夏よ、愛憎深き「今年の夏」よ。

2019-07-30 21:15:35 | Weblog

気がついたら私は、真夏の真っ只中にいる。

だが、いつの間にそんなことになっていたのだろう?

私にはまったく覚えが無い。

いつもいつも、耳鳴りのように私に付きまとっているある種の音は、

蝉の鳴き声として今や、実体を持った。

ふとカレンダーに目をやれば、なんと明後日から八月だという。

そんな馬鹿な。

フジロックも終わっている。

・・・そうだ、フジロックのことだけはかすかに覚えている。いや、行ったのではない。

ラジオで聞いたのだ、インターFMで。

リアルタイムではないが、怒髪天のライヴも聞いた。増子兄ィが苗場で、ジョージとシャウラと喋ってるのも聞いた。

大トリのキュアーは、近所のバー、MICAで、ライヴ配信の画像を見た。これはリアルタイムだ。

そして、そんな風にして明日で2019年の7月は終わろうとしている。

待っているのは灼熱の八月である。

今年の八月は私を、どんな風にして打ちのめすのであろう?

夏が過ぎ去ったとき、私の中に一体、どれだけのものが残っているだろう?

不完全燃焼した焚き火みたいに、残り火だけが燻っている・・・てなことにならないことを祈る。

しかし私はこれ以上、何を望むのだろう?

夏が終わってみないとわからない。

でも

夏は、終わることさえないかもしれない。

一旦始まってしまった物事を終わらせるのは至難の業なのだ、この世界においては。

何一つ、終わってはいない。

「あれ」も、「これ」も、「それ」も。

でもそれは、喜ぶべきことなのかもしれない。

何もかもが続いている。

たとえそれが、慣性だろうが惰性だろうが、かまうものか。

私が大昔に心から望んだものは、それだったのだ、つまり、「継続」だ。

・・・・・・・・・望みは、叶えられたのだろうか?

そうかもしれない。

もし、そうであったなら この次に、私が望むべきことは

「夏の終わり」なのだ。

夏よ、安らかに終われ。

出来ることなら、明日にでも終われ・・・・・・・・・・・・暑いの、もう飽きたからさ。




暗転




写真は、最盛期の、私の今年の向日葵。


このあとは枯れていくだけである。だがそれもまた愛おしい。
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本能。

2019-07-25 21:22:36 | Weblog


ラジオで「夏休み子供科学電話相談」が始まっている。

あまり過度な期待はせずに、さらっと聞き流すつもりで聞いているのだが、

やはり面白い瞬間は、あったりする。


昨日・・・回答者である動物園の園長さんの「コスゲさん」が、

丹頂鶴の求愛ダンスの見事さを語っていた。

あれは「本能」、、あのダンスを、誰に教わったわけでもないのに彼らは、、

何の迷いもなく見事な動きを見せる。すごいものです、と言ったついでに

「人間にはほとんど、本能って、備わってないんです」というようなことを言った。


そうなのだ。

以前に、他の本で読んで、そのことは知っていたのだが・・・・

人間って、「本能」的な要素が、とてもとても薄いらしい。


確かに。

教育・・・みたいにして、教えられなければ何も出来ない気がする、人間って。


でも例外はあるよな、と僕は思うのだ。

たとえば・・・・幼児って、転んだり、痛かったりしたら大声で泣くよな。腹減ったりとかしても。

あれって、ささやかだけど「本能」的行動だと思う。

大声で泣いたら、母親(もしくはそれ以外の保護者)が助けに来てくれるから。

本能的に、そのことは知っているのだ。

ちょっと情けない本能だけど。

大人は、痛くても泣かない。「自立」出来てないとかっこわるいからだ。



あと、幼児以前の「赤ちゃん」が、指をしゃぶったり、

指みたいな、豆みたいなものに吸い付くのも「本能」だと思う。

あれが出来ないと赤ちゃんとはいえ、餓死してしまう。


もうひとつ。

思春期の男(少年)が女性アイドルのグラビアの載ってる雑誌を買ったり、

もっとストレートに「エロ本」を買わずにいられない・・・・のも、

見事な「本能」の発露である。

あれはあれで、可哀相なのだ。「本能」に、振り回されまくっている。


しかし、先述の丹頂鶴の求愛ダンスが「本能」であるなら、

人間の「本能」って、全然たいした事ない気も、する。


以前にもこのブログで書いたことあるのだが、

「ヤゴ」が羽化してトンボの成虫になって、羽が乾いたら彼らは

練習もせずに飛び立つのだ。何という・・・・・・(絶句)。

彼らには、「飛行」する、そのやり方が「本能」としてインプットされている、としか思えない。

僕は羽化したてのトンボになっていきなり空を飛んでみたいデス。


あ、そうそう、

「母性(本能)」、ってのは確実に、しかも濃厚に、我々人間(の女性は)、持っていると思うのだが、

「父性」っていうものに関しては・・・ない、んじゃなかろうか。

まあ、これは僕の勝手な推論なんだけれど。

ほとんどの生物のオス(我々を含む)は、一部の例外を除いて、

「父性」って、初めっから備わっていない・・・・・・と思いマス。


どうでもいいけど。






「本能」って、、初期動作プログラミング・・・みたいなものなのか知らん?

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選挙を終えて。

2019-07-23 21:35:16 | Weblog

今回の選挙は「自公圧勝」ではなかった。

アベがまたしたり顔で「憲法改正の信任を得た」とか言ってるけど、それは違う。馬鹿言うな。

そういうのこそ印象操作だ。しかも悪質な。

自公は、議席を減らしてるのに。信用できないことばかり。いい加減退陣してくれ、アベ政権。もう、うんざりだ。


良かったこと、を言えば・・・「れいわ新撰組」から身体障害者の方が当選している。

これは、本当にわくわくする。

「重度の身体障害者を国会議員に」という発想は、素晴らしい。僕はそれを、思いつくことも出来なかった。

発想だけでも素晴らしいのに、実現させてしまった。

政治が、面白くなるかもしれない・・・と僕は思う。

「国会のバリアフリー化」ってもう、最高だよね。笑っちゃうくらい最高。


選挙結果としては、期待したほどの「波乱」は、なかったのかもしれないけど、

でも充分、今後を楽しみにさせてくれる要素がたくさんあって、僕は嬉しい。


マトモなひとがマトモなことを言っている、というだけで嬉しい。


アベ政権の、国会での

「論点ずらし」や、「質問に一切答えない答弁」や、「逆切れ」や、「言い逃れ」や、

「言い換え」や、しょうもない「朝ごはん論法」や・・・・

そういう「マトモじゃない」やつらの逃げの議論は本当にもう、うんざり。

だいたいが、「議論」にすら、なっていないのだから。

「議論してるフリ」してるだけだぜ、あれって。



でも僕はアベやアソウに、「死んでくれ」みたいなことは全然思わない。思ったこともない。

そんな風に人を憎んでも仕様が無い。

ただ「引退してくれ」と切に願う。



今回も選挙に行って良かった。


まだまだ暗雲垂れ込めるこの「世界」だけれど、

希望の光、みたいなものは、そこかしこに、ある。


世界は、ほんの少しずつ・・・・・でもきっと、良くなっていく。

僕はそう信じます。







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悲惨な事件、魔の記念日、向日葵、投票行動。

2019-07-21 07:32:51 | Weblog

近所であった悲惨な事件(放火事件)には心が痛んだ。

一昨日、一昨々日の伏見区はエライ騒ぎだった。

僕にとっても、馴染みのある、よく通る道ぞい・・・だった。でもそんなアニメーションの会社があったなんて

全然知らなかった。

犯人の男の、

ガソリンまいて火をつけるとどうなるか?ということをまったくわかっていない(であろう)稚拙さが腹立たしい。

灯油とは全然違うのだガソリンは(灯油だって危険だけどさ)。

恐ろしい恐ろしい恐ろしい液体なのだ。

でも考えてみたらそんな恐ろしいものをがんがん消費して暮らしている自分もいる。

トラックに、二日に一度は100リットルくらい補給しているのだ(軽油だが)。バイクだってガソリンを燃やして動いている。

あまりにも便利で日常的なものだからといって、

その特殊性と危険性を忘れてはいけない。

あんなふうに使えば大量虐殺兵器になるくらいのシロモノなのだ。

犠牲者の方々には心から同情する。「けいおん」も「ハルヒ」も見たことはないのだけれど。

僕だって高校生の時には「軽音楽部」(みたいなもの)に所属していたのだ。

悪意ある誰かの暴力の犠牲になって命を落とすなんて・・・・・・ひどすぎる。

悲しい。






昨日は7月20日で、

この日は我が家では「魔の記念日」であって、気をつけねばならない日だった。

1993年に僕がバイク大事故を起こして死にかけてしまった日で、

他の年のこの日も、規模の大小こそあれ、危ないことが起こっている。

だから昨日は何処へも出かけず、早々に寝てしまうことにした。

そうすると、出ました、大長編の夢。

ダークだったけど、最強に面白い夢が見られた。

タイムスリップする、というSFみたいな感じ。こんなのは初めて。

そしてそして何と、未来の、と言うか・・・・・・・

年をとって老人になった佐治朝吉と遭遇したのだ。

彼は、酔っ払っていたが格好良かった。

「手の焼ける、やっかいな飲んだくれの不良老人」と化した佐治朝吉。

パラレルワールド的な、「違う時間軸」の中の世界だったのかもしれない。でも間違いなく彼だった。

嬉しかった。

これは「魔の7月20日」だからこそ、見られた夢・・・なのかもしれない。

長い長い夢で、廃墟の街をさまよったり、

エレベーターで時間をさかのぼったりとか面白いエピソードてんこ盛りの夢だったのだが、

もう、そのほとんどを忘れている。

夢を記憶しておく、という機能は、ないのだ我々の脳には。

まあ、そんなものだろうとは思う。

夢をいちいち記憶していたら脳の記憶メモリーなど、いくらあっても足りないであろう。

それにしても、あれよあれよ・・・という感じの、いっそ気持ちいいくらいの「記憶の抜け方」では、ある。

記憶って本当に不思議。

よく言われてることなのだけれど、忘れたいことほど忘れられなかったりする。

自分で自分の記憶を消そうとしても無理なのだ(他人だって無理だけど)。

そのくせ、楽しかったこと、嬉しかったことの記憶は消えやすい。

「自己」って自己制御できないことがとても多いのだが、記憶に関することもそうだ。

すんなり、のほほんと生きるのってやはり、難しい。




さて写真は、今日の向日葵。ぎらぎらと輝く「生命力の権化」のようである。





今日はこのあと、一票を投じに、近所の小学校に行く。

今回の選挙は、波乱の予感があって、とても楽しみである。

安保法制、緊急事態条項、基地建設強行、様々な法案の強行採決。

「悪意ある誰かの暴力的行為」の犠牲には絶対、なりたくない。

悪政の犠牲になるのはいつでも、間違いなく、下々の、庶民である我々なのだ。


ったった一票のチカラしかない、としても。




ないよりは全然マシだし、現状を変えられる可能性は、あるのだ。




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新しいフェーズへ。

2019-07-18 21:39:39 | Weblog

日々の去り行くのは余りにも早い。

あれからもう一週間以上経ってしまった。

何だか稲光とか凄い暴風雨とかを引き連れてやってきた大嵐が過ぎ去ったあとみたいな気分。

僕はちょっとだけ虚脱気味。

やれるだけやったから、いいのだ。

友達には、(気持ちが)届いたみたいだし。それだけでいいのだ。

友達よ、呼んでくれてありがとう。がんばってチケット取ってくれてありがとう。

来てくれてありがとう、繋がっていてくれてありがとう。本当にありがとう。

欲を言えば・・・、今まで我々を知らなかった人がこないだのをきっかけに我々に興味持ってくれたらいいな、と思う。

荒削りで、不恰好で、ノイジーで、パセティックで、不器用で、喋りも下手くそで、愛想よくも振舞えなくて、

そんな我々だが、

全然知らない「誰か」にも、もしかしたら、(気持ちが)届いたかもしれない。

出来たら・・・・・そうであって欲しい。


そして我々は次からは新しいフェーズに向かう。

まだまだ音楽的冒険は続く。

頭を切り替えて、「次」に向かっていかなければ。

次は、8月24日の天満・PARA-DICEでの、ツワモノたちとの3マンライヴ。

らんちゅう  カミナリボルト そして我々ROCA’66.

出演が3バンドだけなので、少し長く演れるはずだ。

あの曲もやりたいし、この曲も。少しでも長く演れるのは喜びだ。

バキバキにやる気のあるハコ、PARA-DICE。

そこで、ツワモノたちと3マン。

楽しいことはこのあとも、幾らでもある。

続けることは大事だ、「しがみつく」みたいにしてでも。




その前に選挙。待望の選挙。

いろんなことが、ひっくり返ればいいのに、と僕は思う。

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開花、誕生日、快楽読書。

2019-07-15 17:24:40 | Weblog

今は2019年の7月15日で、世界はまだ梅雨時期の中にある。

僕は、と言えば休日で、たっぷり、ぐっすり、延々と、心ゆくまで眠れて、とても満足している。

ちょっと寝すぎたかもしれないけど、まあ、たまにはいいだろう。

先週までいろいろと、大変だったのだ。


昨日は友達の誕生日だったはず。


そのタイミングで、ひまわりが一厘、咲いた。

このひまわりは、俺が種を蒔いたわけでもないのに、勝手に生えてきてくれたのだ。

今年は、花壇のことは実は、あきらめていた。

後ろのブロック塀を壊して新しく金属の金網に変える、という決定が下されて、

その工事のせいで今年の春の花壇は滅茶苦茶だったからだ。

デリカシーのない工事人には閉口した。

それで、花壇は放っておいたのだけれど、ある時気付いたら土の中から・・・ひまわりが伸び始めていた。

植物の生命力には感嘆させられる。

で、ある時からあわてて水やりをしたり、支柱を立てたり。

咲くのかな本当に?と思っていたら昨日、咲いていた。

ほとんど何もしていないも同然なのだが、嬉しいのは嬉しい。

このあと、5厘ほどが順次、咲いていくと思うので、楽しみにしててね。



そして、本の話。



昨日今日と、雨だったし何も予定も入れてなかったので

随分久しぶりに・・・・自分にとって「重要」な本を再読した。

こないだ中書島MICAで、雑誌「宝島」に初出の短編「午後の最後の芝生」を読んだせいで、

初期村上春樹作品を再読してみよう、と思いたったのだ。

読んだのは彼の最初の短編集である「中国行きのスロウ・ボート」と

初期三部作の最後の大長編「羊をめぐる冒険」。

初めて読んだのは高校生のときで、両作品ともそれ以来何度も何度も、

少なくとも十回以上は読んでいるのだが、

この十年は読み直してなかったように思う。


随分久しぶりの、初期村上春樹作品は、やはり、「凄い」の一語に尽きるものだった。

もう、文章の重み、密度、完成度が全然他とは違う。哲学的だし、深い。

「村上春樹は天才だ」と思った。これは今回、初めて思った。

十年くらいの間、読んでなかったせいで、以前とはだいぶ違う読み方も出来た。

以前より、文章を吟味して読めるようになってるのだ自分が。

分析的にも読めるし・・・・・・同じところを何度も読み返したり。

本当に凄い文学作品だった、長編も、短編も。

計算されつくしているし、ユーモアと哀しみと、抑えた激情であふれている。

もう、本当に凄い。

最強に楽しい読書体験である、というところは、以前の読後感と一緒だった。

この十年・・・いや、三十年、いや、四十年。随分いろいろ読んできたつもりなのだけれど、

やはりこれを超える「読書の快感」は存在しない、少なくとも僕にとっては。

この「快楽の読書体験」を求めて僕は活字中毒者になったのだ。

いや、子供の頃からの「本好き」ではあるけれど、加速度的に「読書」にのめりこんだのは春樹さんの本に出会ってからだ。

そのおかげで多くの素晴らしい作家と作品に出会ってきた。

そして今、原点の作品を読み返してみてここまで深く感動するとは思わなかった。

時間を経て作品が、凄みを増している。

世界は素晴らしい。こんな凄いものが存在するのだから。


ひと山超えて、俺もガンバロー、と無闇に思った。


次のライヴは2019年8月24日の天満PARA-DICE。

新しい一歩を。





そして佐治くん、誕生日おめでとう。



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レディ・ステディ・ジョージのステッカー。

2019-07-15 16:09:53 | Weblog

僕がラジオ好きなのは子供の頃からで、

小学生のときにラジオのコント番組にショート・コントを書いて送って、

番組で読まれたことがある。音楽も、ラジオでいろいろなものに出会った。

中学生の頃も、深夜放送のラジオに夢中になった。眠ってしまうことが多かったけど。

その後も、そんなにマニアックに聞いてきたわけではないのだが、

ラジオはずっと好きだった。

アメリカ村の古着屋で働いていた1988年ごろに

大阪の南森町でFM802、というのがスタートして、それはそれで画期的で開局当時はよく聞いていた。

(現在は・・・・802は聞かないけど。)

あれ(802の開局)で、他の放送局も一気に活性化した感じだった。

FMココロには、一回だけ、出演したこともある。

それは「ばるぼら」と言うバンドのプロモーションの一環だった。

「ばるぼら」が解散したあと十年くらい、ショップの・・店頭での仕事をしたのでラジオからは遠ざかっていた。

6年前にショップ仕事をやめてトラックに乗りはじめて、仕事で名古屋を越えて静岡の手前までいっていたので、

中部のラジオ番組もキャッチして聞いていた。

そして発見した「インターFM897」。

はじめに、ピーターバラカン氏の「バラカンモーニング」というのを発見して狂喜しつつ毎日聞いていた。

そのうちに気付いた、「レディ・ステディ・ジョージ」と言う番組。

90年代のオルタナ・ロックをガンガンかけてくれるし、

DJの二人は陽性でクレイジーで、面白すぎる。大好きになった。

でもこれは「インターFM」を直接聞いていたわけではなくて、名古屋の「RADIO NEO」という放送局を介して聞いていたのだ。

去年のある時、「RADIO NEO」が全体の構成の改変で、この「レディ・ステディ・ジョージ」の

中継放送を止めてしまったので・・・すっごくがっかりした。

あんなにがっかりしたのは久しぶりだ。

トラックに乗って静岡の手前までは行くのだが、関東のFM局の電波が入る所までは行かないのだ。

だからもう聞けない・・・・・と思ったのだが、

そのタイミングで運よく僕はガラケーからスマホに換えていた。

「ラジコ」というやつの、プレミアム会員になれば、

全国のラジオを一週間以内なら、いつでも聞くことが出来る。

僕は迷わず、ラジコのプレミアム会員になった。

(別に、ラジコの宣伝をするつもりは、ないんだけど。)

そして、はじめてラジコで聞いた「レディ・ステディ・ジョージ」に

何と、怒髪天の増子兄ィがゲストで登場したのだ。

何という・・・偶然、いや、必然。

彼は以前にもこの番組にはゲストで出ていたらしくて、

その後も何回も出演した。楽しいことこの上ない。

そして、増子兄ィは僕がこの番組大好きなのを知って番組出演時に僕のために、この「レディ・ステディ・ジョージ」の

番組特製ステッカーをもらってきてくれた。

そのうちの一枚はDJのジョージ・ウィリアムズのサイン入りだ。

とてもとても嬉しい。

このステッカー、番組内のクイズで当たらないともらえないものなのだ。

番組聴きながら、どんなデザインなのかな?と考えていたのだが、

今回、現物をはじめて見た。お洒落!!!!さすがだ。

先日のファンダンゴでの「青春補完計画 大阪編」のときに

増子兄ィが俺に直接、手渡してくれたこのステッカー。

さっそくギターに貼り付けて僕は、あの日のステージに上がったのだった。

サイン入りのほうは家に飾っておく。

サンキュー増子兄ィ。

そしてDJの、ジョージ・ウィリアムズと、シャウラ・ヴォーグ嬢もありがとう!

「レディ・ステディ・ジョージ」は、怒髪天の曲もよくかかるし、オルタナもかかるし、

マイブラもかかる。今でも最高の番組だ。

僕は本当に、こんな楽しいラジオ番組は他にないと思う。

「レディ・ステディ・ジョージ」を聞いてると、時間なんかすぐに経ってしまう。

インターFMとジョージとシャウラに祝福を。

そして怒髪天に幸あれ。







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サンキュー怒髪天、サンキュー十三ファンダンゴ。

2019-07-12 20:17:24 | Weblog


どんな出来事も「一回性」を帯びている。

そのことはいつも、胸に刻んで生きているつもり・・・・なのでは、ある。


同じ日はもうないのだ。


だが、それにしても今回みたいに「特別」が何重にも重なると、

本当に本当に、この一回しかないんだ・・・・と、その貴重さが怒涛のように押し寄せてきて、

能天気な俺にしては珍しく、けっこう真剣に緊張してしまった。

ああ、もちろん、「楽しい緊張感」だったが。



何のことか?・・・って、言うまでもなく

一昨日の(ああ、もう一昨日なのだ!)

2019年7月10日、怒髪天とのファンダンゴでのライヴのことである。

「青春データ補完計画  大阪編」のことだ。


俺達にとっては特別中の特別なライブハウス、

我々(ランブル)を世界で初めて受け入れて、評価して、応援してくれたあの

十三ファンダンゴが今年7月いっぱいで十三を離れて移転してしまう。

さいごのファンダンゴ出演。

しかも、呼んでくれたのは、今や日本中で有名な超人気バンド、怒髪天。

チケットは即日ソールド・アウト。

チケット買いたくても買えなかった人続出。


怒髪天とは俺は、30年も前から友達なのだが、

考えてみたらこんなことは今までに一度も無かった。


怒髪天と対バンは何度もしたのだが、その時は俺は「ギタリスト」だった。

そして、今回みたいに・・・人気爆発後の彼らのアニヴァーサリー・ライヴに

正式に対バンとして招聘してもらったことなど、今まではなかった。


だから、今回のことはとてもとても、希少なことなのだ。




だから、いろいろ考えた。どんなライヴ演るべきか?


選曲にしても・・・・・たとえば、ランブルの曲、演るか?とか。

怒髪天の「あの曲」のカヴァー演るか?とか。

(過去に、ランブルの曲ライヴで演ったこともあるし、「あの曲」もスタジオでは・・演ってたのだ。)


でも、結局は真っ直ぐに、自分達の曲だけを、

「今」のベストなROCA’66をギミックなしで堂々と演る、ということに決まった。

メンバーたちもそうしようと言ってくれたし。

そして、そんな風に演って良かった、と今は思っている。










それにしても、「一回性」。


その「一回」が、終わってしまったんだな・・・と思うと

心からホッとすると同時に少し、寂しい。


でも、まだまだ、これからも「ライヴ」という未知への旅は続く。








今回、すごく強く思ったのは、

ライヴ中のステージの上って、

独特の、不可思議な、魔法がかったような、永遠のような、

それでいて「その時」しか地上には存在し得ない、

一種の「幻の楽園」のような空間だ、ということ。



そしてそこは

光と音と喜びと痛みとありったけの愛情と絶望的な哀しみと刻印された過去とおぼろげな未来と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな愛おしいもの達で溢れかえっている。

まるで、深層心理的な明け方の夢のように。





佐治が出演した最後のランブルのライヴ(これもファンダンゴだった)のとき

彼はMCでさらっと

「この時間がずっと続けばエエんやけど」と言った。







その感覚が、あれから10年以上経って、初めてわかった気がする。





来てくれた皆さんありがとう。









怒髪天の「あの曲」とは、12年前の、アルバム「LIFE BOWL」に入っている、「青の季節」のことである。



あれは、佐治のことを歌ってくれている(と、俺は確信している)。






一昨日のライヴで彼らは「あの曲」を、演ってくれたのだ。




嬉しかった。




ありがとう。








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あさってのFANDANGOに向けて。

2019-07-08 21:31:29 | Weblog

あさってのFANDANGOに向けて、

ギターの弦を張り替えたり、チューナーの電池を取り替えたり。

あと・・・何だっけ?

そうだ、エフェクター・ボードの蓋の裏側の、個人的な「ギャラリー」みたいなスペースを

久しぶりにちょっとリニューアルしよう。

・・・・くすくすくす(←笑っている)。いいこと思いついた!

ここに、友達の写真を貼り付けて、

「彼」をファンダンゴに一緒に、連れて行こう!と思いついた。

「彼」とは、ランブルフィッシュの佐治。

早速、やってみた。

我ながら、なかなか・・・・良い。美しい、と言っても言い過ぎではない。

密かに、初代ベースの岩佐の写真も貼り付けてみた。

悪くない。

華やかで、ちょっと「異界」の感じがする。

この、内張りが赤のエフェクター・ボードに、

俺が使うのはキャンディ・アップル・レッドのフェンダー・サイクロン。

そして

俺は、もと「ランブルフィッシュ」のギタリストで、

もと 「ばるぼら」のギタリスト、

今は「ROCA’66」のヴォーカル/ギターである、

片山道郎。



あさってのチケット買えた皆さんとはあさって、ファンダンゴで会おう。

買えなかった~っていう人はその次のライヴ、

8月24日の天満・PARA-DICEで会おうよ。

もしくはその次の、9月7日の京都、夜想。

もしくは、その次の9月28日の、難波MELE。

その次の、10月13日の、尼崎TORAで会うのも素敵かも。


とりあえず、まだまだ「先」がある。






そういうのって、本当に本当に・・・・・・・・・素敵だし、有り難いよ。
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冒険は続く。

2019-07-07 11:34:19 | Weblog

ROCA’66、大阪某所にてスタジオ入り。

チラシを見たベースオントップのスタッフから

「あー!怒髪天とライヴやるんですね、すごいなぁ!」とお褒めをいただく。

ははは。

そうよ。

呼んでくれたのよ彼らが。

そしてそれが最後になる十三ファンダンゴ。

ほろほろ鳥とも久しぶりの対バン。

我々は、4曲入りCDを発売開始。

楽しみなことだらけ。

不安はもうない。

過ぎてしまうのが惜しい。

ほんのちょっとでも長く、この感じを味わい続けていたい。



水曜日のファンダンゴが終わっても、8月には次のライヴ(パラダイスでの3マン!)がある。

ドキドキは続く、冒険は続く。









写真は、昨夜のROCA’66。





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