徒然なるままに

日常を取り留めなく書きます

単位の話

2007-09-23 00:10:53 | 思い出
大学生だった頃、何も考えずに生きていた、と思う。
前日、朝まで飲んでいたりして、午前中の講義にはほとんど出席しなかった。
午後の講義もなんとなくめんどくさくなって、途中で抜け出したりしていた。
講義で使う教科書は1年生の頃は買っていたが、2年生以降は専門科目以外はほとんど買っていなかった。
だから試験前は教科書を持っている友達にかりてコピーしていた。
勉強をするのは試験の前だけ。いや勉強というか、カンニングペーパーを作る方が多かった気がする。
そもそも3年生のはじめくらいまでは、全然わかっていなかった。
4年生になって、研究室に配属されるには、講義を終了してもらえる単位が、ある一定数なければならないということを!
ぼくらの仲間で最初にそれに気づいたのはkachan。入学した当時にもらった、青い本を読みながら、「なんか、まずいぞ、おれら。このままじゃ単位が足りない。留年しちゃう」
それでこれまで取得した単位数をみんなで数えた。ochもkachanもぼくもやばい状況だということがわかった。
ぼくは専門科目を多少落としていた。
ぼくは工学部にいながら、語学や一般教養の単位は結構取っていた。
ochとkachanは語学だとか一般教養の科目の単位が不足していたと思う。
ぼくは1単位オーバーでなんとか進級できた。
なんで講義にでてないやつが進級できるのだ!とみんなに言われた。
奇跡的だったと思う。
ちなみにochとkachanは…。
4年生になって研究室に入って、何とか卒論も書いた。
しかし、1科目必修の単位がまだ取得できていなかった。
今でも覚えている。「数理工学原論第一」
テスト受けなきゃならんと思い、大学の掲示板を見たら、すでにテストは終了していた。
卒論も書いて、就職も決まっていて、卒業できないのか!とかなりあせった。
先生の部屋に行ってみた。
最初は
「何言ってるの。テスト受けてないなら、話にならん」
と言われた。
もういとど、部屋に行ってみた。
「もう卒論も書いて、就職決まってるんですけど…」と言ったら、
「じゃあレポート書いて、提出して」と言われた。
テーマは忘れたが、適当にレポート提出したら、単位がもらえた。
とにかく4年で卒業できたのは奇跡的だったなあ。
まあその後就職して、想像絶する苦労をしたのだが…・
その話はまた今度。