京都・アニーズカフェ・アコースティック・ソロ・ライヴ。

2018-07-22 16:19:00 | Weblog

アニーズカフェでの片山道郎ソロライヴ、来てくれてありがとう!


アニーズカフェというライヴハウスはなかなか、不思議な空間だった。

すごい贅沢に、音楽を演奏したり録音したりするために設計・施工されたのであろうと推測される。

店のつくりを文章で説明するのがちょっと難しいのだが、

モリシマさんがライヴのMCで言ってたように、対角に並行する壁がない。

大きな長い六角形、または八角形みたいな部屋(←違うかもしれない)。

だから音の反響が緩やかで独特。防音も多分、完璧。

そして地下二階で、二階ぶん吹き抜け。地下一階部分にはテラスと、

録音のPAルームのように見える(にしか見えない)、ガラス窓の部屋がある。

そこから下を見下ろせるようになっている。

バブルの頃・・・か、それ以前の時代の建設のような感じ。とても贅沢。

何に使われていたのか?・・・・・ジャズのビッグバンドの録音ではないか?

とモリシマさんは推測していた。


そんな場所で俺は、エレクトリック・アコースティックで、

もっと「いい音」を鳴らせるつもりで挑んだのだが、・・・・・・まだまだだったように思う。

「場に呑まれてしまった」感がある。修行が足らん。

でも久し振りのソロライヴ、いっぱい練習して臨んだのだ。

よく出来た部分もあるし、見てもらえて、聴いてもらえてよかった!

完璧ではなかったけど、やってみてよかった。


やっぱり一人で楽曲に向かうと、バンドに向けての刺激になる、というか

あ、次はバンドでこの曲もやってみよう!みたいな発想が多く生まれるので、

一人でやってみるのも大事だ、と言える。

特に、バンドでやった時のあの、大排気量エンジンみたいなメンバーのパワー。

あれってやっぱスゴイもんなんだな、と一人であるからこそ、実感できた。

もうバンドだと、それに乗っかる感じ。人間の「気」って大したモノだ。

自分自身の反映である自作の「楽曲」と、

たった一人で対峙せざるを得なかった、というのは希少な体験であった。


呼んでくれてアリガットでした!

これからのアニーズ・カフェが盛り上がって行けばいいと、切に思う。


対バンの「つれーづれ」はどんなのかな?と思ったら、3ピースのインストバンドだった。

上手い。ロックか、ジャズか、フュージョンか、といった感じ。

インスト(歌のない楽曲)と歌モノ の違いについて、深く考えさせられた。

歌(言葉)のない音楽は俺にとってはやはり、抽象画のようだった。

(抽象画が悪い、ということではない勿論。)


そして

デュオ形式の「AUX」 の歌と演奏は絶品だった。凄い。

アコギと、小さなパーカッションと二人の歌だけ。その、「間」のグルーヴ。

まっとうに「ファンク」だった。JB直系。

発する言葉も不思議で、奥深くて面白い。



7月20日、21日と、俺にとっては慎重に行動せねばならない「魔の記念日」だったのだが、

とりあえずは無傷で過ごせたことに感謝したい。


これからも慎重に、だが時には阿呆のように大胆に(←あかんやん)、

生きていきたいものでありマス。


重ね重ね言うのだが、来てくれたヒトたちにアリガトウゴザイマッス!

道子はこれからもガンバリマッス!



写真は、ATSUKOさん撮影のものをもらいマシた。

ありがとうね~!









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