ちょっと古典的ではあるけれど

2008-02-29 12:53:14 | Weblog


すべての物が砂に変わり

ガラス管の中をさらさらとすべり落ちる

でも時は

測れるものではないし、切り売りできるものでもない


時はただ、そこにあるのです、

実態のない、ひとつの現象として。


それにしてもここのところの俺ときたら・・もしかして

誰かに何か、試されているのでしょうか?


そんな風に感じるのはただの

自意識過剰でしょうか。


それともこれは壮大な

冗談の続きに過ぎないのでしょうか。


世界中の人間、ひとりひとりの人生が・・・

いや、それだけならまだしも、

そのひとりひとりの

一瞬いっしゅんの可能性によって生まれる「多世界」が。


全部、「仕組まれた喜劇」だったら・・・・なんてね。




・・でも

「全部冗談でしたー」って、プラカード持って、

ヘルメットかぶった奴が物陰から突然現れない、とは

誰にも断言できないのだ。



あ、それで思い出したんだけど、

「”世界が五分前に突然できたものではない”ことを

証明するのは不可能」なんだそうだ。

いや、これ本当。

「世界五分前仮説」というのだそうだけど。


まったく・・・・いろんなこと考える人がいるよな。


俺はそれどころではない、「もぐら叩きゲーム」みたいに

次から次へと頭をもたげるトラブルって奴を、

ピコピコハンマーでなぐりつけるだけで手一杯だ。


・・・・ピコピコハンマー(笑)。


そんなの命中したところで奴等は

ちっともひるみやしないんだけどね。

奴等の親玉は「エントロピー」って奴で、

そいつにとっては初めから、

すべてが「時間の問題」だから、

奴等はただ黙って待ってりゃいいんだ。


そういうのって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

俺はちょっと悲しいよ。


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雪(過去形)。

2008-02-26 12:22:41 | Weblog

今朝は何だか小雨もようで

昨日の朝はまだ小雪だったのにな。


雪・・・・

雪は不思議に、清潔な感じがするのだけど

何故なのかな。

単に温度が低いからかな。


雪が降ると、

何の刷り込みだか分からないが

何故かHOLYな気分になってしまう(ような気がする)。


そういえば

2・26事件の日も雪だったはず。


忠臣蔵のキラ邸討ち入りの日も雪だろ?

(史実かどうか知らないけど・・・)


あと雪、といえば

"東京で見る雪はこれが最後ね"の、

「なごり雪」。


「猫」の「雪」というのもあった。


「猫」がアーティスト名で、

「雪」が曲のタイトル。



すっごく好きな曲なんだよ、

昔から。
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二月・雑感

2008-02-25 09:58:09 | Weblog


俺は大体、自分自身とさえ折り合いがつかないのに、

「世界」と全面和解なんて、出来るわけがなかった。



ところで昨日は本気で本気で寒い夜。


俺達は居酒屋に逃げ込んで

燗酒で暖を取ったのだ。

2008年、2月、

大阪・梅田の阪急東通商店街での話。


でもそいうえばさ、

子供の頃の2月っていつもこんなんだったよ。

「身の危険を感じるくらい寒い」ってのを、

久し振りに思い出したよ。


耳が痛くなる、手が痛くなる、意識が覚醒する。

冷たく、冷たく、冷えた世界。


耳をつんざくような風の音が

一晩中吠え続けていたんだ。


俺が世界で一番好きな場所、

俺達の断崖絶壁の部屋で。


明日は何の日だったっけ・・・・・・?

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無題

2008-02-23 15:55:52 | Weblog

愛は砂上の楼閣で


ほとんどの事が錯覚か見まちがい


あらゆる情熱は思い込みに過ぎない。



そうは言っても


それで別に不自由はないのだ。



だからベイビー

俺に飽きないで



俺を見限らないでくれないか?





・・・なんてね
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TIME、 TIME、 TIME!

2008-02-21 19:37:34 | Weblog



          
         まるで


「失われた時」を生きなおしているような。






未来からタイムスリッップして来た旅行者ってのが

もしいたとしたら

こんな気分なんじゃないのかなっていうくらい、

最近の俺は

「現在」が過ぎていくのが惜しく感じる。


・・・何てことはない、

要するにただ、

無限にあると思っていた「時間」が

実は全然そんなんじゃないんだって気付いた・・・っていうか、


そんなことばかり考え続けているからなんだろうけど。



「今、ここにあるもの」のはかなさを思うと

上手く言えないけど、

 可笑しいような

泣きたくなるような 複雑な気分になる。



・・・だって百年後にはきっともう、誰もいないんだぜ。

そして百年なんて恐らく、大した時間ではないのだ。


すべての事柄に逆説が有効なわけではない。

どうしても一方通行でしかありえないこともあるし、

そもそも、時間なんて存在しないのだ。




俺は一秒ごとに「行かないでくれ」と願う。

でもそんな俺の願いは一秒ごとに却下される。


そのようにして時は過ぎて行き、

次の朝 目覚めると俺はきっちり一日分、

歳を取っているに違いないのだ。



ああ、でも別に俺は、

歳をとるのが怖いんじゃないんだぜ。




・・・いや本当に。







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手紙

2008-02-19 13:49:09 | Weblog

きっと

もうすぐ春だから

何か楽しいことが起きますように。


それで

この先どんな事があったって

僕は君の味方だからね。

どんなことが起こるのかなんて

全然予想もつかないのだけれど。


でも

再スタートするにはちょうどいい時期なのかも。

あらゆることへのこだわりを

とにかくいっぺん捨ててしまおうかなって思ってるんだ。

そしたらもっと軽くなれるんじゃなかろうか?

軽くなれたらその次は

優しくなれるんじゃなかろうか。


自分のことでいっぱいいっぱいな奴は

他人に優しくなんか出来ないのです。

悲しいかな、それが僕の現状。


でもそんなのから

抜け出せない訳じゃないかも知れない。


待ち焦がれてた冬は今、去ろうとしている。

今年の冬はけっこう寒かったんだ。

そしてその寒さに僕は、感謝さえしている。

ひどい風邪をひいたりもしたけど、

雪が凍りつくくらいの寒さなんて、

久し振りだったよな。


リ・セット、そしてリ・スタート。

その二つの言葉を呪文のように唱えながら

当分、やっていこうと思う。




風邪なんか引かないように気をつけてね。

それじゃ、また。


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片山道郎、本物の思考実験と出会う

2008-02-17 22:25:22 | Weblog



おとといの日記の冒頭に

「思考実験」という言葉を使った。

別に、深い意味も与えず(知らず)。

この言葉は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」

の、最後にマッドサイエンティストみたいな博士が

出てくるヴァージョンで、その博士が言ってたはず。

俺はそれで、不思議に素敵な言葉だな、と思っていた。


それで今日、何気なく新聞を眺めていたら

スカーレット・トマス著「Y氏の終わり」という本の書評の中に、

「シュレーディンガーの猫と多世界解釈」

という言葉があって、

不思議に素敵だ、と思って

グーグルで検索してみたら一件だけ(笑)ヒットして、

とあるホームページが

「シュレーディンガーの猫」について説明してくれてるのだけれど

これが何とまあ、「量子力学の思考実験」だった。

本物の思考実験。

ちょっとシンクロニシティ。

その内容は・・・・・

猫を箱に入れて・・・・・・・どうのこうの(笑)。

(説明できないから、興味あるヒトはググってみてね。

「シュレーディンガーの猫」、だけなら一件だけじゃなくて

いっぱい出てきます。)


どう考えても猫じゃなくても、

酸素呼吸する生物なら何でもいいと思うのだけれど、

     猫。

象じゃマズいだろうけど、

     猫。

あ・・・魚も駄目かな・・・・

  でも 猫。


素敵だ・・量子力学、っていうかシュレーディンガーさん。

俺にはちょっと・・・・難しかったデスが。




しっかし世界は・・・知らないことだらけだよ!






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トラベル・クロックは修理中

2008-02-17 12:47:51 | Weblog


ターミナル・ステーションの午前11時。

この列車は空港まで行くから

周りは旅行者ばかり。

大きなスーツケースに

東の言葉や、大陸の言葉。


急がなくてもいいように、ずいぶん早めに家を出た。

遠くまで列車で行くのはわりと好きだよ。

移動時間、移動時間、移動時間。


どこに行ったって同じなのに、

どうして我々は移動したがるのか?


・・・・・・・「どこに行ったって同じ」ではないからだ。

そうなのかな?


旅に憧れるときもあるけど、どうしたって俺は結局、

帰るのが好きで、

家が好きで、

定住が好きなんだよな。


でもそんなこと言ってる俺にだって

わりに哀しい「漂流の時代」があったんだぜ。


裏通りから裏通りへ、

今夜泊まるあてのない旅行者の夕方、

見知らぬ街で目を覚ます真夜中。


・・・・・帰って来れてよかったよ。


何一つ、失ってなんかいないし。

何一つ・・・・・・・・・。


薄い薄いガラスの破片、

壊れて外れたバイクの部品、

イミテーション・ダイヤのピアス、

小さくなった消しゴム、

カセットテープ、

カセットテープ、

カセットテープ、

銀の小さなトラベル・クロック。







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ライヴ!

2008-02-16 09:35:45 | Weblog

もうすぐ春なので


そろそろ告知しときます。


2008年3月20日(祝)

片山道郎

LIVE

@

難波ロックライダー




いつものソロ(アコースティック引き語り)

とはちょっと違う感じでやりたいな・・・・と

思ってマス。

いつもより賑やかに(笑)。


他の出演はおなじみの  がらんどう  他。


ロックライダーにまだなじみのない人もいると思うけど

音もいいし、場所もいいし(JR難波駅のすぐ近く)、

雰囲気もよくて、きっと気に入ると思うから、絶対見に来てね。

俺の出番は、二番手のようです。


前売り予約も受け付けてマスよ。
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説明書

2008-02-15 10:20:21 | Weblog








これは思考実験であり、

言葉遊びである。


不特定多数に向けたメッセージであり、

ただの意味のないたわごとだ。


いや、違う


これは重要な声明発表であり、

吠え猿の遠吠えなのだ。


ウキャーーーーーーーーーーーーーーーーーー!


もとい。


個人的な手紙でもあるし、

ただの散文でもある。


行動や考え方の記録でもあって、

もしかしたら

自己変革へ向けたささやかな試み(!)

なのかもしれない。





とか言って


今言ったこと全部、嘘。(暗転)





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