股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

レミニセンス

2022年01月11日 15時04分11秒 | 映画評論ヤラワ行

製作年:2021年
製作国:アメリカ
日本公開:2021年9月17日
監督:リサ・ジョイ
出演:ヒュー・ジャックマン,レベッカ・ファーガソン,タンディ・ニュートン
映画『レミニセンス』オフィシャルサイト

世界中が海に沈んでしまった近未来。他人の記憶に潜入する能力を持ったエージェントのニック(ヒュー・ジャックマン)のもとに、検察からある仕事が舞い込む。それは瀕死の状態で発見されたギャングの男性の記憶に潜入し、謎の多い新興ギャング組織の正体と目的を探るというものだった。男の記憶に登場する女性メイが、鍵になる人物だとにらむニック。彼女を追ってさまざまな人の記憶に潜入していくが、その裏では巨大な陰謀がうごめいていた。
『グレイテスト・ショーマン』などのヒュー・ジャックマン主演のSFサスペンス。世界中が海に水没した近未来を舞台に、他者の記憶に潜入したエージェントが凶悪事件の鍵を握る女性の行方を追う。監督はドラマ「ウエストワールド」シリーズなどに携ったリサ・ジョイ。『ドクター・スリープ』などのレベッカ・ファーガソン、『リトリート・アイランド』などのタンディ・ニュートン、『クリミナル・アフェア 魔警』などのダニエル・ウーらが出演する。

全世界渇望のハリウッドSFサスペンス超大作…!?あらすじにはこう書かれているけど全世界が渇望するほどの映画ではないことは確かです(笑)まぁ、つまらなくはなかったけども。世界が海に沈んでしまった近未来を舞台に、記憶に潜入したエージェントが、魅力的で謎多き女性の行方を追うSFサスペンス。クリストファー・ノーランの弟が制作ということで「インセプション」にどことなく似ている…。
水没した街並みの映像美や、昼夜逆転して生活を送る人々という設定は面白い。けどその設定が活かしきれてないのが残念なのです。水に沈んだ世界&記憶に潜入という設定なら、もっと巨大な組織との対決くらいは出来たと思うが…。主人公のニックがしていることは一目惚れした女性を執拗に追いかけること。まぁ多少の事件は起きるものの、そうじゃない感はありました。恋愛映画として観ればそれなりに楽しめました。
記憶に潜入して過去にタイムスリップするという話は難しそうに感じるが、意外と話は分かりやすいですが、期待していたほどのスケールの大きさは感じられず、内容は個人的で小さい話でしたね。
人生は様々な事が起きるが、過去に留まるのも、未来を生きるのも、選ぶのは人それぞれなのだというメッセージ性は良かったと思います。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
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