京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の晦日時間」

2021-02-28 09:10:29 | 時計修理

2月28日日曜日快晴の朝になりました。

二月はコロナ禍で規制がはじまって外出自粛ムードで最悪な月になりました。出かける予定がないので時計も要らないのだ。コロナ禍で初めて分かったことでした。

そんな落ち込んでいる折、昨日は日本酒「雄町」の差し入れをいただきました。お客様からの応援に心温まります。こんな散々なときに食べたいのが日本酒に懐石料理。

母親の介護中に願掛けで3年ほど「日本酒断ち」を続けていました。おかげさまで無事に三回忌まで済ませることができた。今年に入って復活!こんなときに日本酒の差し入れは嬉しいものでしたね~。

今月から始めた宅配便の修理受付もトラブルなく進んでいます。予測とおり?京都から東京へ人事異動で引っ越したお客様からの依頼が多い。なかには瀬戸内の島からの依頼もありました。私の岡山市で店長時代からのお客様だというので嬉しく驚きました。

勤めていた清算された時計販売会社「ウオッチマン」のユーザーにせめて対応したい思いで始めた工房です。日本人観光客の女性たちがパリのブランド店でいきなりシャッターを下ろされた悔しさを何とかしたいとオフプライスの全国チェーン店のバイヤー時代がありました。何とか国内でもパリ・バンドーム広場のプライドショップの価格にあわせたいことが夢!そんないまでもファンがいてくれるのがありがたいものです。また工房があることで病気で亡くなった女性従業員の家族の皆さん、新しい道を歩き始めた人にも「ウオッチマン」で働いていた年数を誇りに思えるようになったという知らせもありがたいものです。

思い出すのが「晴れの日」倒産事件。博多店の店長さんが成人式の晴れ着を自腹で調達して式に間にあわせたことで「晴れの日」の会社での思い出が悲惨なものにならなかったことでしょう。「銅貨が詰まった壷に金貨がひとつでも入っているとつぼの価値が上がる」ということだと思う。

明日から3月が始まります。まだ市場は向かい風の厳しい日々が続きますが前を向いていきましょう。

定休日の水曜日は臨時営業の予定ですが朝一で歯科医に行って来ます。コロナ禍で暇なうちに悪いところは治療を済ませたいのですが11時までは戻れそうです。ご迷惑を掛けしますね~。宅配便での修理受付を始めた関係で休めなくなりましたがコロナ明けまでなんとかがんばりますよ~。お待ちしております。

 

 

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