7月13日はお盆の始まりである。私が住んでいる静岡の駿河区は新暦で行なう家が多いようだ。今朝菩提寺の帝釈寺に墓参りに行ったが、たくさんの人が来ており、お墓を清掃して新しい花を飾っていた。いつもは殺風景の墓地も花が飾られ、きれいに水がうたれているのでしっとりとした霊気を感じた。
もう既に迎え火をしたのか数箇所の墓の前には燃え残った炭の跡がある。丁寧の作法であり、お墓の前で迎え火を焚いて、その灯りを点したものを持って家まで運び、また迎え火を焚くという。私も数年前やったが、最近が省略している。
直ぐ家に帰り棚盆づくりをすることにした。毎年行なっていることであるが、中々手間がかかる。
仏壇の中のものを全て出して、一年の埃を取除いてから仏壇を閉め、その前に盆棚段を作る。我家は3段の棚である、最初からそうであるが重くて扱いずらい。組み立ては模型を組み立てるようにしていくが、同じような板を上手くあわせないと組みたたらない。今まで何度もやってきたがこの作業は時間がかかる。
その後は段に沿って敷物を敷いていく。この敷物は10数年前函南にいる弟がタイに行ったとき、仏教で使う敷物と言って買ってきた。金色の下地に寺院をあしらった絵が付いていて高価な感じを受ける敷物である。因ってずっとこの敷物を使ってきた。
その敷物の上に仏壇の中にあった本尊(釈迦牟尼仏)や位牌等仏具を置いていく。それに盆提灯や生花を並べて盆棚が出来上がる。妻と手分けしてつくったが3時間ほどを費やしたようだ。
後は眞菰の綱」を張って精霊花や庭に生えている里芋の葉等を吊るした。
昔から先祖の精霊は、山頂や原野にあって子孫を見守っていると考えられていたため、盆花は山野の草花が飾りに使われているということらしい。
この盆棚つくりを行なうと、父の霊を迎える準備が出来たような気になる。
夕食前には家族が門の前に集まり迎え火を焚いた。風が少しあって炭になるには時間がかかった。蚊がよってきて母と妻は団扇で蚊を払いながら見守っていた。
その後犬の散歩も生すませて、今日から始まった、年末の「静岡市民による歓喜の歌大合唱」の結団式に、清水文化センターに向った。
半年かけてベートーベンの交響曲第九を練習して12月12日の本番に備えるつもりだ。
もう既に迎え火をしたのか数箇所の墓の前には燃え残った炭の跡がある。丁寧の作法であり、お墓の前で迎え火を焚いて、その灯りを点したものを持って家まで運び、また迎え火を焚くという。私も数年前やったが、最近が省略している。
直ぐ家に帰り棚盆づくりをすることにした。毎年行なっていることであるが、中々手間がかかる。
仏壇の中のものを全て出して、一年の埃を取除いてから仏壇を閉め、その前に盆棚段を作る。我家は3段の棚である、最初からそうであるが重くて扱いずらい。組み立ては模型を組み立てるようにしていくが、同じような板を上手くあわせないと組みたたらない。今まで何度もやってきたがこの作業は時間がかかる。
その後は段に沿って敷物を敷いていく。この敷物は10数年前函南にいる弟がタイに行ったとき、仏教で使う敷物と言って買ってきた。金色の下地に寺院をあしらった絵が付いていて高価な感じを受ける敷物である。因ってずっとこの敷物を使ってきた。
その敷物の上に仏壇の中にあった本尊(釈迦牟尼仏)や位牌等仏具を置いていく。それに盆提灯や生花を並べて盆棚が出来上がる。妻と手分けしてつくったが3時間ほどを費やしたようだ。
後は眞菰の綱」を張って精霊花や庭に生えている里芋の葉等を吊るした。
昔から先祖の精霊は、山頂や原野にあって子孫を見守っていると考えられていたため、盆花は山野の草花が飾りに使われているということらしい。
この盆棚つくりを行なうと、父の霊を迎える準備が出来たような気になる。
夕食前には家族が門の前に集まり迎え火を焚いた。風が少しあって炭になるには時間がかかった。蚊がよってきて母と妻は団扇で蚊を払いながら見守っていた。
その後犬の散歩も生すませて、今日から始まった、年末の「静岡市民による歓喜の歌大合唱」の結団式に、清水文化センターに向った。
半年かけてベートーベンの交響曲第九を練習して12月12日の本番に備えるつもりだ。