京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のウイッチアワー」

2018-09-07 09:24:35 | 時計修理

9月7日金曜日。仏滅。
先日の台風21号の京風台風でハウスダスト・アレルギーにやられた。
今回の台風で一番被害を受けたのがアレルギー。
工房も自宅も古い築不詳の京町家なので真っ黒いススが入り込みました。

症状は風邪と同じで熱が出て関節の節々が痛くなって喉がやられます。
ここ2~3日体調が悪い人はハウスダストを疑ってください。

今回も一応マスクで自衛したのでなんとか工房にはこれた。ところが屋外でのマスクは風評被害に神経質になっています。
私の人相が悪いので富田林から逃げ出した人ではないか?ウサギのタトゥーを入れているのか調べろ!なんてことになりそう。
結果として屋外の砂埃も強烈でアレルギーが悪化した。

今朝の雨は砂埃を流してくれるので慈雨のようにありがたい。
砂埃を吸ったのでエビスビールで流そうとコンビニへ行く。アサヒビールの新作が並んでいたので味見!
飲みやすいビールで嫁さんはこっちのほうがいいという。私は苦味が今一つか?
やはりエビスビールの壁はこえられませんでした。
京都で一番美味しいのが恵比寿ビールじゃ~!

「ウイッチ・アワー」魔女時間。
ヨーロッパでは魔女時間にどこからかコツコツと靴音が聞こえるとまた一人子供が連れ去られるという。
ちょうど日本の丑三刻とかぶります。
丑の刻参りで有名なのが金輪の井戸がある下京区から貴船神社まで通う恨みエネルギーの塊の人がいた。
火鉢で使う金輪のさかさまにして頭にかぶり3本の足の個所にローソクをさして呪う。この灯火のタイミングがむずかしい。
貴船神社の足場の悪いところで着替えたりすると面倒。またローソクに火を付けるための火種も必要です。
一番肝心な丑の刻の時間はどこでわかったのか?
やはりカシオBABY-Gが似合う。Cartier、Hermèsではすべってころんだ時の修理費用が大きい。

魔女時間はこの時間帯に様々な薬品を作ります。光熱費が高いお仕事なのだ!
代表的なのが惚れ薬。これは効果が3時間ほど、永続性が課題です。
真夜中に惚れ薬を作っても使う相手が寝ているので無効なのだ。夜中に書いた手紙を朝読むとうんざりするのとおなじ。
惚れ薬の保存料を開発出来たらノーベル賞ものだ。

ほうきに乗って空を飛ぶ機能があるが真夜中は危ないでしょう。暗闇を飛ぶのが怖い!
日本も六条御息所の魂が夜間飛行に成功したという。たぶん怖かったと思う。

ヨーロッパではでは晩鐘が鳴ったのちに仕事をしてはいけないルールがあります。
つまり魔女は常時夜間の過労問題が出てくる歴史的ブラック企業。
では魔女はいつ寝るのか?
24時間制なので8時間勤務の3交代制だ。日本の企業と似ています。
6時間勤務の4交代制では時間給が低くなって生活できない。日本では魔女さんも鬼のように働くのだ。

魔女時間より怖いのが気象庁トリック時間。
東南海地震で脅しておいて今度は北海道でした。まったく当たらない予想屋だ。
危ない原発が停止していたのが不幸中の幸い。

結局、国内ではどこで地震が起きるか全くわからないのだ。
所詮ゼネコン各社が工事をやりたいところが地震予想地域なのだと思う。

政治が悪いと天気も悪い。明日は岡崎の平安楽市!
お天気が心配だね~。




コメント
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