大阪はもらえるもんはなんでももらう。籠池理事長や野々村竜太郎さんみたい人が高い評価を得ます。私もその手の人物です。カードカルトで多くの大会ができなくなったわけは、、

最近、医療費の支払いの明細がけんぽから届きました。
月ごとの医療機関ごとの通院日数、けんぽ請求医療費、自己負担額が書かれています。
これって、大阪では、実際に支払う自己負担額と書かれている自己負担額が一致しないのが当たり前なのですが、関東の知人は、関東の方では一致しているといいます。
大阪人から見ると、非常に不思議です。
どうして関東って、実際に支払った自己負担額と明細に記載されている負担額が一致しているのか不思議でなりません。
大阪では、整骨院にしろ、内科にしろ、歯科にしろ、まったく一致していません。書かれている自己負担額より実際に支払う自己負担額がはるかに少なくなっています。
大阪の医療機関では、治療費や報酬を水増しして、けんぽに請求するのが当たり前になっているからです。
明細で一致するのは、水増しのしようがない薬局と日本で最初にコンタクトレンズ処方を始めたハマノ眼科だけです。ハマノ眼科の場合、コンタクトレンズのメンテで通う人が多く、広範囲から患者が集まります。阪急沿線の人も多く利用します。そのため、不一致だとけんぽにチクる人も出てくるので、一致させていると思われます。
籠池理事長が、建設費を水増しして、国土交通省から補助金を大目にもらっていたり、野々村議員がカラ出張をして、政務活動費をもらっていたのは、大阪の感覚では、私は、当たり前でおかしいとは思いません。
むしろ、そういう人に対して、「頭がよい」という事で、高評価をします。
私の経営しているトレーディングカード専門店・カードカルト。
かつては、京都府・大阪府・奈良県・兵庫県に１４店舗展開していましてた。現在は、三宮に１店舗だけ。デュエルスペースがないので、現在は大会は行っていません。
カードカルトは、かつては関西資本としては、関西エリアで最大のチェーン店でした。
デュエルスペース（対戦場）では、いろいろなカードゲームの公式大会を開いていました。公式大会は、メーカーがいろいろな媒体に告知をだしてくれて、景品（プロモカード）を送ってきてくれます。優勝者に渡されるプロモカードには、５０００円以上の値が付くこともあります。
デュエルマスターズというカードゲームの公式大会だけは最後まで行っていましたが、バンダイ、ブロッコリー、ブシロード、リセ・・それらのメーカーが行なう各種トレカの公式大会は、次々とカードカルトで開催できなくなりました。
タカラトミーのデュエルマスターズだけは、余ったプロモカードは返却しなくてもよかったのですが、他のメーカーは、すべて、余ったプロモは、返却しないといけないことになっていました。
プロモは、非売品なので、ええ値で売れるので、返却したくないので、大会募集人数と大会参加人数を同一に報告したり、実際には大会を開催していないのに開催したとして、余りプロモは一切返却しないことにしていました。
そのため、メーカーにチクリがいっぱい入り、次々と公式大会ができなくなりました。
当時、大阪にあっても、東京が本店のカードゲーム屋は、みんな、まじめに、余ったプロモカードを返却していました。
大阪のカードゲーム屋は、どこも、うちと同じくごまかして、返却していませんでしたが、たいがいが１店舗だけの経営なので、おめこぼしを受けていたようです。
カードカルトだけは、大手にも関わらず、虚偽大会報告書を提出、プロモカードを絶対に返却してこない悪質な店という事で、各メーカーから、公式大会ができない店とされてしまいました。
私は、思います。
大阪には大阪の土壌がある。東京での価値観を押し付けるなと。
水増し請求、かめへんやん。それが当たり前。どこが悪いと思います。
私は、むしろ、そういう水増し請求をしない方がアホだと思います。
関東の整骨院の開設ブログで、大阪では、整骨院の診療請求の８割が４ヵ所けがとなっている。大阪は、町中にギブスと松葉づえの人があふれかえっているのか。という皮肉記事を見たことがあります。
私も、健保からの問い合わせ書類が来て、４ヵ所けがをしていることを知りましたが、そう書かないとと健康保険の点数が増えないので、整骨院がもうからないので、別にかめへんやんと思いました。
けんぽへの回答書は、以前は、整骨院側で書いてくれましたが、ここ３年間くらいは、整骨院が作った下書きを見ながら自分の文字で書くようになっています。
私は、酒を飲まないので居酒屋なんかに行かないのに、居酒屋の入り口で転び、打撲したことになっていたりして、笑ってしまいます。
整骨院には、月初めに、書類にサインを書かされますが、署名欄だけがくりぬかれたクリアファイルの上で、サインだけします。
あとは、整骨院の方で、上手に、健康保険が適用されるように書き込んでくれます。
常識的に、３割負担で、１回２０分手もみしてくれて、自己負担金平日・土曜　１８０円。祝日９０円。逆算してもとの治療費６００円か３００円。そんなわけないでしょう。
実際には、２７００円－３８８０円となっています。その３割が名目上の自己負担金となっています。が、実際に支払うのは、９０円か１８０円というわけです。
でも、大阪の医療機関は、整骨院に限らず、内科でも歯科でもみんなこんな感じです。
実際に支払う自己負担額が増えれば怒りますが、けんぽに対する請求だけがどんどん増えていっても問題にする気はありません。
むしろ、明細上の自己負担額と実際の自己負担額が一致するアホ正直な診療機関があれば、アホちゃうかと思うくらいです。