暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

バットマン Batman

2019年09月29日 21時05分33秒 | 洋画>★★★
2019年9月23日 日テレ映画天国
1989年/米/ティム・バートン監督/マイケル・キートン ジャック・ニコルソン キム・ベイシンガー ロバート・ウール マイケル・ガフ パット・ヒングル ビリー・ディー・ウィリアムズ ウィリアム・フットキンス ジャック・パランス

2周目

ティム・バートン作品と思えばこそっていうか、よくもマイケル・キートンを<ジョーカー>でなく<バットマン>にしたなという印象。この頃はティムさんもジョニデと出会う前で、キートンに夢中って感じが伝わってくる。
まあジャック・ニコルソンがいいので、今作がバットマンの<正解>になっちゃってるんだけども。
ジョーカー作品は「バットマン」を超えて作り続けられているので、今後どう印象が変わるかは未知数ではある。
ちゃんと放送してくれるんだよな!?
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僕のワンダフル・ライフ A Dog's Purpose

2019年09月28日 21時01分38秒 | 洋画>★★★★
2017年/米/ラッセ・ハルストレム監督/ブライス・ゲイサー K・J・アパ デニス・クエイド ブリット・ロバートソン ペギー・リプトン ジョン・オーティス カービー・ハウエル=バプティスト プーチ・ホール
2019年9月27日 日テレ金曜ロードSHOW!

【あらすじ】
<ぼく>は、犬として生まれ、そして死ぬ。生きる意味って、なんだろう。生まれては死に、また生を受ける。
1960年代にミシガンで赤毛のレトリバーとして誕生したぼくは、少年イーサン(ゲイサー)に引き取られた。<ベイリー>という名前をもらい、イーサンととても仲良しになった。
10年くらい経過。高校生になったイーサン(アパ)は、ハンナ(ロバートソン)とペロペロし合う仲になった。幸せの絶頂みたいに見えたけど、パパは荒れて火事が何かを変えてしまった。イーサンは大学に行くとかで、離れ離れになってしまった。ぼくは天寿をまっとうした。
その後ぼくは、警察犬になったりコーギーになったりした。その次の生では、ネグレクトに遭って捨てられた。
だけどそこで、思いがけない出会いを体験する…!


奇跡の実話!
な訳は、当然ながらない。
犬う〜?と、斜に構えて見始めたが、見るだけなら可愛いだけで済むし実際可愛いかった。そしてなんと、涙腺を刺激されること数回。犬のさあ、吹き替え(高木渉)が良いんだわ。犬の賢さとバカさ加減の、絶妙なバランス!
ところで、先日社食で盗み聞きしたところによると、私のあのひとは最近犬を買ったらしい。その話をしてる相手というのがBL的に激アツのF太郎氏(バカ)で、私の脳内ではあのひとが犬耳のF太郎をぐりぐりナデナデしてる姿ばかり妄想されて大変困っています。誰か助けて下さい。
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マッチポイント Match Point

2019年09月22日 20時42分36秒 | 洋画>★★
2005年/英・米/ウディ・アレン監督/ジョナサン・リース・メイヤーズ スカーレット・ヨハンソン エミリー・モーティマー マシュー・グード
2019年9月14日 テレ東サタ☆シネ

【あらすじ】
クリス・ウィルトン(メイヤーズ)は、赴任したテニスのコーチ先でトム・ヒューイット(グード)と親しくなる。家族ぐるみのお付き合いなんかしていると、妹クロエ(モーティマー)に見初められ交際に発展。しかしクリスは、トムのフィアンセであるアメリカ人女優ノラ(ヨハンソン)に欲情した。
ノラはヒューイット母からの心象が悪く、クリスがクロエと結婚する頃にはトムと別れていた。
しばらく姿を消していたノラだが、クリスは偶然再会。女房が子供を欲しがって息苦しい彼は、彼女に縋り付いた。
しかしノラが妊娠、結婚を要求してくるようになる。ああ、もうめんどくせー!
クリスの取った行動は、最低のものだった。しかし…。


まったく別次元のハナシすぎて、現実味がないというか。恋愛が簡単なカテゴリも、それはそれで苦労が絶えない…と思えばザマミロとは思うものの、ほんとにそんな簡単な奴らがいるのかと思うと俺っていったい何なんだと凹みもする。でもま、スカヨハ使ってモテ女の不幸を描ききってくれれば、モテなくて良かったとは思える。
モテネ女子がこんな目に遭ったら、悲しすぎて全男を呪う。
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エアフォース・ワン Air Force One

2019年09月21日 21時07分07秒 | 洋画>★★
1997年/米/ウォルフガング・ペーターゼン監督/ハリソン・フォード グレン・クローズ ウェンディ・クルーソン リーセル・マシューズ ウィリアム・H・メイシー ドナ・ブロック ポール・ギルフォイル トム・エバレット ディーン・ストックウェル アラン・ウォルフ ゲイリー・オールドマン ザンダー・バークレー
2019年9月12日 テレ東午後のロードショー

2周目

前回観戦からだいぶ経ったので、なんか感動があるかなあと期待したのだが無かった。
今回は、午後ロードさんがピックアップしてくれたキャストを全部拾ってみました。なんか、すぐ死んだ奴とかいたり。
ていうか、当代の大統領を脳内キャスティングして、シーン毎に<奴ならどうするか>を想像したよ。なんなら当代我が国の総理でもいいや。
痛い目見させてえなあ、オイ!
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あん

2019年09月13日 18時18分28秒 | 邦画>★★★
2015年/日・仏・独/河瀬直美監督/永瀬正敏 樹木希林 内田伽羅 浅田美代子 市原悦子
2019年9月8日 テレ朝昼

【あらすじ】
イートインも備えたどら焼き専門店<どら春>。店長千太郎(永瀬)は借金を肩代わりしてくれたオーナーのために、好きでもないどら焼きを作っている。
桜満開ののある日、おばあさん(樹木)がやってきてバイトさせてくれないかと言う。一度は断った千太郎だが、ばあさん手作りのつぶあんは桁外れに美味かった。千太郎はばあさん<徳江さん>を雇った。
徳江さんの餡を使ったどら焼きは、たちまち大評判。行列のできる店になった。しかしオーナー(浅田)は、徳江がハンセン病だというので解雇させる。
ハンセン病がなんぼのもんじゃい。
千太郎は徳江さんを使い続けたが、ひとの噂に上ったかぱったりと客足は途絶えた。徳江さんは自ら身を引いた。
千太郎は、常連客である少女ワカナ(内田)と共に徳江さんの暮らす療養所を訪ねる。


ドリアン助川原作。読んだことはないが、ラジオドラマで部分的に聞いたことはあった。「らい病って何だよ」とか思いつつも、差別モノなので印象に残っていた。
だからといって病気について勉強したこともないが、「ふたたびスイングミーアゲイン」とか観て「ははあ」と感じてはいたな、うん。
で、結局病気についてはやっぱり詳しく知ることもないのだが、ニュースにはなっているじゃない。不当差別で謝罪だ何だ。さはさりながら、ニュースでは病状とか見せてきてないと思うのよ。それもまた差別なような気がする。で、アタシみたいな人は結構多いんじゃないかと思います。差別反対、で、ハンセン病って何?な感じの人。
だからねえ、徳江さんのどら焼きを敬遠する人って、じつは少ないんじゃなかろうか。
とか何とか考察を巡らせはしたが、結局「希林さんと永瀬カッコいいな!」という感想が一番でした、ハイ。俺は永瀬みたいなおっさんを経由して、希林さんになりたい。
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ポノック短編劇場/ちいさな英雄ーカニとタマゴと透明人間ー

2019年09月10日 21時26分14秒 | 邦画>★★
2018年/邦アニメ
2019年9月9日 日テレ映画天国

<カニーニとカニーノ>米林宏昌監督/木村文乃 鈴木梨央
【あらすじ】
サワガニの兄妹カニーニ(木村)とカニーノ(鈴木)は、母と別れ、そしてまた父とも引き裂かれた。自責の年にかられるカニーノをはげまし、カニーニは二人で父探しの冒険に出る。
<サムライエッグ>百瀬義行監督/篠原湊大 尾野真千子 坂口健太郎
【あらすじ】
シュンくん(篠原)は、野球が好きなごく普通の小学生。ただ普通の子と少し違っていたのは、食物アレルギーがあることだった。
学業優秀なのに。運動神経も体力もひとに負けないのに。
シュンくんはタマゴに打ち克つことができるのか…!?

<透明人間>山下明彦監督/オダギリジョー 田中泯
【あらすじ】
彼(オダジョー)は、透明人間だった。
職場で働いていても、誰も彼を頼らない。
自動ドアは、反応しない。ATMも、反応しない。お店の人にも、気付かれない。
重さも、ない。
アクションに、反応されない。
だが彼は、善人だった。
ひとつの命を救った時、彼は…!?


なんのこっちゃ、と思いつつ、情報を仕入れぬままに観戦。アニメだし、放送時間60分だし、こりゃー気楽でいいわ。
と蓋を開けてみればいきなりの米林宏昌で、しかもカニさんの擬人化作品。おいおい、勘弁してくれよ。とは思ったが、嫌なら観なけりゃいいだけのハナシと割り切って最後まで観た。トンボは擬人化、よそのカニ親子とサカナ、トリはノット擬人化。基準がわからん。言いたいこともわからん。まあ世の中、分からなくていいことなんて山ほどある。
母ちゃんが死んでないことにびっくりしたが、抱えている赤ん坊が数百匹だったらキモくて面白そうとは思った。
次、タマゴ。
母ちゃんは大変だなあ、俺は子供がいなくて良かった。
次、透明人間。
「世にも奇妙な物語」にも取り上げられた(らしい)石川雅之の漫画、そして飯尾和樹を評する「見える透明人間」の進化系。
透明人間といえば、かつては憧れの存在だった。
しかしそれも、ジョン・カーペンターとポール・ヴァーホーヴェンによって<得たくないスーパー体質>へと風向きが変わった。井出らっきょの功績もある。
そして今作に至っては、<殆どのひとに認識してもらえない不幸な存在>へ更に格下げとなる。
ラストカットで彼に色が付いたことから、社会に対する関わりとかそんな感じのものが描かれていたのだろうと推察される。僅か15分足らずの作品でありながら、なかなか良くできた哲学作品だと思いました。
カニもタマゴもヒトゴトにしか受け止められないが、コイツは間違いなく俺を描いてくれた作品。
て思った人は少なくないんじゃないかな。
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ブロークン・アロー Broken Arrow

2019年09月09日 21時45分36秒 | 洋画>★★
1996年/米/ジョン・ウー監督/クリスチャン・スレイター サマンサ・マシス ジョン・トラボルタ
2019年9月9日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
米空軍のヘイル大尉(スレイター)は、上官ディーキンス少佐(トラボルタ)にいつも負けていた。今日もスパーでサンドバッグ。とほほ。
そんな二人に、核弾頭2基を積んだステルス機での飛行訓練が命じられた。お高い戦闘機!お高い実弾!マッハ!低空!ドーパミンどばどば出してた大尉は、少佐にぽいっちょされた。少佐は2基の弾頭を投棄して、ステルス機を捨てた。ステルスだから捨てるっす。イエー!
少佐は核弾頭を確保。スポンサーに弾頭を売却するつもりなのか、それともUSAに対して身代金を強請ろうというのか。どちらにしても大金ゲットのシナリオ進行に浮かれていた。
ところがどっこい、ヘイル大尉は生きていた!パークレンジャーのテリーちゃん(マシス)と出会い、核弾頭奪還に向けて少佐と対決。果たして大尉は、デンバーを、アメリカを救うことができるのか!?


なんか観たことあるんだろうけど、そうであるにしても15年以上前のことだから観た。クリスチャン・スレイター!以前の職場に似てる人がいて、つい「山田さーん!後ろ、後ろ!」と言ってしまいたくなる。
全編どこを取ってもピンチとアクション、核爆弾のタイマーカウンターが1回で終わらないどころか、1基はバクハツさせちゃうし!
しかもヒロインを登場させながら、ろくにラブシーンもさせないところなんかも好感度が高い。。
更にトラちゃんの美貌も、画面を支える重要なファクター。自分が思っている以上に、トラは好みだった!?
それでも星が二つ止まりなのは…核兵器を軽々しくバクハツさせちゃったから。だめなのよ〜。核はもっと、最終兵器な感じで!
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タイムリミット Out of Time

2019年09月08日 21時07分13秒 | 洋画>★
2003年/米/カール・フランクリン監督/デンゼル・ワシントン エヴァ・メンデス サナ・レイサン ディーン・ケイン ジョン・ビリングズリー 
2019年9月6日 テレ東午後のロードショー〔金曜は“特選サスペンス”!〕

【あらすじ】
フロリダ州の小島バニアン・キー。そこで警察署長を務めるマット(ワシントン)は、署員からの人望も厚い有能な人物だった。しかし、私生活では妻のアレックス(メンデス)と別居中であり、夫からの暴力に悩む人妻アン(レイサン)と不倫関係にあった。そんなある日、アンの付き添いで病院に行くと、彼女が重いガンに冒されていると、彼女の主治医から宣告されてしまう。主治医はアンを特別な施設に入所させ、そこで治療を受けるよう薦めるが、それには莫大な治療費が必要であった。このことを知ったマットは、署に保管されている押収金を持ちだし、それを治療費にあてようと考える。だが、翌朝アンの家に向かうと、彼女は夫とともに焼死体となって発見される。現場から警察はこれを殺人事件と断定。しかも数々の証拠から容疑者として浮上したのが、他でもないマットだった。無論これを強く否定するマットだったが、そんな彼の前に現れたのは、本署から捜査担当として派遣された妻のアレックスだった…!!
<ウィキペディア様より引用>

のどかなリゾートアイランドで、ダブル不倫を楽しむ美形カラードたち。の、愛憎渦巻くサスペンス。
虚構はいいなあ、恋愛が自由で。
なんてことを指咥えながら観ていると、突然デンゼルが犯人扱い。危ない橋を渡りつつ綱渡りでその場その場を凌いでいくし、恋仲だと思っていた人妻も狂言だった。不倫なんかしたばっかりに、酷い目に遭った。
最終的には嫁さんとヨリを戻すってとこが都合良くて気にくわないが、デンゼルとエヴァたんならまあしょうがないか。個人的には、チェイさん(ビリングズリー)と、という展開を期待したんだがなあ。ま、まさかね。
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海底47m 47 Meters Down

2019年09月01日 21時06分15秒 | 洋画>★★
2017年/英/ヨハネス・ロバーツ監督/マンディ・ムーア クレア・ホルト マシュー・モディーン ヤニ・ゲルマン サンティアゴ・セグーラ  クリス・J・ジョンソン
2019年8月30日 テレ東午後のロードショー

【あらすじ】
メキシコへバケーションを楽しみに来た姉妹、リサ(ムーア)とケイト(ホルト)。明朗快活な妹に対して、姉リサは保守的慎重派。じつはそれが原因で、「つまんねーやつ」の烙印を押されふられたばかりなのでした。
リゾートでハジケて、彼を見返してやるバイ!
との意気込みで、夜遊びついでにシャークケイジダイビングをやることになった二人。サメは怖いが、ひと皮剥けるにゃこれっきゃない! 水深はたったの5メートルだし…と船長テイラー(モディーン)に命を預けるが、ケーブルが切れて47mの海底へ真っ逆さま! この時点で残り放送時間は100分、サメはいる、通信不能、ケージは塞がれてエアは半分。果たして姉妹は、無事生還することができるのか。残り半分以上の放送時間を、どうやってもたせるのか…!?


正統派サメパニック。サメは空から降ってこないし、メガでもメカでもない、もちろんダブルヘッドでもないしタコ脚でもない。普通のサメ! なんなら、どっかで観たサメ観察用ケージに入っているだけですらある。逆に不安!
で、普通なら出るはずもなく救助を待ってそうなシチュエーションを作っておきながら、無理して外に出させるんだよ。まあ、そうでもしないと見せ場がない。
サメツアーの助手っ子ハビエル(ジョンソン)は餌食になるも、ナンパ男二人組(セグーラ&ゲルマン)は特に活躍せず。
それで結局、元カレに一泡吹かせたかどうか、それはご想像にお任せします。…って、そんな場合じゃない!?
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