懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

散髪

2021年11月21日 | 日記
介護施設の担当者に髪が伸びたねと言われた。
年寄は白髪交じりで伸ばすと貧乏たらしくなる。
髭も伸ばすと貧乏たらしい。

手の不自由な人の髭剃りは介護施設でやってくれる。
さすがに散髪はしてくれない。
私は今のところ自分で髭剃りはしている。
介護施設へは刃物の髭剃りは危険で持ち込み禁止。怪我するし怪我させるし。

散髪は家内がやってくれていた。子供の散髪のついでに自分もやってた。
息子は結婚して家庭をもってからも、出張にいく散髪に行く暇がなく散髪してと21時頃に来て家内にしてもらう事もあった。
家内から散髪屋に行ってと言われた。髪も薄くなったが愛情も薄
くなったのであろう。

一時は散髪屋に行っていたが、床屋の椅子に移乗に介助がいるようになり散髪屋でやってくれなくなる。散髪屋は重い物を持ち手指先を痛めるのは致命的になるので嫌ったと思う。

又、家内の散髪に戻る。
散髪してもらった翌日、介護に行ったら散髪屋に行きましたねと聞く。
うちの家内はレイコという。レイコ婆ば(barber床屋)にやってもらったといったが 奥さんにやってもらったのだ。これが親父ギャグなんだけど気づいてもらえずショボン


日本茅葺紀行 NO,560 晩秋の風景

2021年11月21日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 京都市左京区広河原

茅葺民家が何軒か残る。入母屋の端正な家が多い。棟には棟飾りが乗る。
小さなスキー場もあった。
この温暖化の時代に何回雪が降るのかと思う。

秋の夕暮れ、山は紅葉していた。
紅葉と言ってもクヌギや楢の木が黄葉から朽葉色に変る紅葉だ。

京都北部は北山杉の産地で杉林が多く紅葉の見られる自然林は少ない。
左京区広河原は京都市と言えども、市の中心地から一時間半は掛かる山の中。
もう滋賀県北部、福井県にも近い。

京都は長年都が置かれた。
北は急な登りの山、東は比叡山、南は桂川。
天然の要塞に都が作られた。

京都市から広河原までは鞍馬の横を通るが登がキツイ。九十九折れの道で花脊峠を越える。ここは自然林が多く紅葉していた。