どんな風にして僕らは
夏の夕暮れはいつも
希釈されてゆく哀しみに
時計はいつも空廻り
運命を逆に、振り回してやろうぜ?
何ひとつ望まずに、何ひとつ願わずに
ほんの小さなカケラしか残ってなかったにせよ
だって、これだって・・・長い夢の続きなのかもしれない
とにかく「行く」って決めたんだ
異国みたいな夜
異邦人みたいな君
書き割りの街
蜉蝣のような今日
まるで あてのない明日
そして
夜が訪れるとすべての事情は一変した
千載一遇のメロディ
「渾身の一撃」みたいな微笑み
消えてゆくばかりの記憶
思い出すことばかりの後悔
少々のことでは動じずに
行ける所まで行くしかない
「幾らでも”やりよう”は、あった」なんてのは大嘘さ
ほかに何が出来る?