ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

音楽

2017年10月16日 18時22分30秒 | 音楽の話
中学のころから続いている趣味というと読書とクラシック音楽鑑賞。
どちらも体をあまり動かさないでいい。
寝転んでてもできる。
ここらへんがとってもこのぐうたら百姓と気が合う。

読書はたいてい手持ちの本か図書館の本。
本は買わなくなった。
本箱にたまるのがなんとも面倒になったから。
昔ほど本を大事にしなくなったから。
ほとんどの本は一度読めばそれで終わり、再読することはない。
それなら大切に取っておくことはない。
本箱に並べられたたくさんの本、だいぶ処分したのだけどまだまだたくさんあって、出るのはため息ばかり。

クラシック音楽はステレオが壊れてから家で聞くことはなくなった。
聞くのはもっぱら車の中。
いつもつけっぱなしにして、聞き流しする。
こんな聞き方をするとなかなか曲名が覚えられない。
これ何番だったかな?まあどうでもいいか・・・
そして飽きたらCDを入れ替える。

今聞いているのはヘンデルの「オルガン協奏曲」とバッハの「無伴奏チェロ組曲」
オルガン曲というと重々しくてついつい敬遠してしまうけどヘンデルの「オルガン協奏曲」は軽い楽しい曲だ。
まあヘンデルの曲ってたいていそうだけど。
当時はバッハよりもヘンデルの方が人気が高かったというのもわかるような気がする。
バッハの「無伴奏チェロ組曲」は一見愛想のない曲。
カザルスの演奏で聞いているけど、SPの音とカザルスの荒い引き方がますます不愛想に聞こえる。
でも今車の中で何度も何度も聞いていると、だんだん好きになってきた。
とりわけ雨の日に聞くのがいい。
今4番と5番と6番を聞いている。
この中で4番と5番はチェロの曲では難曲中の難曲らしい。
この「無伴奏チェロ組曲」だけではない。
無伴奏バイオリンソナタとパルティータ。
無伴奏フルートソナタ。
いずれも難曲。
バッハはどうしてこんな曲を作ったのだろう?
当時でもあまり一般受けしなかったのではないだろうか?
名人技の演奏家だけでなく聞く側のレベルも求められただろう。
そのような時代がとても不思議に思われる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 意思と認識 | トップ | ヒヨコ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽の話」カテゴリの最新記事