暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

カクテル Cocktail

2022年02月28日 21時08分47秒 | 洋画>★★

1988年/米/ロジャー・ドナルドソン監督/トム・クルーズ ブライアン・ブラウン エリザベス・シュー リサ・ベインズ ケリー・リンチ ローレンス・ラッキンビル ロン・ディーン
2022年2月14日 NHKBSプレミアム

【あらすじ】
ブライアン・フラナガン(トムクル)は、兵役を終えて一旗揚げようとニューヨークへやってきた。やっぱウォール街っしょ、と就活するが、学歴のないやつは門前払い。バイトでバーテンダーを始めました。先輩のダグラス・コグラン(ブラウン)は良き師匠、良き友となり、共同経営で店でも開こうかってハナシになる。しかしオンナのもつれから袂を分かち、ブライアンはジャマイカで武者修行、ダグはNYで結婚した。
さてジャマイカで出会ったジョーダン(シュー)と秒で恋仲になったブライアンだが、ダグとの賭けでボニーとかいう金持ちオンナ(ベインズ)を口説くことに。
マジカノに誤解され、遊びの女にマジ惚れされ、モテる男はツラい!なんてことを言ってる場合じゃない、NYに戻ってジョーダンに会うと彼女は妊娠してて、ダグは投資に失敗してた。ダグの嫁も迫ってくるし、ブライアンが目指す将来設計の行方は…!?


こないだ見損ねたばかりだが、BSで放送してくれた。そういえば、トムクル作品を字幕で観るのは珍しいな。
なんというか、バブルの匂いふんぷんたる作品で、あの頃を懐かしみたいとんねるずカテゴリの皆さんにはちょうどいいのかもしれません。
トムクルは言うに及ばずだが、エリザベス・シューがやたら可愛い!こんな美男美女が長続きする訳ねーだろ!

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パディントン2 Paddington 2

2022年02月27日 20時33分15秒 | 洋画>★★
2017年/英・仏/ヒュー・グラント ヒュー・ボネビル サリー・ホーキンス マデリーン・ハリス サミュエル・ジョスリン ブレンダン・グリーソン ジュリー・ウォルターズ
2022年2月23日 テレ東午後のロードショー〔ホリデースペシャル!〕

【あらすじ】
ルーシーおばさん(熊)のバースデープレゼントを、ロンドンの名所を抜粋した飛び出す絵本に決めたパディントン(松坂)。だが世界に一冊のその本は高額で、しかもおタカラのありかを示す暗号が記されていた。それを知るオワコン俳優のフェニックス(グラント)は、パディントンの情報をもとに骨董品店から絵本を盗み出す。しかしその罪は、泥棒を追ったパディントンにかけられて有罪となってしまう。
刑務所暮らしを余儀なくされたクマのパディントン。しかしそこでも、彼は囚人たちと仲良くなるのでした。厨房係のナックルズ(グリーソン)は、パディントンと脱獄を決行。一方ブラウンさん一家(ボネビル、ホーキンス、ウォルターズ、ハリス、ジョスリン)は、真犯人をフェニックスと断定。パディントンの無実を晴らし、フェニックスを懲らしめるため一致団結する…!


前作のニコール・キッドマンに続き、今作ではヒュー・グラントがワル役に。まあ結局、皆憎めないというオチが付くあたり、とても平和な物語です。ぶっちゃけ、パディントンが絵本を所持していない時点で、彼の無実は決定のはずなのだが。
パディントンの吹き替え松坂桃李は諦めたにしろ、ヒュー・グラントが斎藤工なのはいいのかな?まあどうでもいいことです。
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戦国自衛隊

2022年02月26日 19時42分18秒 | 邦画>★★
1979年/邦/斎藤光正監督/千葉真一 夏木勲 渡瀬恒彦 中康次 江藤潤 速水亮 にしきのあきら 三浦洋一 かまやつひろし 鈴木ヒロミツ 岡田奈々 小野みゆき 田中浩 &真田広之 薬師丸ひろ子 草刈正雄 角川春樹
2022年2月23日 BS12トゥエルビ

【あらすじ】
自衛隊が演習に向かう道中タイムスリップ、戦国時代に漂着した!第一発見者は、上杉謙信を名乗る以前の長尾景虎(夏木)。戦車や装甲車、トラックにヘリコプター哨戒艇といった乗り物や、機関銃だの迫撃砲手榴弾などなどに…景虎は大興奮!隊の指揮を取る伊庭三尉(千葉)に一目惚れし、一緒に天下を取ろうとプロポーズ。これを心よく受諾した伊庭は、昔のオトコ矢野陸士長(渡瀬)にケリを付け、武田信玄(田中)の首級を土産に京で結婚式を挙げるべく川中島を大暴れ。しかし武田の軍勢は、自衛隊軍備を持ってしても手強かった。ほとんど裸一貫になった伊庭ら数名は、京に或いは昭和にたどり着くことができるのか…!?

懐かしい。中高生くらいの時までは何度か放送していて、その都度観てたものです。だもんだからリメイク版にゲンメツし、脳内で今作が美化されていたもよう…。
こんなにしょうもなかったっけ?録画保存しておく気満々だったのだが、躊躇わず消去。でもまた観ちゃうんだろうなあ。
自衛隊が戦国時代へタイムスリップ、チート武装で天下統一ってプロットだけで妄想が膨らむオタク垂涎のタイトル。原作を読んだ時は面白かったはずだが、何故こんなことになった…?角川春樹のセンス。
特筆すべきは、鈴木ヒロミツの演技力。ミュージシャンのそれじゃないでしょ。因みに、劇中唯一死亡しないのがムッシュかまやつなのだが、彼がその後どうしたとかそういう回収作業はない。
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人体のサバイバル!

2022年02月24日 21時04分21秒 | 邦画>★★
2020年/邦アニメ/奈須川充監督/(声)松田颯水 潘めぐみ 岩崎ひろし 石田彰 竹中直人
2022年2月20日 NHKEテレ東京

【あらすじ】
元気いっぱいサバイバル少年ジオ(松田)のもとに、ジャングル育ちの元気少女ピピ(潘)が遊びに来た。お腹が減って目を回したピピにゴハンを食べさせようと、知り合いの医学生ケイ(石田)を訪ねて病院へ来たふたり。ノウ博士(岩崎)の大発明<ヒポクラテス号>によりミクロ化したジオと博士は、うっかりピピの体内に侵入してしまう。消化器系から循環器系に取り込まれ、鼻から耳へ、そして脳へ。しかしそこで見たものは、良性ながら成長すればピピの命を奪う腫瘍だった…!?

子ども向けとは分かっていながら、科学的なアプローチで展開する内容であるため観る。時間も短いしね。この手のプロットは「ミクロの決死圏」を筆頭に、「インナースペース」「ドラえもん」「Dr.スランプ」等々で度々お目にかかるが、2020年になってもまだ作られるのか。
原作は韓国の学習漫画シリーズなんだそうで、登場するなりジオが「数々のサバイバルを乗り越えてきた」と紹介されるのは原作ありきのお馴染みさんと認識されていることに基づいているのでしょう。
脳天気なだけのシナリオと思いきや、ヒロイン(?)が唐突に生命の危機を迎えたりする。その前の寄生虫が結構衝撃ではあったのだが、それだけじゃダメでしたか…。
小学生には見て欲しい作品。でももうちょっと、作画は頑張ってほしいかな。あと竹中直人は要らない。
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イントルーダー/怒りの翼 Flight of the Intruder

2022年02月23日 16時35分22秒 | 洋画>★
1990年/米/ジョン・ミリアス監督/ブラッド・ジョンソン ウィレム・デフォー ダニー・グローヴァー ロザンナ・アークエット
2022年2月21日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
ベトナム戦争中の1972年。ベトナムにあるトンキン湾で展開している空母インディペンデンスでは、艦上攻撃機イントルーダーことA-6がいつものようにベトナムへ飛び立っていた。A-6のパイロットだが和平協定を理由にハノイへ飛べず、何の変哲も無い場所での軍事行動で次々と戦友が亡くなることに辟易していたグラフトン大尉(ジョンソン)は、新しくインディペンデンスにやってきたコール少佐(デフォー)に現状を訴える。初めこそ時期尚早だと諭していたコールは、軍事作戦中に仲間の死を目の当たりにしたことからグラフトンに共鳴し、彼と共に独断でハノイへ出撃する。
<ウィキペディア様より引用>

何を訴えたいのか分からないまま、放送は終了。人命がどうとか戦争はこうとか、怒ったり哀しんだりたりするアメリカが、ベトナム国民を想うこともなく爆弾ドカドカ落として「ザマーミロ」という作品?一兵士(海軍パイロット)が勝手に出撃して勝手に爆撃して「俺はあそこを攻撃するのがいいと思ったんだもん」とか、そんなことできるの?終盤もなんか、作戦は途中でどっかいっちゃって、不時着した中佐(グローヴァー)を助けようぜという不毛な行動の末相棒はデッド。序盤では相棒の死を女々しく思い煩っていたくせに、デフォーを失った後のラストは笑顔でした。
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ボブという名の猫/幸せのハイタッチ A Street Cat Named Bob

2022年02月22日 22時22分22秒 | 洋画>★★★
2012年/英/ロジャー・スポティスウッド監督/ルーク・トレッダウェイ ジョアンヌ・フロガット ルタ・ゲドミンタス アンソニー・ヘッド ボブ(猫)
2022年2月21日 NHKBSプレミアム プレミアムシネマ

【あらすじ】
ヘロイン中毒でホームレスの青年、ジェームズ(トレッダウェイ)。クスリはやめられない、路上演奏しても投げ銭は入らない、カネが無くて食べるのもままならないどん底の状況。
更生アドバイザーのヴァル(フロガット)が部屋を借りてくれると、そこに猫(ボブ)が迷い込んだ。飼い主を探すも見つからず、外に出したらケガをして帰ってきた。隣室に住むベティ(ゲドミンタス)に助けてもらい、動物病院に連れてったりするうちにすっかり仲良くなった(猫とね)。名前を<ボブ>と名付け、去勢も完了。
演奏にボブが付いていくと、これがすっかりギャラリーの人気者。歌はともかく、ボブにおヒネリが飛ぶのだった。
いろいろあって、ジェームズはクスリを断ち、出版社から声が掛かって本を出版。ベストセラーになりましたとさ。オシマイ。


ボブがまさかの本人だった!
ということで、今日は超猫の日なので、猫映画を観る。いや、放送するからさ。せっかくだから、投稿時刻もゾロ目にしてみました。
この作品の良いところは、下手に猫視点で描かないところだにゃー。猫視点私小説をやっていいのは、夏目漱石だけなんだにゃー。吹き替えがついてないのもいい。猫耳の美少年に変身しないのもいい。いや、してもいいか。
たいして面白くはないが、やはりボブが超かわいかったのでサービスで★3つだ。
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ねことじいちゃん

2022年02月20日 20時25分54秒 | 邦画>★★
2019年/邦/岩合光昭監督/立川志の輔 ベーコン(猫) 小梅(猫) 小林薫 柴咲コウ 柄本佑 銀粉蝶 山中聡 田中裕子
2022年2月20日 BSテレ東 もうすぐ猫の日!シネマスペシャル

【あらすじ】
猫と島民が共存する漁師町に、大吉(志の輔)とタマ(ベーコン)は住んでいた。妻佳枝(田中)が死んで2年、3回忌を迎えるそんな年の、じいちゃんと猫と、島民たちの物語。

2022年2月22日、超猫の日が迫る中、猫映画目白押しである。その第一弾。
岩合光昭であるからして、猫を安心して見ていられる。カネとコネさえあれば、こんな島俺だって住みたい。
それにしても、志のさんも薫さんも、おじいちゃんなのかー。アタシの中では、まだまだステキなオジサンなんだけどなあ。
ところで。おばあちゃんの友情もこっそり描かれているのである。引き篭もりがちのトメさんを、自称ケンカ友だちのタミコが連れ出そうとする。
オメーみたいのが煩わしいから縁を切ろうとしていることに、何で気が付いてあげられないのかね。ぼっちはそうやって、交友関係を絞ってるのよ。ケンカするのが楽しいと思ってるのはタミコだけ、トメちゃんの気持ちを解ってあげて!
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植村直己物語

2022年02月19日 19時44分33秒 | 邦画>★★
1986年/邦/佐藤純彌監督/西田敏行 倍賞千恵子 山本圭 山本久乃
2022年2月13日 NHKBSプレミアム プレミアムシネマ

【あらすじ】
1973年、グリーンランド犬橇横断から帰国した植村直己(西田)は、豆腐屋の娘公子(倍賞)と出会って一目惚れする。自身の冒険記を渡して、冒険家人生の黎明期からをざっとご紹介。のち、ふたりは結婚する。
その後も植村は冒険を続け、グリーンランド単独犬橇縦断だの北極点到達だのを成し遂げる。82年には南極に挑む計画も万全だったが、フォークランド紛争によって断念。
1984年、北米マッキンリー山単独登山中に遭難する。
半分は、植村公子物語である…!!


観る前は自分の中で英雄にカテゴライズされていた人物だが、一転クズ野郎に転落する。
撮影って、どうしたのかしら。結構すごいよ。
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あやしい彼女

2022年02月16日 20時37分45秒 | 邦画>★★
2016年/邦/水田伸生監督/多部未華子 倍賞美津子 小林聡美 北村匠海 志賀廣太郎 要潤 温水洋一
2022年2月15日 NHKBSプレミアム プレミアムシネマ

【あらすじ】
東京都台東区に住むバアさま(倍賞)が、不思議な力で多部未華子に!人生経験から紡ぎ出される蠱惑の歌声で、孫(北村)のバンドでヴォーカルを務める。
一方で、行方不明になったバアさまを探して、娘(小林)やら幼なじみ(志賀)やらは奔走。バアさま本人は、ここぞとばかりにオードリー・ヘプバーンを気取って青春を謳歌する。音楽プロデューサーの小林(要)とは、ほのかな恋の予感も…!?


倍賞美津子パートが長い。
まあ、ここを観せてこその多部未華子パートという向きもあるかもしれないが、バアさまの性格なんざ5分もありゃ十分に伝わるというものである。あとは合間合間で志賀と小林聡美に語らせればいいわけで…というか、志賀は幼少期からカッちゃん(多部⇨倍賞ね)に惚れてたんだから、若返った段階で気付きなさい!コナンくんとかもそうだよ。幼なじみは、気付いてあげなくちゃ!
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イーグル・ジャンプ Eddie the Eagle

2022年02月15日 21時38分54秒 | 洋画>★★
2016年/米・英・独/デクスター・フレッチャー監督/タロン・エジャトン ヒュー・ジャックマン クリストファー・ウォーケン ジョー・ハートリー キース・アレン ティム・マッキナリー エドヴィン・エンドレ イリス・ベルベン
2022年2月12日 NHK総合

【あらすじ】
マイケル・エディ・エドワーズ(エジャトン)は、1963年生まれ。幼い頃からオリンピックに憧れるバカの童貞で、冬季五輪のスキージャンプなら選手団がないから飛べれば即出場というニッチに気付いた。それは1987年、23歳のことである。
スキージャンプの代表といえば、未就学時から経験を積んでいるエリートばかりである。少なくとも、フィンランドではそうなんだって。それをいきなり、チームにも所属せず、コーチも付けず、「滑って飛ぶだけ」とジャンプ台に乗るバカ。案の定痛い目を見るが、会場で圧雪係をしていたのがアメリカの元天才ジャンパー・ブロンソン・ピアリー(ジャックマン)だったのが幸運だった。
バカの情熱にほだされて、コーチを買って出たピアリー。エディは彼の協力もあって、70m級ジャンプでオリンピック出場規定の61メートルをマークすることができた。
そんな異例の経歴で、88年のカルガリー冬季五輪出場を果たしたエディ。彼が手にするのは、栄光か、それとも赤っ恥か…!?


実話に基づくおハナシだとか。まあ、どこまでほんとかってとこですけどもね。悔しいながらも、チョッピリ泣きました。師弟和解とか、ズルいでしょ(それもヒュー・ジャックマンとクリストファー・ウォーケンでって)。
まあ、その。オバサンから言えることは、だね。
良い子は決してマネしないで下さい! 死ぬから! もう、どこで死ぬかとヒヤヒヤしっぱなしだったよ〜(お母さんか、俺は)。
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