パブリック・エネミーズ Public Enemies

2009年／米／マイケル・マン監督／ジョニー・デップ　マリオン・コティヤール　クリスチャン・ベイル　スティーブン・ラング　ジェイソン・クラーク　デビッド・ウェンハム　スティーブン・ドーフ　ブランカ・カティッチ　ビリー・クラダップ
2020年8月29日 テレ東サタ☆シネ〔８月は熱いアクション！〕

【あらすじ】
１９３３年、大恐慌のさなか。銀行強盗は花形職業だった。
というのは嘘だが、ジョン・デリンジャー（ジョニデ）は人気者だった。
これはそんな花形強盗と、シカゴ支局長メルビン・パービス（ベイル）、そしてジョンのオンナとなったビリー・フレシェット（コティヤール）の、攻めと受けの物語である…！！（嘘）

マイケル・マンだし、いろいろ登場人物紹介はしてくれるが誰がどれやらわけわからず。３人までしか役割が分からなかった。
チャンベールがいる限り、この世に悪は栄えない！という単純な構造ではなく、俺はどうしたらジョニデ的リッチガイに声をかけてもらえるかなと黒いドレスを手に入れる算段をしていた。もう遅いが。
ジョン・デリンジャーは実在の人物で、ウィキペディアにも記事がある。興味のある方は閲覧してみよう。

クレイジー・リッチ！ Crazy Rich Asians

2018年／米／ジョン・Ｍ・チュウ監督／コンスタンス・ウー　ヘンリー・ゴールディング　オークワフィナ　クリス・パン　ミシェル・ヨー　タン・ケン・フア リサ・ルー　＆ケン・チョン
2020年8月24日 日テレ映画天国

【あらすじ】
レイチェル（ウー）は、経済学部の若き教授。ニック・ヤン（ゴールディング）とは絶賛アツアツの真っ最中で、遂にシンガポールのご実家へとご招待された。
しかしレイチェルは知らなかった。ヤン家が糞どリッチな金満家庭であることを…！！

恋愛は自由だが、結婚は家柄が支配する、というオハナシ。
いや今作は家柄を捻じ伏せてハッピーエンドをもぎ取るのだが、常人にはとても真似できないイリュージョンであるからして参考にはなりません。この手の金持ちなら、２号なり妾なりで十分ではないか。わざわざ正妻の苦労を背負い込むこたーない。いっそ手切れ金貰うというのもアリだ。
つーか、セレブパーティーのどれひとつとして羨ましくないのが致命的。あんな集いに強制参加させられるなら、俺は貧乏でいい。シンガポール怖い！

ベイビー・ドライバー Baby Driver

2017年／英・米／エドガー・ライト監督／アンセル・エルゴート　リリー・ジェームズ　ジョン・ハム　エイザ・ゴンザレス　ジェイミー・フォックス　ケヴィン・スペイシー　ＣＪ・ジョーンズ
2020年8月23日 ＴＯＫＹＯ ＭＸキネマ麹町〔覚醒せよ、その才能を！！〕

【あらすじ】
ベイビー（エルゴート）は、ドライバーである。ただし、ドク（スペイシー）お気に入りの、強盗専門。
根はいい子なのだ。両親には死に別れ、その時の後遺症で耳鳴り持ち。だが音楽にはこだわりがあり、気分に合わせた音楽を聴くことで尋常ならざるドラテクを発揮する。ドクは彼を、＜御守り＞としていた。
ある日何の気無しに入ったダイナーで、ベイビーはウェイトレスのデボラ（ジェームズ）と遭遇する。
一目惚れであった。
ドクとの契約は終了し、ベイビーはカタギになったはずだった。しかしドクは再び彼を仕事に呼ぶ。
まったく、これが運の尽きってやつだった。ヤバいメンツ、ヤバい状況、ヤバい精神状態。果たしてベイビーは、今回のシノギを乗り切ることができるのか…！？

ノリノリだが、アンセル・エルゴートが地味だった。
音楽とクルマが好きなら、楽しめるかも。

アンロック／陰謀のコード Unlocked

2017年／チェコ・スイス・英・米／マイケル・アプテッド監督／ノオミ・ラパス　トニ・コレット　ジョン・マルコヴィッチ　オーランド・ブルーム　トシン・コール　マイケル・ダグラス
2020年8月19日 テレ東午後のロードショー〔水曜はヒロイン・アクション！〕

【あらすじ】
アリス・ラシーン（ラパス）はかつてＣＩＡの凄腕尋問官だったが、ある容疑者を尋問で完落ち（アンロック）させられず、パリでのテロ事件の発生を止められなかったことにショックを受けて引退、ケースワーカーとしてロンドンで静かに暮らしていた。
そんなある日、アリスはバイオテロ計画の容疑者を尋問するためとして、ＣＩＡに呼び戻される。アリスはかつてのように巧みな尋問で容疑者をアンロックに追い込むが、昔の同僚からの連絡でそれが罠であることを知らされる。さらに内部に裏切り者がいることを知ったアリスは、元海兵隊員ジャック・ オルコット（ブルーム）の協力を得て、その摘発とテロの阻止に奔走する。
＜ウィキペディア様より引用＞

まあだいたいこんな感じで詰まらんだろうことは予想済み。予想外なのは俳優陣の豪華さで、すっかり見かけなくなったオーリーくんとかの劣化…もとい円熟具合が見られます。
誰が味方で誰が裏切り者かという部分を楽しんでくださいというコンセプトなのかもしれないが、こちとらは生物兵器テロでパニックパニックなコロナ予言展開を期待していたりする。安全圏で見守るなら、時限装置の意味とは？ポチッとナで拡散しろよじれったい。

ベイブ Babe

1995年／豪・米／クリス・ヌーナン監督／ジェームズ・クロムウェル　マグダ・ズバンスキー ＆豚さん犬さん羊さんアヒルさん馬さん鶏さん猫さんなどなど
2020年8月18日 テレ東午後のロードショー〔火曜はファミリー劇場！〕

２周目

だもんだから、テキトーに観る。ジョージ・ミラーが監督なんだと思ってたが、プロデュース止まりだった。豚をプロデュース。
今作が好きだと言ったのは、園子温だったかなあ。それよりも俺は、ジェームズ・クロムウェルの吹き替えが犬塚弘だったことに驚愕し、更に犬塚がひっそりと未だご存命だということに感動した。

Ｌ．Ａ．コンフィデンシャル L.A.Confidential

1997年／米／カーティス・ハンソン監督／ケヴィン・スペイシー　ラッセル・クロウ　ガイ・ピアース　ジェームズ・クロムウェル　キム・ベイシンガー　ダニー・デヴィート
2020年8月15日 テレ東サタ☆シネ〔８月は熱いアクション！〕

【あらすじ】
舞台は、１９５０年代のロサンゼルス。マフィアの幹部ミッキー・コーエンの逮捕をきっかけに、血みどろの抗争が繰り広げられていた。
ある日、街のコーヒーショップで客が皆殺しにされる猟奇殺人事件がおきる。被害者の一人は刑事だった。その刑事の相棒だったバド（クロウ）は新入りのエド（ピアース）、ジャック（スペイシー）と共に事件の捜査に当たる。やがて、犯人と見られる三人組はエドに射殺され、事件は解決したかに思われたが...。
＜ウィキペディア様より引用＞

よく見るタイトルだし、既に観てるだろうと思ったらそうでもなかった。
「ジェイムズ・エルロイのＬ．Ａ．四部作」第三弾ということらしいが、唯一既見の第二弾「ブラック・ダリア」はちんぷんかんぷんの苦痛作品だった。今作はそれほど苦痛でもないが、途中から観るのを諦めた。
今週は「ベイブ」の予約をしてあるのに、その前のこんなジェームズ・クロムウェル。ギャップ萌えで憤死しないか、我ながら心配。

山猫は眠らない７／狙撃手の血統 Sniper: Ultimate Kill

2017年／米／クラウディオ・ファエ監督／チャド・マイケル・コリンズ　ダナイ・ガルシア　トム・ベレンジャー　ユアン・セバスティアン・カレーロ　アンドレス・フェリペ・カレーロ　ジョー・ランドー　ビリー・ゼイン
2020年8月14日 テレ東午後のロードショー〔最新作公開記念！シリーズ７作一挙放送！〕

【あらすじ】
南米の麻薬王モラレス（セバスティアン・カレーロ）を追うＤＥＡに協力するため、コロンビアはボゴタへ飛んだブランドン・ベケット（コリンズ）。まあなんつーか、現地の指揮上官が親父さんトーマス（ベレンジャー）だからというのもある。テレテレ。任務のボスは、ケイト・エストラーダ（ガルシア）という女性なのだった。
しかし初動任務は失敗した。モラレス情報はオトリで、多数の死傷者を出した。しかも狙撃手の撃った弾丸は、障害物を避けてる！？こりゃどうもおかしいと思ったら、最新の軍事兵器追跡弾が使われていた。狙撃手はディアブロ（フェリペ・カレーロ）という男らしく、ブランドンはこの特殊弾を危険視する。
果たしてベケット親子は特殊弾を討ち破り、モラレスを検挙することができるのか…！？

前作と比べたら、だいぶマシ。と感じたのは、トムベレが出てきてくれたからでしょうか。ていうかトムベレもビリー・ゼインも、何もしていないのだが。「山猫ユニバースだよ」というアイコンとして存在してるのは分かるのだが、そもそも山猫ってそんなにシリーズ続ける意義があるものかね。

ＫＵＢＯ／クボ 二本の弦の秘密 Kubo and the Two Strings

2016年／米アニメ／トラヴィス・ナイト監督／（声）アート・パーキンソン　シャーリーズ・セロン　マシュー・マコノヒー　ルーニー・マーラ　レイフ・ファインズ
2020年8月10日 日テレ映画天国

【あらすじ】
ムロマチくらいのジャパンなのかなあ。不思議な力を持つ母（セロン）によって追っ手から逃げ延び、不思議な力を持って育った少年クボ（パーキンソン）。彼は左目を無くしていたが、三味線で紙を操る力を用い村の人気者となっていた。しかし＜追っ手＞とは母の身内であり、それは月の帝（ファインズ）一族。日暮れと共に活動するのだった。灯籠流しの夜、母の言いつけを破り日暮れ前に帰宅しなかったクボは、叔母さんズ（マーラ）の攻撃を受ける。母の迎撃で難を逃れたクボだったが、＜最果ての地＞へと飛ばされてしまった。
彼は三つの武具、刀、鎧、兜を手に入れなければならない。そんな彼を護り先導するのは、サルのおばさんだった。程なくして、クワガタのおじさんも仲間となる。おじさんは、父ハンゾウ（マコノヒー）の家臣だったそうな。
こうして始まる大冒険、ニンニキニキニキと進んでゆくが…！？

もっとまともな作品だろうとタカを括っていたが、意外とサブカル寄りのファンタジックジャパンなそのソレでした。
かぐや姫と桃太郎とＲＯＤを連想するアドベンチャーゲームで、最終的に「家族っていいよね」「ご先祖様を敬おう」なラストにちとゲンナリしてしまった。
舞台をジャパンにする必要はあったのか！？

センター・オブ・ジ・アース２／神秘の島 Journey 2: The Mysterious Island

2012年／米／ブラッド・ペイトン監督／ジョシュ・ハッチャーソン　ドウェイン・ジョンソン　ヴァネッサ・ハジェンズ　ルイス・ガスマン　マイケル・ケイン　クリスティン・デイヴィス
2020年8月11日 テレ東午後のロードショー〔火曜はファミリー劇場！〕

２周目

せっかくなので、観る。このくらいが、俺の知能指数にぴったり作品。もし俺が男だったら胸板ダンスを練習するし、なんなら真顔で胸板ダンスしてくれるオッサンに惚れるレベル。そんなオッサンがいないところが、俺の限界だ。
版権とかの大人の事情でもあるのか、ショーン（ハッチャーソン）は前回あんなに懐いた叔父さん（ブレンダン）のことを微塵も思い出してくれなかった。ブレンダン、きっと泣いてるよ。
ジョシュは頑張ったが、敵がロック様とマイケル・ケイン様では歯が立たなかった。あの状況、カイラニちゃん（ハジェンズ）は体裁上ショーンで手を打っているものの、おそらく本命はハンク（ロック様）。そもガバチョ（ガスマン）に至っては、ハンクにしがみ付いて目がハートになってたわよ。汚い絵面が最高！

ザ・ウォーク The Walk

2015年／米／ロバート・ゼメキス監督／ジョセフ・ゴードン=レヴィット　シャルロット・ルボン　クレマン・シボニー　セザール・ドンボア
2020年8月9日 ＴＯＫＹＯ ＭＸキネマ麹町〔覚醒せよ、その才能を！！〕

【あらすじ】
フィリップ・プティ（レヴィット）は、フランスの大道芸人。綱渡りバカである。そんな彼が、建設途中のワールドトレードセンタービルに恋をした。１９７３年のことである。
フィリップは、恋仲のアニー（ルボン）、公式カメラマンのジャン=ルイ（シボニー）、計算オタクのジャン=フランソワ（ドンボア）らと共に、ＮＹへ渡る。そこで仲間を増やし、計画を練った。決行は８月７日。果たしてフィリップは、４００メートルを越す高さ、ビル間およそ５０メートルを、渡りきることができるのか…！？

勝手にゾンビが出てくる映画だと思っていたが、違った。

まあだいぶ有名なアンビリバボーのため、ハラハラはなし。如何にして準備し、成功させるかを描いているわけです。
しかしここまで命に向き合うと、脳では相当何かが吹き出してサトリに導くものかもしれん。
高所恐怖症の方も、劇場で観たら何かを悟れたかも…！？
それにしても、主役のゴードン=レヴィットはよく頑張ったものです。まさかあんなことを再現させられてしまうとは（嘘）！　俳優って大変だなあ。