Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

音楽の仲間のこと

2017-10-10 22:53:26 | Weblog

 大きな声を出すのは健康に良いことと云う。だからと言って音楽のカルチャー教室に通っているわけではないが、今は三つの教室に通っている。各々のカルチャーに特徴があり、それはリフレッシュするしその日が来るのを楽しみに待っている。しかし、どのカルチャーも男性が少なく、もう少し男性がいたならと思うことはある。毎月隔週の火曜日に行っているA教室に入ったのは4年ほど前であった。その時5人の男性がいて、年齢も概ね私と同じくらいであったのですぐ打ち解けた。歌の内容もポピュラーなものが多く、男性にも興味がわくものが多かった。しかし、4年が経過するうちに男性たちも体調を崩すなどあり辞めて行って、今は、私ともう一人の男性が10人ほどの女性の中に入って学んでいる。

 9月下旬にその一人の男性から「10月に入ったら入院するので当分休むことになる。重い病気でないのでまた治ったら戻るから」と云った。それを聞いたとき、残念に思い、また私一人になってしまう淋しさを感じた。そして休む期間も1~2ヶ月は掛かるのではないかと思った。他のカルチャーでも男性一人であることを何度も経験しているので大きな動揺はなかったものの、この教室には以前から男性が数人いたので、バランスのよい合唱や、互いに意見を言い合ったり主張もできた。しかし私一人になると雰囲気が全然変わってしまうのでないかと心配になった。

 10月に入り最初の教室が10日(火)に行われた。相棒がいない淋しさと、あまり気乗のしない気持ちで教室に出かけた。しかしそこには居ないはずのその男性が来ていた。彼のそばに行き手術の経過などを聞いた。すると「10月1日に手術をし3~4日は、術後で大変であったが、その後の経過もよく、7日に退院することが出来た。今日はリハビリを兼ねて来たんだ」と云った。やはり以前のような元気さはなかったが、みんなと一緒に楽しそうに歌った。病み上がりであるのに来てくれたことをありがたいと感じた。そして、彼が来てくれたのは、私が1人で淋しくしていると思い無理して出てきてくれたものと思った。教室では、歌ったり、踊ったりと以前と変わらない楽しい時間を過ごした。

 今日は、12月までの3か月に学ぶ7曲の楽譜が配られた。曲名は「Beautiful Dreamer」「アニーローリー」「街の灯り」などであり、その内外国の曲は原語を取り入れたものもあった。これらの曲は3か月間でみんなが歌えるように教えてくれる。これはよいことであるが、私は男性が来てくれたほうが格別うれしかった。しかし、振り返って多くの男性が病気等で辞めていったことを考えた。その背景に、私の至らないところがあったのでないかと思う自分もいた。


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