて似たような画像を載せた気持ちわかって頂けると思います。
高知県内に生育するトウヒレン属の9種のうちコウシュウヒゴタイ・・トサトウヒレンミヤマトウヒレンキリシマヒゴタイ・ヒメヒゴタイそしてミヤコアザミ6種を見ています。画像も併せてご覧ください。
トウヒレン属も妙に好きなので本当に嬉しく、再発見したS氏の日常的に活動する熱意に深謝し拍手を送るのです。この場所は大切に守りたいと立ち去りました。
場所移動しあれこれ見られましたが2時間足らずで満足いや大満足の観察となりました。
      
ノダケにキアゲハの幼虫
      
アオモジ
            
タチカモメヅルの袋果
      
アゼムシロ(ミゾカクシ)キキョウ科
群生して咲くのでこうして1つの花をみたことがありませんでした。左右相称だとよくわかります。そして蛇が鎌首を持ち上げた様にみえるのが雄しべが葯を合着し花柱を取り囲んでいる部分です。
      
コシロネ
            

            
キクモ
      
シソクサ    
            
ヒロハイヌノヒゲ






コメント (2)
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