Masayukiの独り言・・・

老いの手習い日記です。

一日人間ドック

2016-10-19 23:30:18 | Weblog

 昨年はH27年11月9日に人間ドックに行き胃に異常が見つかった。その時、ここの医師がS総合病院を紹介してくれ再検査を行い、H28年1月6日内視鏡による手術を受けた。胃ガンも初期の段階で、その後の経過も良いように感じた。そんなこともあって今年も10月19日昨年受けたS検診センターで一日人間ドックを行うことにした。

 朝食を抜き、午前7時50分にS検診センターに行った。受付のロビーには既に30人近い受検者が待っていて、後からも人が集まってきていた。概ね40代から50代後半の人が多く、私のような高齢者は少ないように感じた。今回はオプションで骨密度も調べてもらうことにした。骨には多少自信を持っていたが、最近手足の指が骨折したような痛みを感じたこともあり念のため受けようと思ったからだ。受検が始まると、休む暇なく次から次へ各検査が進み、受検者はあたかもベルトコンベアーに乗ったもののように各部位の検査を行っていった。その中で検査までに時間がかかったのは胃カメラの検査ぐらいだけであった。

 胃カメラの検査は口から内視鏡を入れ、ベットに寝ている私に技師が映像を見ながら、胃の中の状況を説明してくれる。一番心配していたか所であり緊張していたが、技師からは手術したところはきれいになっていて、それ以外には特に異常は見つからないと言われた。この技師は昨年の受検で早期発見してくれ人であり、言葉の一つ一つに説得力があった。終わってから、お礼を言って部屋を出たが40歳ぐらいのその技師が神々しく見えた。それと今回初めて受検した骨密度の検査は、やはりあまりいい値でなかった。検査した部位は右腕であったが、同年代平均の81%で若い人と比べると71%と云われた。検査した看護師は「70%を切ると骨粗鬆症と云われ、医師の治療が必要となる。そのボーダーラインにあるので食事、運動など十分注意してください」と言った。

 最後に医師の問診を受けたが、その頃になると今日受けた検査の概ねの結果が出ていて、それを見ながら指導してくれた。「胃は経過観察中であることからコメントはなかったが、それ以外の検査結果からは、昨年から特に悪くなったところは無いようだ」とのことであった。受付で精算を済ませるとき、「来年の予約はしますか」と言われたが、別途改めて予約するか考えることを伝え帰ってきた。先ずはひと安心であった。