暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

2018年映画総決算

2018年12月31日 23時46分23秒 | その他お知らせ等
総観戦数198本。前年に引き続き200切りなのだが、残業の多い職場に異動した割りにはよく観たほうと褒めてあげたい。
一時はお正月放送分からの消化が追いつかないのではないかと危惧したが、年末には2周目に手を出す余裕もできました。

【評価別集計】
★★★★★…0
★★★★……3
★★★………24
★★…………137
★……………30
☆……………4

だいたい例年通りの割合なのだが、今年は★1つより下の☆(0.5以下)が4つもあった。去年は0だったのに。
ちなみに内訳は、「日本統一」「ザ・コマンダー」「地獄のコマンド」「大東京誕生/大江戸の鐘」でした。
どうでもいいが、「日本統一」は2019年になってからもTOKYO MXがしぶとく続編を放送予定。勝手にやってなさい。

【特に印象に残った作品】
1月 里見八犬伝(郷里が舞台だった、想い出の作品)
   レッドタートル/ある島の物語(異色ジブリ)
2月 琉神マブヤーTHE MOVIE/七つのマブイ(超神ネイガーゲスト出演!)
   君の名は。
   シンシナティ・キッド(スティーブ・マックィーン)
3月 スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団(殿堂)
   大魔神(ついに観た!殿堂)
4月 リトルプリンス/星の王子さまと私(星の!王子さま!)
5月 犬神家の一族(スケキヨ!)
6月 帝一の國
   デッドプール2
   日本統一(衝撃の糞シリーズ)
7月 マイ・プライベート・アイダホ(リヴァー×キアヌ!)
   ガメラ(平成3部作)
   ゴッドファーザー(以下年をまたいで3作。とりあえずビッグタイトルなので)
8月 マーシャル博士の恐竜ランド(ウィルちゃんありがとう)
9月 伊賀忍法帖(昭和懐かしバカ忍法)
   アントマン
10月 ハチ公物語(ヒデ×ハチ!)
    オールド・ボーイ
11月 俺たちスーパー・ポリティシャン/めざせ下院議員!(ウィルちゃんまたまたありがとう)
    タイピスト!(タイピング魂)
    カメラを止めるな!(劇場に行ったので)
    ヴェノム(スタン・リー陛下の遺作…)
    ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(サッちゃん山ちゃんありがとう)
12月 グリース(伝説のバカミュージカル)

劇場観戦は、「デッドプール2」「ヴェノム」のマーヴェル2本と、巷で話題沸騰「カメ止め」の3本。
職場が銀座なんという映画館飽和地帯に転職したにもかかわらず、そういや銀座界隈で観戦してない…。つーか、残業!
12月に入って、職場の妻子持ちにまさかのフォーリンラヴ。こんな時に役に立つのが元カレ軍団だ。いざとなったら、マイキー、アダム、ロブちん、ロドちゃん、チェビー御大、それからシンちゃんとリッキーとドニー様、出動要請するから宜しく頼みますよ!
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グリース Grease

2018年12月24日 21時23分37秒 | 洋画>★★
1978年/米/ランダル・クレイザー監督/ジョン・トラボルタ オリヴィア・ニュートン=ジョン ジェフ・コナウェイ ストッカード・チャニング
2018年12月23日 TOKYO MX キネマ麹町

【あらすじ】
ダニー(トラボルタ)はランダル高の3年生、チーム<グリース>のリーダーである。女子にモテモテ、不良の中の不良! だが彼は、夏休みの間に純情な恋に身を焦がした。相手の名はサンディ(ニュートン=ジョン)。夏が終わればオーストラリアへ帰ってしまうと油断こいていたら、なんと彼女は同じ学校に編入してきた! 嬉しいやら恥ずかしいやら。
ツッパリのメンツもあるが、清純派の彼女がどうしても好きだ! そんな彼と彼女と、彼らを取り巻く友人たちとの、歌って踊って90分!


インド人がボリウッド映画のお手本とした、伝説の作品。←嘘。
オリヴィア・ニュートン=ジョンが当時30歳にして高校生役とかいうので話題の作品だが、オリヴィアさんは可愛いのでちっとも気にならなかった。それよりもダニーのお友達が老けすぎで、そっちが気になっていたためかもしれん。ハリウッド戦略!
ツッパリと清楚の格差恋愛なんぞという70年代少女マンガみたいなハナシで、ギークな俺らには無縁の気持ち悪いシナリオでした。
オリヴィアとのラブよりも、キニキー(コナウェイ)との熱い友情のほうが萌える。さすがトボルタ。
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新世紀エヴァンゲリオン劇場版/Air,まごころを、君に TV版

2018年12月23日 21時12分46秒 | 邦画>殿堂
1998年/邦アニメ/庵野秀明総監督、鶴巻和哉共監督/緒方恵美 三石琴乃 林原めぐみ 宮村優子 石田彰 立木文彦
録画保存コレクション

2周目

旧記事読むと、分かったようなことを書いてあるんだが。
改めて観返してみたら、やっぱりてんで分からないんだこれが。あっはっは!
完結してからまた見直してみるしかないな。いつになることやら。
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EVANGELION:DEATH(TRUE)2 TV版

2018年12月22日 21時00分20秒 | 邦画>殿堂
1998年/邦アニメ/摩砂雪監督/緒方恵美 宮村優子 林原めぐみ 石田彰 三石琴乃 立木文彦
録画保存コレクション

2周目

またストックが切れたので、勢いに乗ってエヴァまつり続行。アスカが惣流でなんだかうれしい。
旧劇場版は理解が追いついていると思い込んでいたが、やっぱり分からなかった!?
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リトル・バード/164マイルの恋 LITTLE BIRDS

2018年12月19日 20時54分37秒 | 洋画>★★
2012年/米/エルギン・ジェームズ監督/ジュノー・テンプル ケイ・パナベイカー カイル・ガーナー
2018年12月17日 日テレ映画天国

【あらすじ】
リリー(テンプル)とアリー(パナベイカー)は、ソルトレイクシティに住む幼馴染。リリーは父を、アリーは母を亡くしている。リリーは閉塞的な街を嫌い、アリーは堅実的な見方で世界に馴染もうとしている。
そんな二人の前に、L.A.からやってきた少年たちが現れた。リリーはジェシーという少年(ガーナー)と互いに一目惚れをし合う。
ふわふわした甘い考えのリリーだが、アリーは彼女を放ってもおけず知人のクルマを無断借用して共にL.A.へ。無事彼らと再会を果たし、秘密基地的廃モーテルでの寝泊まりを始めるが…。


邦題に「恋」と謳われているのでロマンチックな甘酸っぱいラブストーリーを想像していると、これが恋のハナシではないのである。郷里を忌むか、愛すか、そんな思春期ストーリーなのであって、<忌派>の自分はリリーに肩入れしつつも「甘いなー」とモヤモヤしながら観る羽目に。このまま二人はマイルドヤンキー(古い)になってしまいそうなオチで、結局「リトルバードに大空は荷が重い」というそんなテーマに思えました。真意は知らん。
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シックス・センス The Sixth Sense

2018年12月17日 21時23分03秒 | 洋画>★★
1999年/米/M・ナイト・シャマラン監督/ブルース・ウィリス ハーレイ・ジョエル・オスメント トニ・コレット オリビア・ウィリアムズ
2018年12月17日 テレ東午後のロードショー〔大ヒット!傑作サスペンス!〕

2周目

録画ストックがないので、2回目だけど再見。オチが分かっている状態で観るとまた何か違うかなとも思ったが、そもそもが予想通りのオチだったのでたいして感想に変化もない。
ハーレイ君は今や、でっぷりしたひげ面のオッサンに成り果てているそうな…。ショック!!!
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

2018年12月16日 21時11分32秒 | 邦画>殿堂
2012年/邦アニメ/庵野秀明総監督、摩砂雪、前田真宏、鶴巻和哉共監督/緒方恵美 石田彰 宮村優子 林原めぐみ 坂本真綾 三石琴乃 山口由里子 立木文彦 清川元夢/TV版
録画保存コレクション

2周目

2014年に地上波初放送となって早6年。パチエヴァも8代目から13代目となり、今作をモチーフとした演出も数々作られ見慣れた場面が散見されるが…やはり分からないものは分からない。しかも<つづく>エンドで次回作に真相を預けてあるにも関わらず、その作品がどこまで制作進行しているのか一向に噂を聞かないありさま。パチのほうは続かないシナリオに業を煮やしたか、ムービー演出のないドラムタイプが13代目なのである(憶測)。
まあそういった部分を除いてみても、冒頭のアスカバトルが宇宙っぽいのにヴンダーは地上にあって?南極が基地で?使徒が未だに出現していて?状況説明が下手糞すぎて、シナリオの難解さ云々以前の問題でへっぽこ作品のように見えるのだが、どうかなあ…。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 TV版

2018年12月15日 20時35分50秒 | 邦画>殿堂
2009年/邦アニメ/庵野秀明総監督/摩砂雪&鶴巻和哉監督/緒方恵美 三石琴乃 林原めぐみ 宮村優子 山口由里子 立木文彦 山寺宏一 坂本真綾
録画保存コレクション

2周目

はいこちらもパチでお馴染みのシーンがてんこ盛りですよ。じゃなくて逆だっつーの。だいぶ打ち込んだからなあ、11代目。3号機に乗ったのがアスカ(みやむー)だったのなんか、すっかり忘れてたわ。あれ?トウジじゃなかったっけ? それはテレビ版か。
これもこれで、やっぱりシナリオはわけ分からず。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版

2018年12月12日 21時12分43秒 | 邦画>殿堂
2007年/邦(アニメ)/庵野秀明総監督/摩砂雪・鶴巻和哉共監督/(声)緒方恵美 三石琴乃 林原めぐみ 山口由里子 立木文彦
録画保存コレクション

2周目

前回観戦が2009年、なんと10年近く経ってしまった。当時4代目だったパチ機種も、今や13代までになりました。いやあ、4代目のライトバージョンは良かったなあ。歴代のエヴァ機が楽しめるホールとかないだろうか。なんのこっちゃ。
という具合に「エヴァそのもの」よりも「パチエヴァ」を愛しているため、パチ演出のおさらいとしての印象が強い。あのせりふはこの場面か~、に、なってしまう。といっても今作はアスカとマリちゃんが不在なので、半分くらいでしょうか。
2013年以降7代目のライトバージョンに、そして2016年以降は11代目にだいぶお世話になりました。その頃から何度となく再観戦を思いつつも、今になってしまったのだが。シナリオはやっぱりよく分からないね。
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マイレージ、マイライフ Up in the Air

2018年12月09日 20時40分10秒 | 洋画>★★

2009年/米/ジェイソン・ライトマン監督/ジョージ・クルーニー アナ・ケンドリック ヴェラ・ファーミガ
2018年12月9日 TOKYO MXキネマ麹町〔『幸せ』ってなんだっけ?〕

【あらすじ】
ライアン・ビンガム(クルーニー)は、解雇専門職。全米を駆け巡り、一年の殆どを空港、機上、職場で過ごす。結婚や定住には興味がなく、マイレージ獲得が趣味以上の生き甲斐で、目標は1千万マイルという変態である。
ある日、似たような女性アレックス(ファーミガ)をナンパ。だがお互い気遣いのない関係と割り切る淡白さ。これでいいのだ。
さてライアンのオフィスに、23歳の新入社員ナタリー(ケンドリック)が配属される。彼女はスタッフの出張費用を非効率とみなし、インターネットのテレビチャットを活用すべきであると主張。リストラされる方の身を考えるべきであるというライアンの意見と食い違い、現場の実情を知るためライアンに着いて研修することになった。
ナタリー連れでのアレックスとの再会、妹の結婚式への出席、次第にライアンの中にも<安定>への欲求が湧いてくるが…!?


ライアンの人物像には納得できるものがあって、愛とか恋とか絆とかを持ち出すエゴイストよりかはよほど共感できる。ぼっち最強。<マイレージ至上主義>という信念にブレもなく、甘ったれたところもなく好感の持てる男だった。
ところがどうだ、後半に来てのこの堕落っぷり。結局そうなんだよなー。家族とか絆とかそれが幸せ。孤高を気取ってるうちは幸せぶってる独りよがりだ、という主張に作品テーマが流れてしまった。そんなありきたりのシナリオの、何が面白いっていうのか。がっかりだよ。
ちなみに監督ジェイソン・ライトマンはかのアイヴァン・ライトマンのご子息なんだそうで、やっぱり<ファミリー>に繋がっちゃうってことか? 今ジョージ・クルーニーがマコーレー・カルキンの真似して「あーっ!」って顔してるところを想像しました。観ると桃鉄USAをやりたくなる。

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