暇人映画

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誘拐

2019年11月04日 22時16分37秒 | 邦画>★★
1997年/邦/大河原孝夫監督/永瀬正敏 渡哲也 酒井美紀 柄本明
2019年11月4日 テレ東午後のロードショー〔ホリデースペシャル/特選!日本映画!〕

【あらすじ】
経済界の大物である、東昭物産常務跡宮氏が誘拐された。捜査一課特殊犯捜査第一係長津波(ツバ/度)と、ロス市警から凱旋したばかりの若手刑事藤(永瀬)も、捜査班に加わる。犯人からの要求は、身代金3億円を東昭開発監査役の神崎氏に運ばせること。しかも報道全局に生中継させることであり、それに従って走り回された神崎は、半ばで倒れた。神崎に代わって犯人が指名したのは、東昭銀行専務の山根氏だった。山根もまた、走り回された末に昏倒。後を引き継いだのは、津波、そして藤。かくしてカネは指定の場所に届けられたが、バッグはすり替わっておりカネは消えた。
劇場型にして巧妙な出口で、身代金の確保を成功させた犯人。どうもカネのみが目当てではなく、公開処刑の様相を孕んでいる。選抜された被害者や目撃者やなんやから浮かび上がるのは、山梨県旧下加佐村で26年前に起きた、アキワ公害訴訟事件だった。
果たしてことの真相は。そんな時に、津波は胃癌で入院する…!


ゴジラ監督でお馴染みの大河原孝夫による、ミステリー。3億持って走り回せば大抵のオッサンは心臓がやられるだろうという、不思議な根拠に基づいた犯行。まあお陰で、都内観光を東京マラソンよろしく楽しめたわけだけども。
新宿!代々木!芝!新橋!銀座!日比谷! 普段ハイヤーで移動していそうな偉い人たちが、よく迷いもせずに目的地に向かえたな。まあ、サポーターが山盛りいたから楽勝か。
奇遇にも、自分も今日品川から新橋辺りまでを適当にぷらぷら歩いた直後でありました。
ダーティーハリーとかダイハードとか思い出す。

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