ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

蜘蛛の巣

2019年09月27日 03時18分31秒 | 写真



いつも撮るのは、光を受けて虹に輝く蜘蛛の巣や、水玉に輝く蜘蛛の巣。
でも蜘蛛の巣だけの写真も美しい。
それも幾何学模様に整った蜘蛛の巣でなく、あちこちほころびだらけの蜘蛛の巣が。
 形の整った巣を作るのはきっとそんなに難しいことではない。...
規則正しく動けばできるだけのこと。
ところがこんな不規則なつぎはぎだらけ穴だらけの巣を意図的に作るのはとっても難しい。
どうしてこんな巣を作ったのか、と思いを巡らす。
 一番考えやすいのは、虫などが引っかかった後の傷。
それを直さないで、あるいはいい加減に直した痕。
もちろんこれでは穴から逃げ出す虫もいるだろう。
でもまあいいか!といい加減な性格の蜘蛛は思ったに違いない。
そう、このぐうたら百姓のように、根がぐうたらな蜘蛛だったのかもしれない。
巣を張ってる途中で面倒くさくなって、すぐに休憩する。
そのうち、あれ、どこまで作ったのかな?まあいいいか、適当に張っておこう!・・・なんて考えたのかも。
ぐうたらでいい加減なやつはどの世界にもいるものだ。
あるいは、そうじゃなくてとっても芸術的なセンスのある蜘蛛だったのかもしれない。
単純な幾何学模様はなんとも面白くない。
そこで、わざと穴をあけたり歪ませたり・・・本来の仕事はそっちのけで、蜘蛛の巣アートに熱中したのかもしれない。
いえいえそうじゃなくて、とっても環境問題にうるさい蜘蛛だったのかもしれない。
そして、ここは資源保護。
 小さな獲物は逃がすようにわざと穴をあけたのかもしれない。
 蜘蛛の巣を見てると、ついついこんなことを、しょうもないことを考えてしまう。






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