キングコング／髑髏島の巨神 Kong: Skull Island

2017年／米／ジョーダン・ヴォート＝ロバーツ監督／トム・ヒドルストン　ブリー・ラーソン　ジョン・グッドマン　サミュエル・Ｌ・ジャクソン　ジョン・Ｃ・ライリー　（中の人）テリー・ノタリー
2019年5月24日　日テレ金曜ロードＳＨＯＷ！

２周目

まさか普通にプライムタイムの映画番組で放送されるとは思っていなかった。ゴジラ２０１９の公開に乗っかって放送されたものと思われるが、それとても「シンゴジ」が怪物的なヒットとならなければこうはならなかっただろう。午後のロードショーでひっそりと放送されて終わりだったはず。ほんと、ばかみたい。
とは書きつつも、ゴジラ観に行く気満々ですけどね。アニゴジも放送してください。
ところで、勤務地の近くにシンゴジ像が立ってるんだが、先日頭と尻尾の先っちょに鳩が止まっててほのぼのしました。

マトリックス The Matrix

1999年／米／（ラリー＆アンディ）ウォシャウスキー兄弟監督／キアヌ・リーヴス　キャリー・アン・モス　ローレンス・フィッシュバーン　ヒューゴ・ウィーヴィング
2019年5月28日　フジ　ミッドナイト・アート・シアター

【あらすじ】
世界は仮想現実だった！！

言わずと知れた名作。だいぶ以前に観た作品だが、記事にするのは初めてなのだわ。ということは、もう１５年以上観てなかったのだ。当時はあまりキアヌが好きではなかった（というか、「ビルとテッド」のキアヌが好きすぎた）のだが、今回改めてキアヌの美しさを思い知る。歳のせいかね。
ヴァーチャル世界を戦う作品は、今作に限らず過去にもいくつかあるわけだけども、やっぱりこいつの表現がうまいことＶＦＸ技術とマッチしたことは言うまでもない。今作以降、雨のように流れるプログラムコード表現が定着しました。
哲学としての仮想世界は面白かったが、意外とアクションはそうシビレなかった。ドニー・イェンを観すぎたか。ラスバトのヌルヌルアクションは、好き。

ペイバック Payback

1999年／米／ブライアン・ヘルゲランド監督／メル・ギブソン　マリア・ベロ　グレッグ・ヘンリー　デボラ・カーラ・アンガー　デビッド・ペイマー　ジャック・コンレイ　ビル・デューク　ルーシー・リュー　ウィリアム・ディベイン　ジョン・グローバー　クリス・クリストファーソン　ジェームズ・コバーン
2019年5月27日　テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
ポーター（メルギブ）は、バル（ヘンリー）と組んでチャイマから１４万ドル強奪することに成功。取り分は半々のはずだったが、バルは組織に借金があってどうしても１３万必要だった。というわけでポーターを殺して丸儲け。
どっこいポーターは生きていた！　７万ドルを取り戻すため、地獄の縁から生還した。バルを追い込むが既に組織のカネになっているというので、やってやろうじゃないの組織ってやつをよ！
果たしてポーターは、たった７万ぽっちを取り戻すため、命を張ってマフィア、警察、チャイマを相手に大暴れ。７万ドルを取り戻すことはできるのか…！？

メル・ギブソンを怒らすと怖いぞ、というおハナシ。

プロメア

2019年／邦アニメ／今石洋之監督／（声）松山ケンイチ　早乙女太一　佐倉綾音　小清水亜美　楠大典　小山力也　堺雅人　古田新太
イオンシネマ板橋

【あらすじ】
世界同時多発的に、人体発火事件が発生した。世界は炎に包まれ、大打撃を受ける。
それから３０年。炎を発するヒトは＜バーニッシュ＞と呼ばれ、テロリストとして扱われていた。対バーニッシュを目的とする特殊消防組織＜バーニングレスキュー＞の新人隊員ガロ（松ケン）は、火消し魂のたぎるバカだった。＜マッドバーニッシュ＞のリーダーリオ（早乙女）を逮捕したガロは、プロメポリスの司政官クレイ・フォーサイト（堺）から勲章をもらった。
だがガロは知らなかった。バーニッシュも善良な市民であるということを。そしてマッドバーニッシュたちが、彼らをクレイの野望から護る心優しき戦士たちであるということを！
勲章を返還しにクレイの元へ赴いたガロは、地球があと３０年の運命であると知らされる。そして彼らは、わずか１万の市民のみを巨大宇宙船に乗せ４光年先の系外惑星に移住しようとしていた。バーニッシュの生命をエネルギー源として。
クレイのエゴに怒りを燃やす二人の男、ガロとリオ。相反する力を持ちながら、共にクレイを止めるため立ち上がる…！！

どうも「キルラキル」の再放送やってるなー、と思ったらこれか。知らなかったけど、映画観に行こうと思ったタイミングでイオンの上映ラインナップに入ってたから観た。後ろのシートにチビッコ兄弟が陣取っていて、ずっとくちゃくちゃオヤツ食べてたのが気になってしょうがなかった。オマエら、平日の午前中だぞ。学校行けよ。プロメアをチョイスする意気込みは買うけど、君らにはまだ早い。社会への不平不満が炎となるくらいの辛酸を舐めてから、改めて観なさい。俺がプロメアとシンクロするかと思った。
ガロのキャラクター構造が、ほぼカミナなのが気になった。マンネリ～？

ルーム Room

2015年／カナダ・アイルランド・英・米／レニー・エイブラハムソン監督／ジェイコブ・トレンブレイ　ブリー・ラーソン　ショーン・ブリジャース　ウィリアム・Ｈ・メイシー　ジョアン・アレン　トム・マッカムス
2019年5月20日　日テレ映画天国

【あらすじ】
ジャック（トレンブレイ）は５歳。母ジョイ（ラーソン）と、＜部屋＞で暮らしている。だが二人にとっての世界は、監禁されているその＜部屋＞しかなかった。
ジョイは１７歳で誘拐された。あれから７年。その間犯人であるオールド・ニック（ブリジャース）としか接触していない。ジャックは母しか知らない。
ジョイはジャックが病気に罹って死んだふりをさせ、外へと脱出させた。計画は成功、警察は監禁部屋を割り出し、ジョイの救出も叶う。
しかし二人の体験は、あまりにも異常だった。世間はもとより、両親とも上手くいかないジョイ。壊れかけた彼女を救ったのは、ジャックだった…。

ジェイコブ・トレンブレイの美しさに尽きる。
アカデミー賞を獲ったのなんのという作品らしいが、まあそんなもんか。

蠢動ーしゅんどうー

2013年／邦／三上康雄監督／脇崎智史　平岳大　目黒祐樹　さとう珠緒　若林豪
2019年5月19日　ＴＯＫＹＯ ＭＸキネマ麹町

【あらすじ】
舞台は１８世紀、享保年間の山陰因幡藩。
幕府からの公儀剣術指南役松宮（目黒）が派遣されるが、どうも隠し田を偵察している模様。
じゃ、斬っちゃいますか。
藩の剣術指南役原田（平岳）が夜陰に紛れて暗殺、罪は若い藩士香川（脇崎）になすりつけた。というかまあ、思うところあっての計略だった。
香川には修行命令ということで旅立たせていたが、これを原田率いる討伐隊が追う。隊員の中には、香川の姉由紀（さとう）との祝言を控えた同朋木村もいた。この木村は、香川を庇ってデッドとなる。
俺騙されたし！　取り敢えず逃げるべ！
とは言っても逃げきれず、遂に討伐隊は香川に追い付いた。果たして香川の運命は…！？

監督の三上康雄がどうのこうのという偉そうなキャプションがついているが、だからどうしたという作品。好きな人は好きなのかね。

ノーカントリー No Country for Old Men

2007年／米／（ジョエル＆イーサン）コーエン兄弟監督／トミー・リー・ジョーンズ　ジョシュ・ブローリン　ハビエル・バルデム　ウディ・ハレルソン　ケリー・マクドナルド
2019年5月18日　ＴＯＫＹＯ ＭＸキネマ麹町〔今こそ見たい！～昭和・平成の名作洋画編～〕

【あらすじ】
エド・トム・ベル（トミー・リー）は、三代目保安官。２５歳で異例の抜擢にして、もうすぐ定年てところ。
そんな１９８０年のテキサス。ハンティングをしていたルウェイン・モス（ブローリン）は、麻薬取引現場と見られる殺人現場跡で２００万ドルを拾った。ひゃっほ～！
だがそれは、悲劇の始まりだった。迫る狂人暗殺者、アントン・シガー（バルデム）。満身創痍でカネを守ろうとするが、いつだってシガーは現れ、そして追い詰められた。
麻薬密売人から雇われた殺し屋ウェルズ（ウディ）も参戦、周囲を巻き込みながら淡々とシガーの追跡は迫る。
果たしてモスはシガーを振り切ることができるのか。そしてエドはこの戦いにどう絡むのか…！？

〔昭和・平成の名作〕つって、洋画に元号は関係ないし、映画史においてはだいたい昭和以降に作られてるものをわざわざ〔今こそ見たい！〕って冠付けなくたっていいじゃない。今こそ見たいのは大正以前の名作だっつーの。まあ確かに、今作は名作だったからいいけど。
ともかく。
黒くて不気味でオカッパなアントン・シガーのインパクト絶大。銃の代わりにガスボンベ（？）を使うつーのが、意味もなく恐ろしい。シガー役のハビエル・バルデムは今作での不気味さが買われて、「００７／スカイフォール」で敵役に抜擢…されたのかどうかは不明。
大金を拾ったら、おとなしく交番へ行こう、という教訓を含んだオハナシです。←嘘
結局エドが丸儲けしちゃったんじゃないか、と考えてるんだけど。違うかな？　ウディがたいして活躍もせず退場してしまったのが惜しい。

ドクター・ストレンジ Doctor Strange

2016年／米／スコット・デリクソン監督／ベネディクト・カンバーバッチ　レイチェル・マクアダムス　ベネディクト・ウォン　キウェテル・イジョフォー　ティルダ・スウィントン　マッツ・ミケルセン
2019年5月17日　日テレ金曜ロードＳＨＯＷ！

【あらすじ】
アメリカのスーパードクターＫことスティーヴン・ストレンジ（カンバーバッチ）は、よそ見運転で事故って手の神経をやられてしまった。
手術の出来ない人生なんて、マリームのないコーヒー。ん？クリープだっけ？
藁にもすがる思いで辿り着いたのは、中央アジアのカマータージ。東洋医学が何してくれるもんかよと飛び込んだら、手っ取り早く臨死体験的なスピリチュアルトリップ。ボクも魔法が使える！
さて根が好奇心旺盛なドクターのこと、片っ端から知識を吸収して時空を操る奥義を学んでいきました。そりゃもう、知っちゃいけないことまで手を出す始末。同僚のマスター・ウォン（ウォン）、マスター・モルド（イジョフォー）、そしてマスター・エンシェント・ワン（スウィントン）にビシビシ鍛えられ、ワンの弟子ッコだったカエシリウス（ミケルセン）と対決したりする。カエシリウスはなんか、ダーク・ディメンションで人類補完計画とか中二なことを言ってますが…。
さてダーク・ディメンションてのはドルマムーたらいう異次元意識体のオッサンが操ってるらしく、エンシェント・ワンは地球をそいつから守るためロンドン・ニューヨーク・香港にポイントを置いて結界張ってるそうな。カエシリウスにニューヨークとロンドンを破られた今、香港を守る為に立ち上がれ！ドクター・ストレンジ！！

マーヴェル・シネマティック・ユニヴァース作品。アベンジャーズたちとは別に、違う方面から地球を救おうってオッサンの話だ。
それはともかく、時空を扱うってのは難しいんですよ。それなりに頑張ってトリップ映像作ってくれてはいるのだが、＜時間＞を操れるとなると「じゃあ現在の結果も過去に遡ればよくね？」ってことになって果たしてどこが終わりなのかってなる。そこを主人公側に都合良く無理やりの展開にするわけで、本当は相手にするべきじゃない。
ドルマムーって奴もどっしょもなくて、時空を超えた存在なんだから地球ごときの矮小な存在なんかうっちゃっておけばいいのだ。ここが所詮「人間が考えるとてつもなく悪い存在」の限界なんだよなー。

キャッツ＆ドッグス／地球最大の肉球大戦争 Cats & Dogs: The Revenge of Kitty Galore

2010年／米・豪／ブラッド・ペイトン監督／クリス・オドネル　ジャック・マクブレイヤー　（声）ジェームズ・マースデン　クリスティナ・アップルゲイト　ニック・ノルティ　カット・ウィリアムズ　ニール・パトリック・ハリス　ベット・ミドラー　ショーン・ヘイズ　ロジャー・ムーア
2019年5月14日　フジミッドナイト・アート・シアター

【あらすじ】
あれから９年、犬と猫とは、まだ戦っていた！
猫組織＜ニャオ＞のメンバーだったキティ・ガロア（ミドラー）は事故により毛を失い孤立、単独組織を立ち上げ犬殲滅の野望を成し遂げようとしていた。その方法とは、人工衛星を乗っ取り犬を無駄吠えさせる音波を発生させること。計画を知った犬連合は、サンフランシスコ市警をお払い箱になった警察犬ディッグス（マースデン）をスカウトし、エージェントブッチ（ノルティ）と共にこれを阻止することに。ガロアの情報を持つ鳩シェイマス（ウィリアムズ）を追う中で、ニャオのエージェントキャサリン（アップルゲイト）と共闘することとなった。
いがみ合う犬と猫が、今、手を取り合う。果たしてワンちゃん、ネコちゃんたちの運命や如何に…！？

前作でヌイグルミだったワンちゃんたちが、ＶＦＸの進歩できれいに演技するように！
コワモテ犬の代表格シェパードにトンマなエージェントをやらせるという小憎らしい演出のおかげで、なんか犬がかわいく思えるからズルい。
というか犬猫はナチュラルな状態で十分癒し効果があるため、今やネット投稿画像で満足できる時代となってしまった。こんな映画観なくたって…というカテゴリは多かったものと見え、興行収入は振るわなかったもよう。やっぱ猫をワルモノにしちゃだめでしょ。あと、ジェフ・ゴールドブラムは大事。

リベンジ・リスト I Am Wrath

2016年／米／チャック・ラッセル監督／ジョン・トラボルタ　クリストファー・メローニ　アマンダ・シュル　サム・トラメル　アサンテ・ジョーンズ　レベッカ・デモーネイ　ルイス・ダ・シルバ・Jr　ポール・スローン　パトリック・セント・エスプリト
2019年5月14日　テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
スタンリー・ヒル（トラボルタ）の嫁はんビビアン（デモーネイ）が、暴漢に襲われ死亡した。居合わせたスタンリーが犯人の特定に協力するが、犯人チャーリー（ダ・シルバ）はあっという間に釈放された。ホワイ！？こりゃただの暴行事件じゃないぜ。俺の恋女房を殺した怨み、晴らします！　スタンリーはビビアンと結婚する時に捨てたステイタス＜秘密工作員＞を解放、当時の仲間デニス（メローニ）の協力を得て、復讐に手を染める。果たしてビビアンは、何故殺されなければならなかったのか。裏組織、癒着警官、汚職政治家に鉄槌！

トラボルタこの年６２歳。アクション俳優というわけでもないが、「エクペン」や「ＲＥＤ」にあやかってかリベンジとうちゃんを熱演。というか、どんなに頑張っても上記２シリーズがあるためアクションの印象が薄すぎる。
相棒のデニス（メローニ）がやたらカッコよかった。