2014年／邦／山口義高監督／北村一輝 蓮佛美沙子 寺脇康文 浅利陽介 戸次重幸 津田寛治
2023年2月23日 ＢＳ松竹東急 よる８銀座シネマ
【あらすじ】
班目久太郎（北村）は加賀藩の武士であったが訳あって江戸に単身赴任、士官先を求める傘張り浪人なのだ。乙女座のＢ型。そんな彼が、猫派と犬派の侠客争いに巻き込まれる。ばかばかしいので斬るように依頼された猫玉乃丞（雌）を見逃したら、家に居着かれた！猫番の用心棒島崎新右衛門（寺脇）、新右衛門を仇とする新猫番前場新助（浅利）、猫の世話係女中お梅（蓮佛）なども絡み、久太郎は玉乃丞に翻弄される…！！
猫の日特集第二弾。
真面目なハナシかと思ったらふざけていたので、大変好感度がよろしい。加えて津田寛治が出ているところも良いが、ここまでふざけた作品ならば是非メガネでお願いしたかった。それほどまでに津田寛治のメガネは良いのであります。アンタッチャブル柴田と並ぶ。
そしておや？ジョン・キューザックが出てる…と思ったら浅利陽介とかいう日本人でした。
2010年／邦／亀井亨監督／カンニング竹山 みーすけ 鶴田真由 山下リオ 甲本雅裕 李千鶴 芦名星 内藤剛志 室井茂 水木一郎
2023年2月21日 ＢＳ松竹東急 よる８銀座シネマ
【あらすじ】
間瀬垣勤４０歳（竹山）。コミュ障により英語教師を引退し、ラジオタクシーの運転手として３年経過。未だ営業成績は最下位のもよう。主たる収入は妻（鶴田）に依存し、受験を控えたお年頃の娘（山下）にも頭が上がらない。気弱なお父さんである。
そんな彼が土管猫＜御子神さん（みーすけ）＞と出会う。妙に懐かれた間瀬垣は、世話をする猫ババア（室井）から彼を譲り受けた。子猫コムギちゃんも一緒である。嫁はんには反対されたが、御子神さんに運命的なものを感じていた間瀬垣は引き下がらなかったね。飼う！の一喝で彼らを家族とし、あまつさえタクシーに同乗させた。間瀬垣のねこタクシーは好評で、成績は上がった。
しかし動物を扱う業態には、法的規制があった。果たして間瀬垣は、ねこタクシーを続けることができるのか。そしてその先に待つものとは…！？
猫の日特集第一弾。
カンニング竹山という人のことはよく知らないのだが、あんなオドオドした役によくも抜擢されたものです。や、ほんとに知らないけどね！？おっさんと猫というのは親和性が高い…いや、猫が無敵なだけか。猫は誰と絡んでもイイ！殊に誰にも臆さない御子神さん（みーすけさん）が、無敵すぎるね。俺んちにも毎朝ゴハンを食べに来る猫様がいるけどさ、不思議と俺っちが沈んでいる時に来てくれたりすんだよね。「慰めに来たぜ！」と言わんばかりだよ。猫はいいよな〜（志村調で）。
1978年／米／ジョー・ダンテ監督／ブラッドフォード・ディルマン ヘザー・メンジース ケヴィン・マッカーシー キーナン・ウィン バーバラ・スティール シャノン・コリンズ ディック・ミラー
2023年2月16日 ＢＳ１２トゥエルビ
【あらすじ】
ベトナム戦争用に品種改良された、人喰いピラニア。奴らが軍の施設から、下流へと放流された！キャンプのチビッコたちが！新規オープンリゾートが！世界中の海が、河川が危ない！！失踪人捜査員マギー（メンジース）と、成り行きで巻き込まれた飲んだくれ親父ポール（ディルマン）が、注意喚起とピラニア駆除に乗り出す…！！
とはいえ、そもそもピラニアを放流しちゃったのはマギーなんだよね…。
はい、ロジャー・コーマン制作ジョー・ダンテ監督による伝説的Ｂ級作品の登場です。録画予約をした時はそんな作品があるなんてことをすっぱり忘れてて、近年公開された「ピラニア３Ｄ」なんだとばかり思っていたのでした。きゃー！ダンテ様ー！というほどのジョー・ダンテファンでもないが、やはりこの手の作品はたぎるものがある。最近時間が取れないので映画を捨てまくっていたのだが、こういう作品なら喜んでチェックするのだ。おそらく今作で＜ピラニア＝怖いサカナ＞という認識が、全人類に植え付けられたのではなかろうか。ダンテ凄げーなー。
しかし序盤研究所にいた＜歩く個体＞は、一体どこへ行ってしまったのか。「殺人魚フライングキラー」につづく！だったのか？あんな奴いたかな？
2016年／邦／嘉納一貴監督／すっちー 吉田裕 松浦真也 酒井藍 池端レイナ 池乃めだか 辻本茂雄 烏川耕一 川畑泰史 末成由美 Ｍｒ．オクレ
2023年2月11日 ＢＳよしもと
【あらすじ】
天竺へ向かう三蔵法師（すっちー）御一行様お馴染み孫悟空（吉田）、沙悟浄（松浦）、猪八戒（酒井）。宿敵ビッグコブラ（池乃）によって、現代台湾へとすっ飛ばされてしまった。ビッグコブラはその姿を美女リンリンちゃん（池端）へと変じ、御一行を天竺へ案内すると騙って復讐を果たそうとする。
吉本新喜劇の舞台を映画化したものなんだそうで、毎度お馴染みの面々に毎度お馴染みのお笑い…と思われる。爆笑はないが、安心の微笑をもって観ていられるありがたい作品。
ウィキペディア様は完無視のご様子で、池端レイナの出演作にも今作を記載していない。ビッグコブラ四天王ツジーモト（辻本）、ピュー（烏川）、カー（川畑）、ゴメンヤッシャー（末成）など、きちんとメモを取りながら観ていた私が馬鹿みたいだ。いや、いいけど…。
2021年／邦アニメ／平尾隆之監督／清水尋也 小原好美 大谷凛香 大塚明夫 加隈亜衣 木島隆一 小形満 坂巻学 小山力也
2023年2月4日 ＮＨＫＥテレ東京
【あらすじ】
ジーン・フィニ（清水）は、映画オタクである。映画の都ニャリウッドで、ペーターゼンフィルムのアシスタントをしている。彼のボスは、＜ポンポさん＞ことジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット（小原）。伝説的映画プロデューサー（小形）の孫娘で、Ｂ級映画を量産している。
そんなジーンが、ポンポさんから自身の脚本作品監督を依頼された。主演は、これまた伝説的名優マーティン・ブラドック（大塚）。助演は新人のナタリー・ウッドワード（大谷）で、主要キャストはほぼこの二人。しかもポンポさんは、ど素人のナタリーにインスピレーションを得てアテ書きしたという。
果たしてジーンはポンポさんの期待を裏切らず、映画「マイスター」を完成させることができるのか…！？
オタク礼賛作品。文化はオタクによって生み出され、リア充どもを平伏させているんだぞという主張に満ち満ちた映画である。
ま、そりゃそうなんだけど、そんなこたオタクは既に知っていることなんだわ。そしてそれを理解して屈服させたいリア充さんたちはというと、…こんな作品観るわきゃねーんである。Ｅテレ土曜の昼間に放送されたとて、これを喜んで観るのはやはりオタクだけ。悲しいかなリア充さんたちは、やっぱりジブリとか細田とか新海とかでないと食いつかない。
なんたるジレンマ。しかも「映像研には手を出すな！」とモチーフが被ってる、ちょっと辛い作品です。個人的には、好きです。この人のモデルはあの人かな、この人はあの人かな、なんて想像しながら楽しめました。
2011年／米／アスガー・レス監督／サム・ワーシントン エリザベス・バンクス ジェイミー・ベル ジェネシス・ロドリゲス アンソニー・マッキー タイタス・ウェリバー エドワード・バーンズ エド・ハリス
2023年2月7日 テレ東午後のロードショー〔特選！地上波初放送〕
【あらすじ】
ダイヤ窃盗の罪で２５年の実刑を受けた元警官ニック・キャシディ（ワーシントン）は、父の葬儀に便乗して脱走を果たした。そして今、ニューヨークのホテルルーズベルトで、飛び降り自殺を図る。ＮＹＰＤは直ちに刑事ドハティ（バーンズ）とマーカス（ウェリバー）を派遣、交渉にあたるが、ニックが指名したのはスネに傷持つ女性刑事リディア・マーサー（バンクス）だった。
実はニック、飛び降りの狂言で衆目の気を引き、弟ジョーイ（ベル）とその彼女アンジー（ロドリゲス）にひと仕事してもらう算段だったのである。その仕事とは、他でもない盗難ダイヤを本当に盗み出すことであった。ダイヤの窃盗は持ち主である実業家イングランダー（ハリス）によって仕組まれたれたことで、彼は保険料でまんまとリーマンショックを乗り切ったのであった。イングランダーの悪事を暴き、自らの潔白を世間に示すため、キャシディ一家は周到な計画を練っていた…！？
大ヒット作「アバター」の続編公開とそれに伴う一作目の放送番宣のため、なんとなく忘れ去られ気味のサム・ワーシントン主演作を放送。公開１２年目にしてようやくの地上波初放送、しかも午後ロード枠というのがなんとも切ない。
リベンジと怪盗をミックスした娯楽作、邦題も何となくコミカルな印象。失敗してバッドエンドにならないことは確定で、あとはどうヒヤヒヤさせたり盗みを完遂するかの手口を楽しむだけ。気楽なもんです。もっとも、劇場で観戦した方は＜高所＞というスクリーン最大の利点を堪能できた訳で。改めて、娯楽作品だな。
2000年／米／ガス・ヴァン・サント監督／ロブ・ブラウン ショーン・コネリー Ｆ・マーリー・エイブラハム アンナ・パキン バスタ・ライムス マット・デイモン
2023年2月6日 ＮＨＫＢＳプレミアム プレミアムシネマ
【あらすじ】
ジャマール・ウォレス（ブラウン）は、ニューヨークはブロンクスに住む１６歳黒人少年。本が大好きな勉強家だが、ガリ勉君はコミュニティにおいて障害になることを理解している。周囲に馴染むためバスケをたしなみ、そちらでも才能を発揮していた。そんな彼が、ひょんなことから寡作の作家ウィリアム・フォレスター（コネリー）と出会う。学校から才能を見出され、名門校に通うようになったジャマール。しかし彼は、その才能を妬まれた…！？
テキトーですんません…。ガス・ヴァン・サントなので録画したのだが、流石飽きずに観られる良い作品だった。昨日のアレとは大違い…いや、アタシとの相性なだけですよ。
1971年／仏／フランソワ・トリュフォー監督／ジャン=ピエール・レオ キカ・マーカム ステーシー・テンデター フィリップ・レオタール シルヴィア・マリオット マリー・マンサール
2023年２月5日 ＴＯＫＹＯ ＭＸ
【あらすじ】
アン（マーカム）とミュリエル（テンデター）、美しい英国人姉妹を愛したフランス人男性クロード（レオ）。妹か、姉か。姉か、それとも妹か。愛し過ぎ愛され過ぎちゃった男、そしてその顛末を小説にしちゃった…！？
何が言いたいのか、最後まで分からず。途中で寝たし。冒頭で骨折したのは…アンと出会うきっかけエピソードだったのかしら？なんだかんだ言って、最終的にブラウン夫人（マリオット）か恋敵ディウルク（レオタール）を選んだら高得点だったが。姉を病死させて妹と結ばれて、やっぱり別れましたってどういうこと？フリントさんが舟を盗まれたっていうエピソードは、何のことだったのか？
原作はアンリ=ピエール・ロシェによる自伝的小説だそうで、この人はこういうオナニー小説を書き続けて女性から嫌われた作家だっという。
むしろ何で出版されたものか？どうして映画化されたのやら！？よほど文体が美しかったに違いない。映画も、エロ目的で観られたかな？
2015年／スウェーデン／ハンネス・ホルム監督／ロルフ・ラッスゴード イーダ・エングヴォル バハール・パルス フィリップ・バーグ
2023年2月5日 ＢＳ松竹東急 よる８銀座シネマ
【あらすじ】
オーヴェ・リンダール（ホルム）は５９歳、スウェーデンの小言幸兵衛である。だが長年勤めてきた職場を解雇され、最愛の妻ソーニャ（エングヴォル）には半年前に先立たれてるしでもうこの世に未練はないと判断。首を吊ろうとしたところに、パルヴァネ（パルス）とパトリックの夫婦は引っ越してきた。何かと助力を求めてくる子連れの夫婦にゃ、世話を焼かずにいられない。自殺を図るたび回想される、若き日（バーグ）の記憶。そして新参夫婦の幼い二人の娘たちを面倒することで、オーヴェの心境も少しずつ変わってゆく…。
スウェーデンなんつーまたマニアックなところから、作品買い付けましたＢＳ松竹さん。ちょっと落語みたいなハナシでした。主人公のジサマが５９歳ってのは、ちと配役に無理があるのでは…いや、５９歳ってほんとはあんななのか？
2019年／邦／綾部真弥監督／渋川清彦 大西信満 ドロンズ石本 桜井ユキ 水野勝 佐藤二朗 寺田農
2023年1月2日 ＴＯＫＹＯ ＭＸ
【あらすじ】
柴犬あたるくんを飼っている、苔学者（渋川）は４０歳独身。同じマンションに住む柴オーナー仲間（大西、石本）と、ふじみ町公園で柴交流を繰り広げている。あたるパパは、謎男ジロウ（佐藤）のチビ柴イチローくんを預かっているのだった。
そんなあたるパパは、ご近所のポチママ（桜井）のことが気になり出した。恋愛にオクテな二人は、ちゃんと前に進むことができるのか…！？
柴たちを愛でる作品。ドラマ版があっての、劇場版なのね。
柴犬ばかりが可愛がられているが、俺は苔のことも可愛がる自信があるぞ。⇦謎主張
