マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

松坂の初午

2019-03-12 | Weblog
先日松坂の岡寺の初午大祭に行って来ました。
初午?今まで意識したことなかった日です。

ネットで調べると、伏見稲荷との関連や、いなりずしを食べる日だとか、
厄除けの日だとか、馬との関連やいろいろなことが書いてありますが、
もともと農事の「節」の日だったようです。
松坂では19歳の娘が晴れ着を着て、
岡寺に厄払いをしに行く大切な日だそうです。

街の中心部のかなり広い範囲が車両禁止になっています。
広い道も路地も、昔ながらの露店が立ち並び、
子どもたちが本当に大勢、
友達と楽しそうにカステラや焼きイカをほおばりながら歩いています。
晴れ着姿の娘さんもちらほら。

縁起物の菓子が何種類かこの日のために作られて、あちこちに並んでいます。
大小の「ねじりおこし」と、ほかに饅頭などもありました。

でも、私がこのお祭りに行きたかったのは「猿はじき」が欲しかったからなのです。
今は初午の日以外でも松坂の幾つかの店で買うことができるようですが。
やはり、お祭りの日に買いたい。
竹で出来た伝統の玩具です。
竹のバネで小さな赤いサルをはじいて遊びます。かわいい!


「ねじりおこしは」黒糖味のものを購入。
(水色のはティッシュの箱、これで中サイズ)
これもおいしくて満足。

山車が出るわけでもなく、太鼓や笛の音もなく、
観光客は皆無、私たちくらいか?
と思える感じで、でも、
ほんわか和やかな気分になるお祭りでした。

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酷い!

2019-03-11 | Weblog
東京都の公立病院で、
透析を中止して何人もの患者を死に追いやった事件は、
今の日本の社会の風潮を象徴していると思います。

病気で、身体も心も気弱になっている人に対して、
まるで死に誘導するような医者らの言動に身震いします。

生産性の無い人は不要だ、
金のかかるだけの障がい者は邪魔者・・・
差別的な心の卑しさが、恥ずかしげもなくそのまま吐き出されるようになってきました。
醜い社会です。

福島からの避難者を冷たく切り捨てようとする自治体、
朝鮮や中国や東南アジアの人々に向ける差別的な眼。
全部に共通するのは非人間的な心と態度です。

異質なものを押しつぶす力が強くなっています。
底意地の悪い嫌な雰囲気が蔓延しています。
戦争への道はこんな風にして醸造されていくのでしょうか。
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蔵には何が?

2019-03-09 | Weblog
この辺りの農村部にはすごく大きくて立派な家がちょくちょくあって、
大きな家には大抵「蔵」があり、
しかも塗り替えたり、葺き替えたりして、
最近手入れされた蔵も多くてびっくりします。
何をしまって置く場所なのでしょうか?

(窓の色に注目)
母屋とひとつながりになっている蔵、
塀と繋がっている蔵、
母屋が明るい色なら蔵も同じ色、
母屋が黒なら蔵も黒、
いずれも細部まで神経が行き届いた見事な作りです。



覗いてみたいなー。
古いお膳や食器や掛け軸や着物などが収めてあるのでしょうか?
あれだけの蔵に収めるものなど私には想像がつきません。
農業倉庫などはちゃんと別の建物があるのです。


蔵の窓が青く光っているのを見て、最初ステンドグラスにでもなっているのか、
と思いましたが、
蔵の窓の多くが銅で出来ていて、緑青の色だということが分かりました。

伊勢地方では、しめ飾りが一年中飾ってある家が多く見られます。
蘇民将来の文字が入っているものも多く、
蘇民伝説に基いていますが、家の中に邪霊が入るのを防ぐための護符となっています。
お正月に新しいのに替えるみたいです。
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食べたのは誰?

2019-03-07 | Weblog
クチナシの実が段々赤くなっていくのがきれいなので、
そのまま眺めていましたが、
熟し過ぎて落ちてしまっても困るので、
採っておこうと、ざるを片手に、
実をもごうとして愕然!
空っぽ!
くっしゃっ、とつぶれてしまいました。
よくよく見れば、
ほとんど、誰かに食べられています。
内側の外から見えにくい箇所がくりぬかれています。
木を外から眺めていて、全く気が付きませんでした。

早くに収穫しておけばよかった・・・
来年の栗きんとんの分くらいは問題なく確保できましたが、
クチナシの実で毛糸か布を染めてみようかな、と思っていたのは、
無理かもしれません。



ヒヨドリが庭で騒がしく鳴いているのは知っていました・・・
クチナシの実は漢方薬になるそうですが、
何といってもその鮮やかな黄色が特徴。
黄色く染まった嘴が証拠になるかも、
ヒヨドリ?それとも?
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土筆を食べる

2019-03-05 | グルメ
雨の中で、梅が満開になりました。

雨がやんで、
庭に出たら、
昨日まで気が付かなかった場所に土筆がいっぱい。

「土筆」を「つくし」と読むのは難しいけれど、
姿を見れば納得の文字です。
手を伸ばして摘めば、あっという間にボールにいっぱい、

袴を取るのが面倒だけど・・とおもいつつ、
キッチンでネットを検索してみたら、
袴の近くに包丁入れればするりととれる、
佃煮なら、ちょうどいい長さになるし一石二鳥と書いてある。
早速試してみればなるほど。
というわけで洗って水にさらして、
湯がいて、

(湯がくと、半透明のきれいなあめ色になりました)
もう一度水にさらし、調味料を入れて水分がなくなるまで煮て、
佃煮が出来ました。

季節の味です。



コメント (2)
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雛飾り

2019-03-03 | Weblog
子どもの頃からため込んできたかわいいもの!
今年はどれを並べようかな、
段ボール箱の中を探って並べるのはとても楽しい。
高松に行った時に手に入れた張り子の人形など
毎年並べるものもあれば、
めったに登場しないものもある。
今年は早くに亡くなった叔母が作ってくれた内裏様も飾りました。
さて、今夜のメニューは何にしようかな・・・
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土筆と蓬

2019-03-01 | グルメ
畑の野菜にとって、最も困った奴、その筆頭がスギナです。
冬の間は地上には姿を見せず、
ある日、突然、現れ、春の訪れを告げます。
その可愛くて華奢な姿からは、旺盛な繁殖力!を秘めていることなど想像できません。


おなじく、
手では、折ることも、抜くこともできないくらい巨大に育つ秋の姿は、
同じ蓬とは思えない
柔らかくてフワフワの春先のヨモギ。


今年2度目のヨモギ餅を作りました。

私は焼いて、お醤油をつけて、海苔をまいて食べるのが好き。
砂糖醤油もおいしい。
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