8月22日
5月に亡くなった父の初盆、施餓鬼法要のため愛知へ帰省した際、隣町の長久手市にある『勝入塚』(国指定史跡)に立ち寄ってみました。
この勝入塚(しょうにゅうづか)は羽柴秀吉方の武将、池田恒興の戦死地を示す塚です。
池田恒興は剃髪してからは池田勝入を名乗りました。
信長亡き後、秀吉は賤ヶ岳で柴田勝家を破り、勝家は北ノ庄城に戻って自害。まさに天下人にならんとする秀吉に次に立ち向かったのは織田信雄(信長の次男)・徳川家康連合軍。
秀吉軍は楽田城、信雄・家康軍は小牧山城に陣取り、睨み合いが続く中、秀吉方の池田勝入、森長可、堀秀政、羽柴秀次は小牧山城から家康を引っ張り出すために家康の本拠地三河へ進軍を開始。
長久手古戦場跡
天正12年(1584年)4月9日、秀吉諸将軍とその後を追った家康軍は長久手の原で激突。
前線で戦っていた森長可が狙撃されて討ち死にしたのを機に秀吉諸将軍は態勢を崩し、信雄・家康連合軍の勝利となりました。
長久手市郷土資料室(入館無料)
そりゃ、やっぱりあるよね~、NHK大河ドラマ『どうする家康』とのタイアップ(笑)
館内には家康役の松本潤さん、秀吉役のムロツヨシさんのパネルがありました。
時間の関係であんまり長居できなかったのがちと残念。。。
資料室の南側には長久手の戦いの中心となった地形が縮景という形で表現されていました。
『どうする家康』では小牧・長久手の戦いは8月20日に放送されましたね。この戦いにおける徳川四天王のうち、榊原康政、井伊直政、本多忠勝活躍のシーンが良かったな。
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