暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

ナイロビの蜂 The Constant Gardener

2018年06月30日 21時19分10秒 | 洋画>★
2005年/英・独・米・中/フェルナンド・メイレレス監督/レイフ・ファインズ レイチェル・ワイズ ダニー・ヒューストン ビル・ナイ ユベール・クンデ ピート・ポスルスウェイト
2018年5月19日 テレ東サタ☆シネ

【あらすじ】
ケニアのナイロビに駐在しているイギリス人外交官のジャスティン・クエイル(ファインズ)はある日、弁護士であった妻テッサ(ワイズ)を何者かによって殺害されてしまう。その真相を追うジャスティンは、背後に製薬会社の絡んだ陰謀があることを突き止める。
<ウィキペディア様より引用>

なんとも社会派ではあったが、レイチェル・ワイズが助演女優賞を受賞するようなアカデミー賞寄り作品なため退屈。ちゃんと観てあげられなくてごめんなさい。
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ロード・オブ・クエスト/ドラゴンとユニコーンの剣 Your Highness

2018年06月27日 21時17分31秒 | 洋画>★★★
2011年/米/デヴィッド・ゴードン・グリーン監督/ダニー・マクブライド ジェームズ・フランコ ナタリー・ポートマン ラスマス・ハーディカー ズーイー・デシャネル ジャスティン・セロー
2018年5月14日 日テレ映画天国

【あらすじ】
モーン王国には二人の王子がいた。兄ファビアス(フランコ)は優秀なイケメン剣士で、弟サディアス(マクブライド)は煩悩丸出し品性下劣な出来そこない。
さて兄王子ファビアスが、魔術師リザー(セロー)のもとから捕らわれの処女ベラドンナ(デシャネル)を救い出し嫁にした。ところが結婚式の最中、リザーが現れベラドンナを奪い返してしまった。再び彼女を救い出せ、でクエスト開始。二つの月が重なる時、ベラドンナと交わることでリザーはドラゴンになるという。奴はユニコーンの角でできた剣でしか殺すことができないぞ。ファビアス、サディアス、そして従者たち。しかしファビアスの従者はリザーに買収されていて、ポンコツなサディアスとその従者コートニー(ハーディカー)が頼みの綱。ほとんど足手まといの二人だが、リザーを仇と狙う新たな美女剣士イザベル(ポートマン)登場。ユニコーンの剣を引き抜いた選ばれし勇者がまさかのサディアスで、イザベルとの間にまさかのロマンス発生か…!?


ファンタジーをモチーフにした下品下劣下賎なコメディではあるが、「日本統一」と「ジャック・ハンター」の反動でうっかり殿堂に入れそうになってしまった。あぶないあぶない。
まあまじめにファンタジーとかやられるよりかはよほど気が利いてる上に、従者⇒王子、王子×王子のカップリングも楽しめる。ファビアス側では公式ネタになっているところも見逃せない。
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ジャック・ハンター/クリスタル・ロッドの謎 Jack Hunter and the Lost Treasure of Ugarit

2018年06月24日 20時56分11秒 | 洋画>★
2008年/米/テリー・カニンガム監督/アイヴァン・セルゲイ ジョアンヌ・ケリー トゥーレ・ライフェンシュタイン ショーン・ローラー マリオ・バッシル/TVM
2018年5月13日 TOKYO MXキネマ麹町〔KIZUNA&URAGIRI~デンジャラスな男達~〕

【あらすじ】
ラルース私立博物館から<ウガリットの秘宝>の鍵となる粘土板を盗み出したトレジャーハンター、ジャック・ハンター(セルゲイ)。同じ秘宝を狙うリットマン(ライフェンシュタイン)に恩師シェーファー教授を殺され、シリアはダマスカスの考古学庁アリ氏を訪ねる。アリ氏の助手ナディア(ケリー)とサイアクのファーストコンタクトをしつつ、案内人運転手のタリクと共に教授が突き止めた秘宝の山ビシュリへ。道中リットマンの部隊に襲われ捕まりつつも、なんだかんだで秘宝の洞窟遺跡へ到着。時まさに秘宝の守護一族<ハシャシン>が<クリスタル・ロッド>の儀式を行っているところだった。このクリスタル・ロッドというやつは別の秘宝<スター・アイ>となんかすることで超兵器として機能するんだとか? リットマン隊とハシャシン軍でなんだかんだ戦闘開始、ハシャシンの長はアリ氏だった? リットマンがロッドを持ち出し、どうする、どうなる…つづく!!!

誰がどう見ても「インディ・ジョーンズ」のパクリなわけです。そんなものは今までに何度も作られていて、糞ダサいセット撮影をデジタル技術で補える時代を迎えた今! このクオリティ。
作品は3部作になってて、言うなれば今作は「序」。しかしこんなんで、観戦者のハートを掴むことができるとは到底思えず…主演俳優たちのご贔屓さんだけに向けた、身内イベントに終わってるんじゃないかって気がしないでもない。
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日本統一

2018年06月23日 20時35分45秒 | 邦画>☆
2013年/邦/山本芳久監督/本宮泰風 山口祥行 白竜 哀川翔 梅宮辰夫 千葉真一 ハチミツ二郎
2018年5月13日 TOKYO MXキネマ麹町〔KIZUNA&URAGIRI~デンジャラスな男達~〕

【あらすじ】
横浜のちんぴら氷室(本宮)が、神戸にトンズラして侠和会系上田組内三上組若頭龍征会会長になるまで…???

正直ど詰まらないし意味も分からないし、やくざの教材ビデオくらいにしか見えないけどそれだったら面白いなとかくだらないことしか考えられなかった糞作品。
糞作品かと思いきや、意外と辰っつぁんだのサニーだの哀川さんだのが出てるのが謎。ハチミツ二郎がボコられ役で出てたのにはひっくり返った。
「2」も放送されてて録画済みだったが、即行で消しました。
今回記事を作るにあたって資料を検索したらば、驚くなかれ2017年までにシリーズが「26」まで作られて完結していた。更に今回記事を作るために入ったネカフェでは「全26作品一挙配信中!」というバカでかいポスターが貼られていて2度驚いた。
こういう作品て、今までピンク作品とかエロ動画とかを作らせてたスジが、<侠気の一大大河ロマン>を目指して無理やり作らせてるんでしょうか。やくざ資本なのは間違いなさそうだが、「日本統一制作委員会」とかいうドキュメンタリーを作ったら、そっちのほうがよほど面白そうだ。
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サイコハウス The Sitter

2018年06月17日 20時47分27秒 | 洋画>★★
2007年/米/ラッセル・マルケイ監督/マリアナ・クラヴェーノ ウィリアム・R・モーゼス ゲイル・オグレイディ マディソン・ダヴェンポート トリスタン・レイク・リーブ ステイシー・ハイダック ジョン・リンドストローム ジョアンヌ・バロン トーマス・カーティス アラン・ブルーメンフェルド/TVM
2018年5月12日 テレ東サタ☆シネ

【あらすじ】
父親カーター(モーゼス)は有能な弁護士、上の子は女児ケイシーちゃん7歳(ダヴェンポート)、下の子は男児マックスくん5歳(リーブ)。母親メーガン(オグレイディ)が職場復帰することになったイーストマンさん一家は、子供たちのために住み込みのベビーシッターを雇うことになった。斡旋サイトから派遣されてきたのは感じのいいチョイブス、アビー・リード25歳(クラヴェーノ)。子供たちもすぐに懐き、お隣オルソンさんちのトムくん15歳(カーティス)もついちんちんが固くなる。
「子供たち、ちょっと懐きすぎじゃないかしら…」と嫉妬心がメーガンを襲う頃、カーターの同僚テイト(リンドストローム)が事故死。これを皮切りに、平和なイーストマンさん一家の周りが不意に物騒になっていく。アビーを不審に思ったメーガンの同僚ショーナ(ハイダック)は、彼女の何を掴むのか。そしてアビーが一家に入り込んだ目的とは…!?


サイコっていうか、まあ些細な動機で殺人できる閾値の低さはあるものの、基本いい子なんだよね。セクハラ親父殺すくらい、いいお仕置きだろ。
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ザ・スピリット The Spirit

2018年06月16日 20時54分54秒 | 洋画>★★
2008年/米/フランク・ミラー監督/ガブリエル・マクト サミュエル・L・ジャクソン エヴァ・メンデス スカーレット・ヨハンソン ジェイミー・キング サラ・ポールソン ダン・ローリア パス・ベガ ルイス・ロンバルディ スタナ・カティック
2018年5月7日 日テレ映画天国

【あらすじ】
デニー・コルト/スピリット(マクト)は、街と猫を愛するマスク・ハット・マントで戦う無敵のヒーロー。ライバルはクローンを操る謎の狂人<オクトパス(ジャクソン)>だが、二人には無敵に関する因縁があった。
ある時サンド・サレフ(メンデス)という女怪盗が現れ、<箱>を奪っていった。サンドはデニーの初恋の女で、奪った箱はオクトパスが欲しがっていた<ヘラクレスの血>、サンドが欲しかったのは<イアソンの金羊毛>だった。女医さん(ポールソン)との恋バナだのかつての女(ベガ)だのなんだかんだの戦いの果てに、スピリットはオクトパスの企みを阻止して街を救うことができるのか…!?


黒・白・赤のコントラストで描く、フランク・ミラー節全開作品。世界観がよく分からず、何をやっているかもよく分からず、人物設定すらよく分からないが<コミック的映像>でかっこいい。
ヒーローモノにオモロい演出を絡めてくれるサービス精神は買うが、どうもロバート・ロドリゲスの影響かなあというギャグの方向性。何か<いろんなものを寄せ集めた>感のある、これといった特徴のないヒーロー作品。原作はひょっとして凄いのだろうか。
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ラーメンガール The Ramen Girl

2018年06月12日 21時42分44秒 | 洋画>★★
2008年/米/ロバート・アラン・アッカーマン監督/ブリタニー・マーフィ 西田敏行 余貴美子 パク・ソヒ タミー・ブランチャード ガブリエル・マン 石橋蓮司 山崎努
2018年4月30日 日テレ映画天国

【あらすじ】
アビー(マーフィ)は有名大学を卒業して4年。やりがいのある仕事にも就けず、男に依存しては職を転々としていた。この度は恋人(マン)がトーキョーに進出したってんで、カレを追って東京に仕事の場を求めた。彼の住まいに無理やり押し掛けたが、男のほうじゃそんな女は重いってんで逃げた。ガッデム! 傷心のアビーはお向かいのラーメン屋に癒しを求めた。ラーメンオイシイ、おかみさん(余)優しい、ワタシ、ラーメンシェフになりマス!
こうして嫌がる大将(西田)を押し切って、無理やり弟子入りしてしまったアビー。言葉や文化の壁を乗り越えて、ラーメンシェフになることはできるのか…!?


まあアメ公が作るとなれば、この程度が関の山だろう。「ミスター味っ子」と「ラーメン大好き小泉さん」観て出直して来い。
私自身は別段ラーメン好きではないが、あの店構えがラーメンの頂点ではないくらいのことは分かる。そんな店のあんな態度の店主にちょこっと弟子入りしただけで、ラーメン戦国時代の何が学べるというのか。そして折角大将に後継者認定してもらったというのに、店を継がずにニューヨークに出店してパスタみたいなヌードルを出してハッピーエンドって何だよそれ。
それと色恋沙汰も余計でした。ラヴ絡めるなら、せめてライバル職人と!
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きみがくれた未来 Charlie St. Cloud

2018年06月11日 21時30分52秒 | 洋画>★★
2010年/米/バー・スティアーズ監督/ザック・エフロン チャーリー・ターハン アマンダ・クルー レイ・リオッタ
2018年4月23日 日テレ映画天国

【あらすじ】
チャーリー・セント・クラウド(エフロン)は、ヨットで奨学生としてイェール大学へ進学できる予定だった。が、11歳の弟サム(ターハン)を同乗させたクルマで事故。自身は臨死体験のすえ蘇生措置で一命を取りとめるが、サムを亡くしてしまう。
5年経過。サムとの約束を守るため、チャーリーは大学へ行かず地元で墓地管理人になっていました。臨死体験の後遺症で幽霊と会話しちゃう彼は、ハンサムなのにイタい奴と巷ではもっぱらの噂。恋人も作らず、夕方ともなれば幽霊のサムとキャッチボールをしたりして遊ぶのだった。
さて街には、テス・キャロル(クルー)という女性ヨット乗りがおりました。5年前から心中密かにチャーリーに憧れていた彼女が、単独世界一周に挑むことに。テスト航行に励みつつ遂にチャーリーとただならぬ仲へと発展したのだが、実はその彼女は<そこに居る人>ではなかった!?あの時チャーリーを蘇生させた救命士フロリオ(リオッタ)の言葉「死ななかった意味」を思い出し、チャーリーはテスを探しに出る…。


<幽霊が視える>となればオカルトホラーの分野だろうが、今作の主人公はおどろおどろしいモノなど一切視ない。生きている人と変わりなく接触している(キャッチボールとか、物理的にどうなってんだ?)という前フリがあるため、テスが幽霊なんじゃないかという可能性はすぐ見破れてしまう。むしろ死んでなかったことのほうが意外だった。
爽やか幽霊モノ、という新ジャンルを拓いた感もあるが、女のために約束を守れなかった兄に「キシャー!」と襲い掛かる一コマくらいあっても良かったんじゃないか。そういうアレじゃないか。レイ・リオッタも実は幽霊だった、とか、実は登場人物のほとんどが幽霊だった、とかいうオチがあっても面白かったのだが。
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欲望のバージニア Lawless

2018年06月10日 22時35分53秒 | 洋画>★★
2012年/米/ジョン・ヒルコート監督/シャイア・ラブーフ トム・ハーディ ジェイソン・クラーク ガイ・ピアース ジェシカ・チャステイン ミイア・ワシコウスカ デイン・デハーン ゲイリー・オールドマン
2018年4月21日 テレ東サタ☆シネ

【あらすじ】
1920年代、禁酒法の頃。ハワード(クラーク)、フォレスト(ハーディ)、ジャック(ラブーフ)のボンデュラント兄弟は、密造酒の醸造と密売を生業としていた。
1931年、バージニア州フランクリン。ジャックは牧師の娘バーサ(ワシコウスカ)に恋をし、マギー(チャステイン)はフォレストの経営するダイナーの押しかけ従業員となった。チャーリー・レイクス(ピアース)が新任の特別補佐官として赴任し、賄賂の要求に応じない兄弟を目の敵にした。ジャックの相棒クリケット(デハーン)は密造オタクで、上質の酒を造った。
一時は絶好調だったジャックも、バーサにうつつをぬかして失敗する。チャーリーに蒸留所がバレてクリケットが殺されると、ついにはチャーリー打倒の戦争の火ぶたが切って落とされた…!!!


祖父の経験談を小説にしたものが原作なんだそうで、つくづく禁酒法時代というのはマフィアの時代だったのだなと認識させられる。
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デッドプール2 Deadpool 2

2018年06月09日 13時44分26秒 | 洋画>★★★
2018年/米/デヴィッド・リーチ監督/ライアン・レイノルズ ジョシュ・ブローリン ジュリアン・デニソン ザジー・ビーツ T・J・ミラー レスリー・アガムズ カラン・ソーニ エディ・マーサン モリーナ・バッカリン
イオンシネマ板橋

【あらすじ】
ヴァネッサ(バッカリン)が死んだ! バカバカ、俺ちゃんのバカ! この上は死んでお詫びを…と思ったがデッドプール/ウェイド・ウィルソン(レイノルズ)は死ねなかった。
じゃあ善行をしようじゃないか。X-MENの見習いになって、暴れるファイヤーフィスト/ラッセル(デニソン)を鎮静化。一緒にミュータント収容施設に入れられて、超能力を封じられたらただの瀕死のオッサンに。未来からケーブル(ブローリン)登場、なんだかんだで超能力が戻りなりゆき脱獄、ラッセルを救出するため<X-フォース>を結成、ラッセルは<ジャガーノート>と組んで虐待の親玉<理事長(マーサン)>を殺しに行く。ケーブルは仲間になってそれを止めろと言う。ケーブル曰く、ラッセルが理事長を殺すと未来が荒廃しケーブルの妻子が殺されるんだそうな。じゃあ止めるか! X-フォースももはやドミノ(ビーツ)しか残ってないが、いいことすればヴァネッサのところへ行けるかも? 死なないプーやんが遺言を遺す…!?


気が付けばもう6月。今年初の劇場観戦である。
実は1月から勤務地が銀座!なんという絶好の映画館過密地帯ロケーションに恵まれながら…仕事が忙しすぎて映画どころか銀ブラすらもできないありさま。でもデッドプールだけはどうしても観なくっちゃ!なので銀座とは何の関係もない地元で休日に堪能しましたよ。子供の頃に見たらトラウマになりそうな、<背骨バキボキ>とか<上下半身分離引きちぎり>とかあるんだけどそこはデッドプールなので「あらら…」くらいにしか思わない。頭がおかしくなりそう。しかしこりゃ地上波放送は無理だな。円盤買おう。
ドミノの特殊能力が<ラッキー>ということで、これは懐かしのジャンプコミックス「とっても!ラッキーマン」のパクリと思われる。そんなわけない。
「グリーンランタン」ネタも、もはや公認となった。が、残念ながらランタンの駄作っぷりを知る人のほうが少なかろう。「マリリンに逢いたい」「だいじょうぶマイ・フレンド」と並ぶ<伝説の駄作>になる日は近い!?
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