録画してたスペシャル時代劇「木枯らし紋次郎」を観ました。
天涯孤独の渡世人、木枯らし紋次郎。浮浪の旅先で彼は、商家の後妻お市が飢えた農民に襲撃される場に出くわす。それを契機に、紋次郎に絡んでくる同じ渡世人の源之助や金蔵。いつしか紋次郎は、ある陰謀に巻き込まれて...
私、オリジナル版を観たことがないので比較できないのですが、この平成リメイク版なかなか良かったです。最近は篤姫とか天地人とか、時代劇までスウィートお子ちゃま化してるので、久々にシブい時代劇を観ることができて嬉しかったです。
ストーリーも、ちょっとミステリータッチで面白かった。犯人、ていうか、事件の黒幕、いちばんのワルは意外な人物?いや、演じてる人が怪しいので、すぐにコイツだな!と察知できますが。そーいうところも、2時間ドラマっぽかった。丁寧にキレイに作ってるって感じの映像やセット(わりと屋外シーンが多かったけど)も良かったけど、もうちょっとドロ臭く荒削りにしてほしかったかも。渡世人の風体や性格とかも、みんな小ぎれいで野卑さが薄かった。
新・紋次郎役は、江口洋介。なかなかカッコよかったです。カッコよすぎかも?彼って若々しくてオッサン加齢臭がなく、きれいに年齢重ねてるな~と思うけど、万年青年っぽさが抜けないのも気になる。熟してないというか。ニヒルな感じもせず、すごく優しそうなのも、違う役なら素敵ですが紋次郎には合ってないかも。『あっしには関わりのねぇこって』という冷淡な台詞が違和感あるほどの“善い人”なキャラだったし。殺陣もイマイチ鈍かった。
紋次郎といえば、くわえた楊枝。喋りにくそうだなあ。あれは武器の一つなの?剣の技より、吹き矢みたいにピュっと敵に飛ばして命中させる技のほうがスゴいぞ!どんだけ強く吹けばいいんだよって感じですが。
私がこのドラマを観たのは言うまでもなく、my dear 小澤征悦目当てさ♪
金蔵役のオザユキ、可愛かったです♪敵か味方か分からない謎の渡世人なんですが、そんな胡散臭さは皆無。まん丸な濃い顔が、とにかく可愛い長身でスタイルいいなあ。どんなに凄んでも殺気ゼロ、ちっとも迫力がなくて怖くないなど、演技は相変わらずビミョーなんですがでも可愛いからノープロブレム♪極貧育ちの浮浪人には到底見えない。恰幅も良くて顔もふくよか、栄養満点に育った健康優良児そのものなザユキ。渡世人の荒びや鬱屈が全然感じられない。何やっても真性お坊ちゃまらしさは消せない隠せない、けどそれがワタシ的には彼のチャームポイントなのです。
極悪渡世人の源之助役は、売れっ子の渡辺いっけい。おお~いっけいが珍しく男前に見えた!狂犬みたいな男を熱演してましたが(ラストの落ち武者のゾンビみたいな姿に怖笑!)。いっけいが最も魅力と演技力を発揮するのは、とことん悪な役よりも小心で小ズルい小物男の役ですよね。いっけいの、じと~っとした粘っこい目つきが好き♪
お市御寮人役は、大好きな美しき怪女優、若村麻由美。最近は、出てきただけで何か怪しい危ない麻由美さまですが、今回もグッジョブ一見、上品で貞淑な人妻だけど麻由美さまなので絶対それだけじゃないだろーな、と思ってたら、やっぱり♪いっけいやオザユキごときが、麻由美さまに太刀打ちできるはずがない。優しげな表向きの顔の裏に秘めた夜叉な素顔、バカな男どもを操ったり罵ったりバカにしたりする麻由美さまの、白々しい冷酷な表情が美しかったです。彼女の透明感ある毒が好きです。
元祖紋次郎こと中村敦夫が、チョコっとカメオ出演してました。本筋には全然関係ない役でしたが。
あと、お市の義理の娘(ともさかりえ)のダメ亭主役の俳優、私ずっと上地雄輔だと思い込んでました。おや上地くん、なかなか演技上手いじゃん!と感心しながら観てたら、ラストのクレジットで別人と判明してビツクリ。
演じてた趙和↑なかなか味のある俳優ですね。それにしても、ほんと似てる。上地くん、影武者に使えるんじゃないの?
上条恒彦が歌う主題歌“だれかが風の中で”はmy 愛蔵CDアルバム、ちょんまげ天国にも収録されてて、大好きな曲です。痛みは生きてるしるしだ~♪
西郷どん、観行院さま、お近さん。篤姫な顔ぶれに、何だか懐かしさを覚えてしまいました。
天涯孤独の渡世人、木枯らし紋次郎。浮浪の旅先で彼は、商家の後妻お市が飢えた農民に襲撃される場に出くわす。それを契機に、紋次郎に絡んでくる同じ渡世人の源之助や金蔵。いつしか紋次郎は、ある陰謀に巻き込まれて...
私、オリジナル版を観たことがないので比較できないのですが、この平成リメイク版なかなか良かったです。最近は篤姫とか天地人とか、時代劇までスウィートお子ちゃま化してるので、久々にシブい時代劇を観ることができて嬉しかったです。
ストーリーも、ちょっとミステリータッチで面白かった。犯人、ていうか、事件の黒幕、いちばんのワルは意外な人物?いや、演じてる人が怪しいので、すぐにコイツだな!と察知できますが。そーいうところも、2時間ドラマっぽかった。丁寧にキレイに作ってるって感じの映像やセット(わりと屋外シーンが多かったけど)も良かったけど、もうちょっとドロ臭く荒削りにしてほしかったかも。渡世人の風体や性格とかも、みんな小ぎれいで野卑さが薄かった。
新・紋次郎役は、江口洋介。なかなかカッコよかったです。カッコよすぎかも?彼って若々しくてオッサン加齢臭がなく、きれいに年齢重ねてるな~と思うけど、万年青年っぽさが抜けないのも気になる。熟してないというか。ニヒルな感じもせず、すごく優しそうなのも、違う役なら素敵ですが紋次郎には合ってないかも。『あっしには関わりのねぇこって』という冷淡な台詞が違和感あるほどの“善い人”なキャラだったし。殺陣もイマイチ鈍かった。
紋次郎といえば、くわえた楊枝。喋りにくそうだなあ。あれは武器の一つなの?剣の技より、吹き矢みたいにピュっと敵に飛ばして命中させる技のほうがスゴいぞ!どんだけ強く吹けばいいんだよって感じですが。
私がこのドラマを観たのは言うまでもなく、my dear 小澤征悦目当てさ♪
金蔵役のオザユキ、可愛かったです♪敵か味方か分からない謎の渡世人なんですが、そんな胡散臭さは皆無。まん丸な濃い顔が、とにかく可愛い長身でスタイルいいなあ。どんなに凄んでも殺気ゼロ、ちっとも迫力がなくて怖くないなど、演技は相変わらずビミョーなんですがでも可愛いからノープロブレム♪極貧育ちの浮浪人には到底見えない。恰幅も良くて顔もふくよか、栄養満点に育った健康優良児そのものなザユキ。渡世人の荒びや鬱屈が全然感じられない。何やっても真性お坊ちゃまらしさは消せない隠せない、けどそれがワタシ的には彼のチャームポイントなのです。
極悪渡世人の源之助役は、売れっ子の渡辺いっけい。おお~いっけいが珍しく男前に見えた!狂犬みたいな男を熱演してましたが(ラストの落ち武者のゾンビみたいな姿に怖笑!)。いっけいが最も魅力と演技力を発揮するのは、とことん悪な役よりも小心で小ズルい小物男の役ですよね。いっけいの、じと~っとした粘っこい目つきが好き♪
お市御寮人役は、大好きな美しき怪女優、若村麻由美。最近は、出てきただけで何か怪しい危ない麻由美さまですが、今回もグッジョブ一見、上品で貞淑な人妻だけど麻由美さまなので絶対それだけじゃないだろーな、と思ってたら、やっぱり♪いっけいやオザユキごときが、麻由美さまに太刀打ちできるはずがない。優しげな表向きの顔の裏に秘めた夜叉な素顔、バカな男どもを操ったり罵ったりバカにしたりする麻由美さまの、白々しい冷酷な表情が美しかったです。彼女の透明感ある毒が好きです。
元祖紋次郎こと中村敦夫が、チョコっとカメオ出演してました。本筋には全然関係ない役でしたが。
あと、お市の義理の娘(ともさかりえ)のダメ亭主役の俳優、私ずっと上地雄輔だと思い込んでました。おや上地くん、なかなか演技上手いじゃん!と感心しながら観てたら、ラストのクレジットで別人と判明してビツクリ。
演じてた趙和↑なかなか味のある俳優ですね。それにしても、ほんと似てる。上地くん、影武者に使えるんじゃないの?
上条恒彦が歌う主題歌“だれかが風の中で”はmy 愛蔵CDアルバム、ちょんまげ天国にも収録されてて、大好きな曲です。痛みは生きてるしるしだ~♪
西郷どん、観行院さま、お近さん。篤姫な顔ぶれに、何だか懐かしさを覚えてしまいました。
本家の紋次郎は、今もファンが多くて
映像もスピーディで古臭さを全然感じさせないらしいです。
DVDがないので(我が家に)ユーチューブやネットの画像で我慢してます。
若い頃の中村敦夫って、水もしたたるような色男ですよ~♪
東大は浪人しないと無理だと言われ、仕方なく国立という理由で東京外大に行ったそうなので頭も良いのです♪
留学経験もあって英語もペラペラ、議員だった頃も、全力投球の命がけで男の中の男です。
機会があれば見て感想アップしてほしいです。
オリジナルの紋次郎、確か市川コン監督が演出でしたっけ?スカパーとかで放送してくれたら、ぜひ観てみたいです。
中村敦夫は、ワタシ世代だと俳優というより政治家のセンセイってイメージ。東大が無理で東京外語か~○志○が無理で○○○行った私などとは、レベルが違いますねえ。北大路キンキンと共演してるCMの中村敦夫もシブいですよね。