1988年/米/デヴィッド・ザッカー監督/レスリー・ニールセン プリシラ・プレスリー ジョージ・ケネディ O・J・シンプソン リカルド・モンタルバン
2023年6月3日 BS日テレ 土曜7時の洋画館
【あらすじ】
フランク・ドルビン(ニールセン)は、ロサンゼルス市警の警部である。テロリストの会合をぶっ潰し、同僚(シンプソン)の疑惑を晴らし、エリザベス女王陛下の暗殺を阻止するぞ!しかも若い娘さんとのロマンスまで!?
ZAZの代表作「裸の銃」シリーズ第一作。かつてプライムタイム帯に映画放送が毎日のようにあった頃、「これがアメリカンコメディだ!」という代表作として「ポリアカ」と共に何度となく放送されていた。ように記憶する。気のせいかも。もっと古い作品かと思っていたが、意外と1988年だったりする。「フライング・ハイ」のほうが早かったのか。まあどっちでも同じだな!
くだらないだけだろうと思ってぼんやり見ていると、つい笑わせられてしまうのはトシのせいだろうか。若い頃はこの手のアメコメが大嫌いだったのだが、なかなかにキメの細かいギャグのツルベ撃ちに感心したりもする。
監督デヴィッドの弟ジェリー・ザッカーはこの後急に、「ゴースト/ニューヨークの幻」だの「マイ・ライフ」だののマトモな作品を手がけるようになった。兄ちゃんたちのキチガイ的なノリを、冷めた目で見ていたのかと思うと微笑ましい。何なら萌えるまである。