京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の使い惜しみ時間」

2019-08-29 09:23:18 | 時計修理

8月29日木曜日。雨が降るらしい予報。
昨日は長崎、佐賀の集中豪雨にテレビに釘付けで不謹慎ですが昔住んでいた佐世保、平戸の懐かしい映像を探していました。

今朝の京都は小雨。相変わらず北大路駅北口のPL教団のにめくりカレンダーを見て工房へ向かいます。
「必要ものは惜しまず使いましょう」がタイムリー。
「選手の使い惜しみ」
そうや!これを阪神のボンクラ矢野に言って聞かせてやれ!と思う。
また一点差ゲームを監督・コーチの采配ミスで落とす。
9回の裏せっかく相手のハンブルで出塁。ところが大山の併殺打であえなくゲームセット。
大山君は1試合にヒット一本で打ち止めの統計。柳の下に二匹目のドジョウはいないのだ。
ピンチヒッターも出さずに漫然として負けた。

阪神の「使い惜しみ」にNHK解説者の指摘はない。
「靴の上から足をかく」「二階から目薬」の解説なので精神衛生上消音で楽しみました。
名選手は監督批判はしないように刷り込まれて育つのでリタイヤ後、解説者に起用されても監督の批判はできないのだ。
そこで野村克也、岡田彰伸、吉田義男のような監督経験者でないと野球解説はつまらない物になる。
マテオの走塁失敗、福留のブレーキも監督・コーチの指導力の問題でしょう。

「人生の使い惜しみ」
東京の女性は20歳代で賞味期限切れだという、京都の女性は30歳から女性の本当の価値が上がってくる違いがあるようです。
「私はアラさ~だから」とあきらめたようにつぶやく東京の人に寂しい違和感があります。
ひょっとするとこの人自慢してはるのやないか?と思ってしまう。

京都の暮らしでは東京とちがって猫と女性の価値観が違うのでしょうね~。
特に西陣の猫は貴重です。コンビニでのご褒美のマタタビ売り場が違います。

京町家では貴重なふすまや障子、家具を傷めるので家猫は少ない。希少価値の米屋さんの働く猫が可愛がられています。
女性は伝統工芸品の伝承者として貴重な存在になっています。皆さん茶道、華道など何かの先生なのだ。
京都で猫と女性には敬語を使うのが一般的です。
女性に「お母さん」「おばあちゃん」と呼び掛けてはいけません。「おくさん」が正解。
「ソックス猫はん!ネズミ咥えてあっちへいかはったでぇ~!えらいなぁ~うちの旦那より働くわ~!」
といわれて怒ってはいけない。京都では旦那より猫のほうが偉いのだ。

「時計の使い惜しみ」
「自宅に何本か時計があるけどいつも使えるようにしているものは1本だけ」
時計電池交換で工房に持ち込むのはいつも1本だけ。
そのうちに電池から液漏れしてしまう。

漆細工ものと時計は使ってナンボ!

今週の日曜日は松尾大社「八朔祭」
旧暦8月1日のお祭りです。京の「八朔祭」は松尾大社で〆。
この日は漆の盃で頂く日本酒の銘柄に凝る。今年は秋田の「刈穂」を準備しました。

「必要ない酒は飲み惜しみ」をするな!とPL教団さんが言うからぁ~がんばって飲みましょうね~!











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