田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

コンプライアンス 服従の心理 (COMPLIANCE)

2019年07月27日 15時20分26秒 | 日記

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「compliance movie」の画像検索結果

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 2004年、米ケンタッキー州のファーストフード店に警察官を名乗る男から電話があり、従業員だった少女が窃盗の濡れ衣を着せられ、身体検査と称して性的行為を強要された事件を映画化し、権威へ服従してしまう人間の心理を描き出したサスペンス。アメリカのあるファーストフード店で店長を務めるサンドラのもとに、警察官と名乗る男から電話が入る。男は女性定員のベッキーに窃盗の疑いがあると言い、サンドラに対してベッキーの身体検査を命じる。警察官の言うことならばと指示に従ったサンドラだったが……。監督は本作が長編2作目の新鋭クレイグ・ゾベル。(映画.comより)

<2017/6/1 録画鑑賞><ネタバレあり>

 

 

 

 今頃すみません。劇場で鑑賞した作品を優先していると、ついついこ~んなに後回しに。ラチがあかないので、交互に書くことにしました。どうでもいいことをすみません。

 しかし、こんなことが実話だなんて。少しは脚色されているのかもしれないけれど、みんなアホすぎる!なんでこんなことが許されたのか。なんでこうなってしまったのか。もちろん、コトが起きてから冷静な状態で考えるのと、現場にいたのとでは、すべてが違うのだろうけれど、後からだとなんとでも言えるのかもしれないけれど、これはないわ(と思いました)。

 犯人は最初から確信犯。犠牲となる女性のことを調べ上げたうえで、挑発にうまく乗るだろう上司の性格まで把握してから、犯罪にトライしたのだろうと思われます。そして、無理くりに進めるため、忙しい時間帯を狙って電話をかけたのだろうし、冷静な知能犯に自分の判断力を過信している女性(上司)がかなうわけはないのですが、それにしてもなんで、と思います。

 脛に傷を持つ(兄に逮捕歴がある)若い女性従業員と、「自分はもっと評価されるべき」「(結婚を考える)彼氏だってちゃんといるのよバカにしないで」と自負している女性上司。な~んにもしていない従業員がいくら無実を訴えても、”警察”を名乗る男の「兄が逮捕されたことがあるだろう」の一言に皆が「あ・・・彼女なら(万引き)やってるかも」という目で見てしまう。また、「本部への連絡はこちらでする。君なら今、判断できる能力があるはず」と乗せられてしまう上司。忙しい時間帯に、たった一つの電話に外部の人間まで巻き込み、あろうことか若い女性を丸裸にしたうえ、ものを隠してないか陰部までチェックさせるって・・・。これだけの大人がいて、なぜ止められなかったのか。なぜ「おかしい」と思わなかったのか。まぁ後からだとなんとでも言えるのかもしれないけれど、なんとも後味の悪い映画でした。

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