暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

ガメラ対大魔獣ジャイガー

2024年06月25日 22時04分32秒 | 邦画>☆

1970年/邦/湯浅憲明監督/高桑勉 ケリー・バリス キャサリン・マーフィ 炎三四郎 大村崑 八代順子

202469日 TOKYO MX

 

【あらすじ】

大阪万博に展示するため、ウエスター島から石像を引っこ抜いた委員会。しかし石像は、大魔獣ジャイガーの封印だった!目覚めたジャイガーに挑むガメラだったが、吹き矢攻撃のため島で寝転ぶ羽目に。その隙に、ジャイガーは石像を追って万博会場までやってきました。吹き矢を抜いてやっとこ大阪まで辿り着いたガメラだが、今度は幼体を体内に産みつけられて機能停止。がんばれ、ガメラ!応援するのは、町工場の坊ちゃんヒロシくん(高桑)、石像発掘隊隊長ウィリアム博士のキッズたち(バリス&マーフィ)。ヒロシくんとトミーくんは、果敢にも子供用潜水艇でガメラの体内へと侵入し、チビジャイガーと対峙する!果たしてチビッコたちとガメラ、そして万博の行方は!?

 

大映ガメラシリーズの第6弾。「バルゴン」もアレだったけど、今作は万博に乗っかっちゃってやっぱりアレだった。大阪市街蹂躙されてるのに、住民の心配そっちのけで万博の開催を危ぶんでいたりして、酷いと思いました。「ミクロの決死圏」をパクっていたり、興収のためなら何でも取り入れようという鬼畜ぶりが炸裂。こんなシリーズで、よくリブートしたもんだと感心すらする。「ジグラ」も録画済みだが、観るのやめようかなあ

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ビー・バップ・ハイスクール

2024年06月24日 21時19分44秒 | 邦画>☆

1985年/邦/那須博之監督/仲村トオル 清水宏次朗 中山美穂 宮崎ますみ 地井武雄

202462日 TOKYO MX

 

【あらすじ】

ヤンマガ発、ヤンキー漫画の実写版!

 

仲村トオル、清水宏次朗、ミポリンを世に出した功績は大きい。が、とにかくダサいし演出も演技も学芸会レベル。世代的にはドンピシャなので、今作に影響を受けた同級生もいたにはいたろうが縁はない。よかった、優等生カテゴリに居て。もしあっち側に籍を置いてたら、恥ずかしくて死ぬんじゃないかと思うレベル。ヤンキーやるならそれくらいの覚悟で。

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クーリンチェ少年殺人事件 A Brighter Summer Day(牯嶺街少年殺人事件)

2024年01月08日 15時59分04秒 | 邦画>☆

1991年/台湾/エドワード・ヤン監督/張震 楊靜怡 王啓讃 柯宇綸 譚至剛 周彗國 林鴻銘 張國柱 金燕玲

20231229日 BS松竹東急 年末ミッドナイトシネマ

 

【あらすじ】

1960年の台湾、台北。主人公の小四(シャオスー/張震)は、大戦後に上海から渡ってきた両親(張國柱、金燕玲)、兄、二人の姉、妹とともに暮らしている。公務員の父は生真面目で世渡りはうまくない。しっかり者の母は教師をしている。家は戦前に建てられた小さな日本家屋で、小四が一人になれるのは押し入れの中だけだ。

名門である建国中学の昼間部に合格できず、夜間部に通うことになった小四は「小公園」と呼ばれる不良グループのメンバーと仲良くなる。ある夜、校舎内で「小公園」と敵対する「217」グループとのいざこざがあり、そこにいあわせた小四は誰もいないはずの教室で見知らぬ少女の後ろ姿を見かける。

映画のスタジオに忍び込んで撮影をのぞき見たり、エルヴィス・プレスリーに憧れたりと多感な時期を過ごしていた小四はある日、保健室で小明(シャオミン/楊靜怡)という少女に出会い、やがて少しずつ親しくなっていく。しかし小明は、人を殺して今は行方をくらませている「小公園」のリーダー、ハニー(林鴻銘)の恋人だった。小明は母との二人暮らしだが、喘息の発作がひどい母はまともに働けず、二人は住まいを転々としながら貧しい生活を送っている。夜の教室で小四が一瞬姿を見かけたあの少女は彼女だった。

リーダーがいない「小公園」の弱体化を見て取った「217」のリーダー山東(シャンドン)は、ハニーの代理として「小公園」を仕切る滑頭(ホアトウ)に接近する。滑頭の父は中山堂というホールを管理する地位にあり、山東はその滑頭に近づいて中山堂でコンサートを開き、金儲けをする腹づもりだった。コンサートの当日、中山堂の前にハニーが現れるが、山東は人気のないところにハニーを誘い出すと交通事故に見せかけて殺してしまう。恋人の死を知った小明は高熱を発して倒れる。 久しぶりに登校した小明に対して小四は自分の思いを告げるが、小明の態度は曖昧なままである。

「小公園」と「217」の対立は地元のヤクザも絡んで激化し、山東は豪雨の夜に惨殺される。小四も見張り役としてこの事件に関わっていた。その同じ夜、小四の父は大陸のスパイとの繋がりを疑われて当局の厳しい取り調べを受け、帰宅を許されたものの精神的に不安定になってしまう。

小明の心をはかりかねて苦しむ小四は、やがて友人との関係も悪化し、職員室で教師にバットを振り上げるという事件を起こして学校も退学させられてしまう。更に、久しぶりに会った滑頭から、小明が小四の親友である小馬(シャオマー/譚至剛)と関係を持っていたことを聞かされる。小四は小馬に事実を確かめに行くが、小馬は小明とのことはただの遊びだと言って取り合わない。小明の母は小馬の家の家政婦として雇われ、小明も母と共に小馬の家に住んでいた。

ますます行き詰まった小四はある夜、短刀を持って小馬を待ち伏せするが、たまたま通りかかった小明に声をかけられ、言い争いになったあげく彼女を刺殺してしまうのだった。

<ウィキペディア様より引用>

 

12月29日の深夜3時(30日未明)に放送されたこの作品、終わったのはなんと午前9時。6時間も放送していた!しかも途中CMなし。誰がリアルタイムで観れるんだよ。

なんか作品的には一部で評価が高いようだが、だから何だ。1960年の台湾文化に触れたいという気持ちだけで、無理やり見た。というか眺めた。

オイラもそろそろ残りの人生が少なくなってきたんだから、楽しくないことには時間を費やすのはやめようかなという考えを与えてくれた一本。作品が悪いんじゃない、相性が悪いだけです。

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恐竜・怪鳥の伝説

2023年08月08日 21時43分29秒 | 邦画>☆

1977年/邦/倉田準二監督/渡瀬恒彦 沢野火子 牧冬吉 清島智子

2023716日 TOKYO MX

 

【あらすじ】

青木ヶ原樹海に、<石の卵>の目撃情報!<ユニバーサルストーン社>嘱託の化石ハンター芦沢タカシ(渡瀬)は、生きた恐竜の卵と確信して山梨県は西湖湖畔の足和田村へ飛んだ。父の友人椋(牧)や昔の女亜希子(沢)と合流、龍神祭りやなんかの末、プレシオサウルスは本当に出現した!ついでに翼竜ランフォリンクスが現れプレシオとバトル、ついでに富士山も噴火だ!!

 

最近のCGが詰まったアカデミックな教養映画だと思っていたのに、REXでジョーズで日本沈没な糞ダサい映画だった。海の向こうじゃハリーハウゼンが立派なモンスターをスクリーンに残しているそんな時、ジャパンじゃこんなダサい恐竜作品が誕生していた。コレクションに入れるのもイヤんなるくらいダサい。そして渡瀬恒彦と沢野火子(小泉洋子)の熱演がダサさに拍車をかける。ついでに富士山噴火ってなんだよ。なんならついでに日本沈没(1973年東宝)かよ。渡瀬恒彦はこんな作品に主演しておきながら、よくREXに出る気になったものだ。プロ根性。

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女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)

2023年07月14日 21時33分04秒 | 邦画>☆

1992年/邦/五社英雄監督/樋口可南子 堤真一 藤谷美和子 岸部一徳 井川比佐志 長門裕之 石橋蓮司 辰巳琢郎

2023616日 BS松竹東急 よる8銀座シネマ

 

【あらすじ】

大坂の油問屋を舞台とした、男と女と女と男の、ぬるぬる愛憎劇。

 

タイトルがすこぶる素敵だったので録画したのだが、原作は近松門左衛門だそうな。知らんかったわ〜。しかも歌舞伎、映画で何度も取り上げられているという定番中のド定番。これを、五社英雄が監督!何やってるんだかサッパリ分からない作品になってました。なんか設定をいろいろいじってるらしく、ほんとはどんなおハナシなのかも分からずに終わる。キレイな頃の樋口可南子と岸部一徳、藤谷美和子ちゃんが楽しめます。堤真一は、あんまり変わらないかな?誰か〜!

五社英雄が苦手なのでラストのヌルヌルコントをスローで見せられた以外は面白くも何ともなかったのだが、何と日本アカデミー賞を何部門か受賞しています。一生やっとけ。

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カルチェ

2022年12月31日 21時28分27秒 | 邦画>☆

2018年/邦/植木咲楽監督/高橋彩音 木村知貴 兵藤公美 

20221225日 TOKYO MX 映画監督への登竜門/PFFアワード・セレクション

 

【あらすじ】

エン(高橋)は、プールから現れた。エンを預かることになったのは、プール管理人のソノダ(木村)だった。

似たような境遇の人間はありふれた存在らしく、彼らは一様に水へと帰ってゆく。

 

PFFとは、「ぴあフィルムフェスティバル」の略とのこと。俺ら世代は、よくぴあの世話になったもんだ。

で、2018年は今作がアワード(って何?最優秀作のこと?)に選ばれたんだとか。

眠いし、退屈でした。生と死をファンタジックに描いてるんだかなんか知らんが、素人役者の学芸会演技を観るって苦痛。配給物資が何かも教えてくれないし、何で花食ってるのかも意味不明。見慣れてる人には、こういうのがいいのかな?

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太陽の季節

2022年04月22日 20時47分21秒 | 邦画>☆

1956年/邦/古川卓巳監督/長門裕之 南田洋子

2022417 TOKYO MX

 

【あらすじ】

高校生・津川竜哉(長門)は、ボクシングに熱中しながら部の仲間とタバコ・酒・博打・女遊び・喧嘩の自堕落な生活を送っている。

ある日、竜哉は街でナンパした英子(南田)と肉体関係を結び、英子は次第に竜哉に惹かれていく。だが竜哉は英子に付き纏われるのに嫌気がさし、英子に関心を示した兄・道久に彼女を5千円で売りつける。それを知った英子は怒って道久に金を送り付け、3人の間で金の遣り取り(契約)が繰り返される。

ところが英子が竜哉の子を身籠ったことがわかり、妊娠中絶手術を受ける。手術は失敗し英子は腹膜炎を併発して死亡した。

<ウィキペディア様より引用>

 

意味が分からないの極み。<金持ち>というカテゴリに縁がないので、この時代にこういう生活をしているスクリーンの面々が何を感じているのか皆目見当がつかない。まあ、石原慎太郎の作品というのはどれもそうなんだよね。

要するに、面白くない。

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誘拐報道

2021年12月11日 21時20分30秒 | 邦画>☆
1982年/邦/伊藤俊也監督/萩原健一 小柳ルミ子 和田求由 高橋かおり 岡本富士太 秋吉久美子 宅麻伸 藤谷美和子 伊東四朗 平幹二朗 三波伸介 丹波哲郎
2021年12月3日 BS日テレ 映画劇場

【あらすじ】
1980年1月、兵庫県宝塚市で発生した幼児誘拐事件を素材に、幼い生命の救出をめぐって、報道陣、警察、被害者家族たちが、事件の渦中で傷つきながら努力する姿をサスペンスフルに描く。
<ウィキペディア様より引用>

放送時間160分。かなり序盤で寝落ちする。なんとか最後まで頑張って観たが、三波伸介と伊東四朗のてんぷくコンビがいなかったらもう一回寝ていたと思います。
丹波哲郎は出てたほう、菅原文太や橋爪功、湯原昌幸になべおさみなんかがチョイ役で、この頃からこういう配役制度があったことに驚かされる。
もちろん、面白いわけがない。
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大東京誕生/大江戸の鐘

2018年11月24日 21時05分38秒 | 邦画>☆
1958年/邦/大曽根辰保監督/高田浩吉 瑳峨三智子 高千穂ひづる 松本錦四郎 松本幸四郎
2018年11月23日 TOKYO MX キネマ麹町

【あらすじ】
幕末のあれやこれや。

鳥羽伏見の戦いから始まって、明治新政府が誕生するまでを描いているもよう。キネマ麴は幕末特集か?
松竹時代劇35周年記念映画であり、当時とすればビッグなスターをてんこ盛りに配役して、ビッグな維新イベントを描いたお祭り作品だったのだろうと想像はできる。
が、なにぶんにも古過ぎた。
誰がビッグなスターだかも分からず、それ故誰が誰をやってるのかも分からず、慶喜がへなちょこで西郷が悪玉みたいな描かれ方も古くさい。小栗上野介(松本幸四郎)とその息子又一を中心に描いているのかと思いきや、配役トップの高田幸吉は勝海舟役だった。勝さんそんなに活躍してたかな!?
これも「長州ファイブ」同様、幕末マニアには燃える作品かもしれないが、私のような人間には豚に真珠もいいとこでした。大河ドラマ(今年は西郷)もチェックしてるのに、全然頭に入らない。
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日本統一

2018年06月23日 20時35分45秒 | 邦画>☆
2013年/邦/山本芳久監督/本宮泰風 山口祥行 白竜 哀川翔 梅宮辰夫 千葉真一 ハチミツ二郎
2018年5月13日 TOKYO MXキネマ麹町〔KIZUNA&URAGIRI~デンジャラスな男達~〕

【あらすじ】
横浜のちんぴら氷室(本宮)が、神戸にトンズラして侠和会系上田組内三上組若頭龍征会会長になるまで…???

正直ど詰まらないし意味も分からないし、やくざの教材ビデオくらいにしか見えないけどそれだったら面白いなとかくだらないことしか考えられなかった糞作品。
糞作品かと思いきや、意外と辰っつぁんだのサニーだの哀川さんだのが出てるのが謎。ハチミツ二郎がボコられ役で出てたのにはひっくり返った。
「2」も放送されてて録画済みだったが、即行で消しました。
今回記事を作るにあたって資料を検索したらば、驚くなかれ2017年までにシリーズが「26」まで作られて完結していた。更に今回記事を作るために入ったネカフェでは「全26作品一挙配信中!」というバカでかいポスターが貼られていて2度驚いた。
こういう作品て、今までピンク作品とかエロ動画とかを作らせてたスジが、<侠気の一大大河ロマン>を目指して無理やり作らせてるんでしょうか。やくざ資本なのは間違いなさそうだが、「日本統一制作委員会」とかいうドキュメンタリーを作ったら、そっちのほうがよほど面白そうだ。
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