Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

縦に積まれた味わい

2024-05-02 | 雑感
リゲティの「13楽器の為の室内協奏曲」をお勉強している。興味深いのは楽章ごとに異なる四人に献呈されている事だろうか。聞いたことがあるようなモエディという人の外ツェルハ夫妻の二人に、先ごろ亡くなった大俳優のヴァルター・シュミディンクの四人へである。

細かなアナリーゼもまだあるが、興味深いのはやはりサンドラ・ヴェレシュの影響もあるだろうということで、その楽譜が当然のことながらIn Cで書かれているからこそ余計にその半音階のトナールが際立つ。この辺りも映画だけでなくて生前中によく売れた背景でもある。そしていかさまな指揮をしようと思えば幾らでも出来る原因にもなっている。要するに真面な演奏が為されるようになるかどうかがこの作曲家の作品の将来性を左右すると思う。

髭剃りの充電池を更に調べた。結局二日しかもたなかったが、電圧は4.3V程迄あって、電流量も400mA程あった。電池を新しくすれば結構使えるのは間違いないだろう。但し幾ら出すかで、ドイツではバッタものでも8ユーロ程は最低する。そしてプラスティックも結構経年変化を起こしているようで電池を取り換えたりしたら緩んで割れて仕舞うのも時間の問題だと確認した。10年以上は使えるということで最低価格に近くなったらやはりここで購入しておこうと決心した。

また水洗いしたらやはり中身が少し湿っているのを確認したので、開封を繰り返していたら直に壊れるようになるだろう。それでもこれであと数週間ぐらいは充電を繰り返して使えると思う。出来れば安い電池を日本から調達したい。

髭剃り器の本体ももう少し安くなるのを待っている。在庫処分のようで大分出ているようだが、上手く買えると良いと思う。現在使用中のものも電池が強くても速度が少し遅い感じがする。特にフィリップスの磁気の歯磨きと比較すると物足りない。現行のものとの差異も調べておかないといけない。

月曜日に走った時に最近手を入れている玄武岩の採石場の深い穴を覗き込む展望台が出来上がっていた。それ以外にも二カ所ほどの掲示板の準備も出来ている。先日場所を聞かれたりしたので最近話題になっていたのだろう。

ワイン愛好家にとってはなんといってもユニークなバサルト土壌のキルヘンシュッテュックと呼ばれるドイツ最高額のリースリングを輩出するグランクリュ地所を形作る遠因になっている採石場である。そこから砕石した玄武岩をリフトに乗せて谷まで運んでいた。そこの途中にあった地所にリフトから零れ落ちた玄武岩がその土壌の味覚になっているのである。ある意味人工的な遠因があったのであるが偶然にそうなったに過ぎない。

同じような地所がダイデスハイムにもあって、そこはワイン地所の間を道を通すために石垣にした事で、様々な土壌が縦に積まれることになったので独自の土壌の個性が出来上がった。段々になったテラスが作業効率で斜面に均されたりと個性が弱くなる一方でその逆もあるという事だ。但し特別な個性を作るために何かを撒いたりというのは受け入れられない。グランクリュの指定にはそれなりの審査がなされる。



参照:
新調する前に充電池を 2024-04-30 | 生活
ロールオーヴァーべートヴェン 2017-03-20 | 雑感

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夏の衣装も準備しておく | トップ | 環境音への考慮 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿