『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[東日本大震災 (東京の私の思い・34 「<黄砂能>で自分を差別しろ!!」)]

2011-04-20 23:59:16 | 保守の一考
☆何度も繰り返し言ってることを、こんな記事を読んだら、また言わなくてはならない。

 本当は、今日は、溜まっている映画の感想をまとめてエントリーしたかったのだが、産経朝刊を読んだら、頭が沸騰してしまった。

 バイトで遅かったのだが、どうにか書きます・・・。

   ◇

   《【東日本大震災】原発避難者に 「フクシマ差別」(2011/04/20 11:12)》

 <東京電力福島第1原発の事故に伴って福島県から避難する人たちに対し、一部の避難先で根拠のない差別的な扱いがされ、問題となっている。茨城県つくば市では、福島県からの転入者に、放射線の影響を調べる「スクリーニング」検査の受診を証明する書類の提出を求めていたことが4月19日、分かった。「人への風評被害だ」という声もあがる。専門家は「正確な情報を得て、冷静に対応してほしい」と指摘している。
 つくば市では3月17日に市民課長名で、福島県から転入手続きに訪れた人に証明書の提示を求めるよう指示。担当窓口の職員が、提示できない場合は、消防本部や保健所で検査を受けて入手するよう要請していた。
 ■市長が陳謝
 市によると、今月(4月)11日、仙台市の男性(33)が転入手続きをしようとしたところ、職員が福島県からの転入者と間違えて証明書の提出を求めた。その後、男性が茨城県に訴え、発覚した。
 つくば市の市原健一市長(59)は19日に記者会見し、「検査は避難者の健康確認と市民の不安を取り除くためお願いしたもので義務ではなかった。配慮が足りず申し訳ない」と陳謝。茨城県の指導もあり証明書を求めることを撤回した。
 市などによると、避難した人たちからは「放射能汚染が心配だったので検査はありがたい」という声も出ていたという。
 しかし、放射能汚染を過大に評価し、福島県からの被災者を差別的に扱っているとも取れる対応に、枝野幸男官房長官(46)が19日の会見で、「過剰な反応だ。福島県民は避難や風評被害で苦労しており、温かく受け止めてほしい」と呼びかける事態にもなっている。
 放射線に関する検査をめぐっては、原発の30キロ圏内に住んでいた女性が、避難先の神奈川県内で70代の母親を介護施設に入所させようとした際、スクリーニングの証明書類などがないとして入所を一時断られていたことも発覚している。
 ■入店拒否など相次ぐ
 福島県の19日の発表だと、県外の避難所や公営住宅などで暮らしている県民は2万9833人にもなる。
 県によると、避難先の多くの自治体は受け入れに積極的というが、「福島ナンバーの車ということで飲食店の入店を拒否された」「福島出身者に自宅待機を命じている専門学校がある」といった報告や相談も寄せられているという。
 避難者を傷つけかねないような仕打ちに、佐藤雄平知事(63)が19日の災害対策本部会議で「政府で風評被害防止の対応をしてほしい」と政府関係者に求める場面もあった。
 問題は、19日の閣僚懇談会でも指摘された。衆院福島3区選出の玄葉光一郎国家戦略担当相(46)=民主党政調会長=は、避難先などで福島県民が差別的な扱いを受けているとして、「人への風評被害がある」と強調した。
 玄葉氏によると、福島県民が旅館やホテルの予約を断られたり、避難先の学校に通う子供が「放射能が付いている」といじめを受けた事案もあるという。
 ■正しい情報不可欠
 なぜ、こうした差別や偏見が起きるのか。
 臨床心理士の矢幡洋氏は「人間は不安な心理に陥ると、不安の対象が過剰に一般化してしまう傾向がある。例えば、福島産の一部の野菜から放射性物質が検出されると、福島全体が危険だという錯覚に陥ってしまう」と指摘する。
 そのうえで、「放射線に関しても、『外出しない』などインフルエンザの対処法と似ているので、放射能も人から人へと感染するといった誤ったとらえられ方をしている部分があるのではないか」としている。
 いわれのない誤解を解くには、正しい情報に接することが有効だという。
 新潟青陵大学の碓井真史教授(社会心理学)は「あるグループに所属しているだけで、マイナスイメージを持つ偏見の問題が起きている」との見方を示す。
 今後の対応については、「健康に被害がでるような被曝(ひばく)は確認されていないし、避難者から別の人への被曝が、科学的にあり得ないということをきちんと説明することが大事だ。科学者からの正確な情報と、社会的な力を持っている人たちの断固とした意見表明が求められている」と話している。
 (SANKEI EX PRESS)>

 私には分からないのだ。

 今回の原発事故・・・、事故によって放射能漏れが起きてしまったのは由々しき問題であるが、

 それは、科学技術や、理系学問において大問題なのであって、

 何ら、個々の人間の健康や、生態系に影響を及ぼす数値の放射能が検出されているわけではない。

 なんで、上の記事のような問題が起こるのか、全く理解に苦しむ。

 私が繰り返し言ってるのは、「とにかく、数値を考えてみてよ」である。

 すると、問題は全くないのである。

 中には、「被曝した人間や物を排除するのは当たり前だ」と、本当にデタラメなことを言って、自分の非情な決断の勇気に酔っているバカもいる。

 もちろん、私だって、放射能をバリバリにまとった物や者がいたら、速やかに隔離してもらうが、

 今回の事故において、そんな存在は、かろうじて、原発建屋の中にあるのみだろう、である。

 なんて言うのかな、自分で、ちょっとでも放射能と言うものについて調べてみたら分かることなのに、

 みんな、マスコミの煽りをうのみにして、自分のコンプレックスを癒そうとするだけなのである。

 しかし、結論は既に出ているのである。

 現在のところ、「個々の人間の健康や、生態系に影響を及ぼす数値の放射能が検出されているわけではない」のである。

 これは現在の確定事項である。

 ここで言う「現在のところ」とは、後の障害のないことも意味している。

 「放射能ヒステリー」症状の国民は、上記の確定事項を聞いて、一瞬、納得してくれたりもするのだが、

 例えば、「母乳から微量の放射性物質」などのニュースを聞くと、またも、「放射能ヒステリー」を再発させる。

   《母乳から微量の放射性物質=市民団体が検査―福島 (時事通信 2011/04/20 19:50)》

 私などは、それを聞いても、「だから?」である。

「放射能漏れ事故があったんだから、母乳から微量の放射性物質が出るのは当然でしょ?」に過ぎないことだ。

 最初の大規模な放射能漏れがあってから、福島第一原発からの放射能は減少の一途である。

 更なる大爆発でも起きない限り、

 放射能事故についての、人々を不安に陥れる類(たぐい)の新しいニュースにおいては、

 みんな、「だから?」と聞き返すくらいの知識は持とうよ。

 その努力を怠っている限りにおいては、私は、「放射能ヒステリー」症状の国民に対しては、

 純粋に放射能を憂いていると言うよりは、ある特定の瑕疵なき集団を「イジメ」る陰湿な精神性を持つクズ野郎どもと断じざるを得ない。

 繰り返すが、現在のところ、「個々の人間の健康や、生態系に影響を及ぼす数値の放射能が検出されているわけではない」のである。

 多くの人々は、それを知っているのである。

 それを知ってなおの「福島県民イジメ」には、私は猛烈に怒りが込み上げる!!!

 でもなあ、関東にも、福島と同程度の放射能はバシバシ飛んできているのである。

 致死量の放射能にあっては、比率的に、福島の放射能量も、東京の放射能も等価である。

     

 つまり、問題ないということ。

 そもそも、核保有国の実験で、かつて、東京の放射能が一万倍の時期もあった。

 また、こんな記事もある。

 韓国の「GJ!」である。

   《韓国ネット不安蔓延 「黄砂+放射能」で「黄砂能」の造語も (2011.04.20 07:00)》

 <3月20日、韓国でこんな報道があった。教育科学技術部が過去10年、毎年2月から4月にかけて黄砂が集中的に発生する期間、大気と地表から放射性物質セシウムが検出されていたことを明らかにしたというのだ。同部では、セシウムは黄砂によって運ばれてきたと推測している。
 韓国のネット上では「放射能」と「黄砂」を組み合わせた造語である「黄砂能」という言葉まで生み出され、多くの人々を不安がらせている。中国に詳しいジャーナリストの富坂聰氏はこう話す。
「1990年代半ばころまで中国は核実験を頻繁に行っていました。当時も、放射性物質を日本ほか周辺の国にまき散らしていました。そのときのセシウムがまだ残っていて黄砂とともに飛散してきたとしても不思議ではありません」
 日本の気象庁に聞くと、これまで黄砂の放射線量を計測したことがないとのこと。しかし、もし韓国の調査が本当だとすれば、この黄砂により、福島原発からははるかに遠い西日本でも放射能の影響を少なからず受けることになる。(女性セブン 2011年4月28日号)>

 まあ、これって、日本の保守派においては、当然に認識していたことだけどね。

 だから、真の「保守派」は、今回の原発事故の放射能漏れに冷静でいられる。

 で、私が言いたいのは、「別に今回の原発事故の放射能漏れが特別じゃないんだぜ」ってこと。

 だが、恐ろしいことに、「放射能ヒステリー」の狂った日本国民は、何故か、そういった事例は目に入らず、福島県民イジメ・福島原発事故特別視をやめようとしない。

 自分らが、福島にも負けずに「被曝者」であることを考えてもいない。

 実は「魔女」の者が、自分が「魔女」であることを隠し通すために、他の罪なき女を「魔女」扱いし、魔女狩りを先導しているようなものだ。

 東京で潔癖に暮らしていると思っているあんたらも、それなら、「被曝者」なんだってことさ・・・。

 一部の外人からは、福島も東京も関係なく、日本人であるだけで排除されることになるんだぜ。

 福島に全てを押しつけて、自分だけが助かろうなんて幻想は抱かないことだ!!!

                                                      (2011/04/20)

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2 コメント

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Unknown (KLY)
2011-04-21 00:51:55
タイトルみて思い出しましたよ。
これ
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201103/2011032400390

「黄色いものがたまっている」「放射性物質が降ったのでは?」と天気相談所に問い合わせが行ったらしいです。
当然目に見えて降るような放射性物質が出ているわけもなく、ただのスギ花粉だったというオチ。いいから落ち着けと…。
異常なほど抗菌に拘る日本人、それが異常がない数値の放射性物質に向けられてますな。
返信する
KLYさんへ♪ (ミッドナイト・蘭)
2011-04-21 18:45:12
全ての放射能がはっきりと目に見える物質に変化してくれていたら、こんなに楽なこたぁないですよね。

この記事の産経新聞と同内容の記事が、今日の読売にも載っていましたよ。
返信する

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