Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

サクランボの防鳥ネット

2010-05-05 15:15:16 | Weblog
 庭にあるサクランボの木のたくさんの実がなった。この木は10数年前植木市で見つけたもので、
サクラの花と実が楽しめると思い購入した。
 その苗木は、高さ60cmほどの小さなものであったが、5年ほどして花と実を付けるようになった。
 しかしその花も実も、期待したほどのものではなかった。花は3月中旬に咲いたが、綺麗な花とはとても言えなく、白いその花はソメイヨシノのような華やかさはなく、どちらかと言えば地味な感じの花であった。
 実は全ての花に付くが、売店で売っているサクランボとは、比較にならない小さく、直径1.2cmほどの実を付けていた。それを食べると、売っているものと変らない美味しさであった。
 多分この木は、野生の木のようで、品質改良されて、売店に並んでいるものとは違っていた。
 その後も毎年たくさんの実をつけたが、小鳥の餌になるならと思い、鳥が啄ばむのを見て楽しんでいた。
 昨年も実がなり、赤い実が目立つようになった。小鳥達が集まってきて、啄ばむのを楽しみにしていた頃であった。
 朝方その木を見ると、カラスが数羽きていて、昨日までは赤くなっていた実が、全てなくなっていた。多分一羽のカラスが、見つけ仲間を連れて取りに来たものであった。その食欲はすごいもので、一瞬にして実を食べ、まだ塾していない実は、地面に落としていった。
 今年も同じようなったらと思い、先日防鳥ネットを買って来ておいた。そろそろ防鳥ネットを張るころかと庭に出て見ると、幾つかの赤い実が地面に落ちている。その上電線に1羽のカラスが来ていて、食べごろを狙っていた。
 直ぐ防鳥ネットを張ろうと、黄色いネットをサクランボの木にかぶせた。ネット(3m×1m)3枚を繋げるようにして、何とか覆ったが、数量が足りなく、下が開いた状態になった。それでも少しは効果はあるかと思ったが、それから1時間ほど経つと、百舌鳥より少し大きい黒っぽい鳥が、下から入って、啄ばんでいた。
 直ぐ1枚のネットを買ってきて、空いていた下の空間にネットを施した。枝があり全てを覆うことは出来なかったが、カラスのような大きな鳥は入ることが出来ないはずである。
 これから効果を見ていくが、先ほどの黒っぽい鳥が来て、ネットからはみ出したサクランボを食べていたが、中には入れないようだ。
 昨年荒らされたカラスはその後見えていないが、今年こそ何とか収穫したいものである。

 

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