徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

北京オリンピックで気になること

2008-08-17 21:22:04 | スポーツ一般
 今回のオリンピックは正直なところ、日本選手の活躍ははあまり期待していなかった。前回のアテネの成績は出来過ぎだと思っていたからだ。しかし、その予想からするとよく頑張っていると思う。ただ、気になることが二つある。
 その一つは今のところ、金銀銅を問わず、メダルを獲得した個人種目の半数以上が前回大会に続けて獲得している点だ。つまり、これは言いかえれば、ベテラン勢を乗り越える若い世代の台頭がないということも言えるのではないだろうか。日本としては今回まではまぁいいとしても、次回のロンドン大会はどうなるのだろうかと心配だ。これからの4年間でそれが取りこし苦労だったということになればいいが。
 それから二つ目は、男子の球技種目の低迷だ。バスケットボール、ハンドボール、ホッケー、水球などは出場権すら取れなかったし、出場したサッカーやバレーボールには落胆させられた。各種目ともそれぞれ頑張っていることは認めるが、国の総合的なスポーツ力というのは、球技種目に表れると信じているのでこの先が心配だ。それにひきかえ、女子は出場したバレーもサッカーもホッケーもよく頑張っていて、メダルを獲る獲らないには関係なく、目に見える成果として表れている。これは今後それぞれの種目の普及発展に必ずつながっていくと思う。個人的には次回のロンドンには男女そろって水球に出場してもらいたい。