probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

あのアルバム、この一曲。(53)(追悼 Jerry Moss)

2023-08-30 20:15:18 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、1981年リリースの、
The Carpentersのアルバム
"Made In America"から、
こちらのナンバーを選びました。



A面の2曲目でした、
"Strength Of A Woman"です。

今月の15日に、A&Mレコードの
創設者で、A&MのMのほう、
Jerry Mossさんが、
88才で亡くなったということで、
レーベルに籍を置いていた、
アーティストのアルバムから、
何か、ピックアップしようかな?
と思ったのですが、A&M、
すごい人が、いっぱいいたんですよね。

80年代に活躍した人たちだけでも、
Janet Jackson、The Police、
Styx、Bryan Adams、
.38 Special、Sergio Mendesなどなど...

でもやはり、先日、ラジオ日本の、
山本さゆりさんの番組でも、
とりあげられておりました、
The Carpentersにすることにしました。
Karen存命中の最後のアルバムとなった、
"Made In America"、自分が唯一、
リアルタイムで聴いた作品でもあります。

"Made In America"、全部で、
10曲入っておりましたが、
78年に、既発で出ていたという、
"I Believe You"も含めますと、5曲が、
シングルカットされていたんですよね。

残り5曲中、3曲が、
そのB面曲になっていたみたいで、
シングルAB面、その、
どちらにもならなかったのは、
A面4曲目に入っていた、
"When You've Got What It Takes"と、
この"Strength Of A Woman"の、
2曲だけだったようなのですが、
どちらも、シングルカットされた曲と
比べても、引けを取らない、
そんな楽曲だったと思います。

https://nme-jp.com/news/132762/
スティング、亡くなった
A&Mレコーズの共同創業者の
ジェリー・モスに追悼の意を表明
(NME JAPAN)(aug.18)

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第25回です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-08-29 10:39:23 | 最近の洋楽
今回は、これから、
AAAチャートを上昇しそうな、
新曲2曲です。

まずは、Black Pumasの新曲ですね。
"More Than A Love Song"です。



10月にリリースされるという、
待望の2ndアルバム
"Chronicles of a Diamond"からの
先行シングルみたいでありますが、
今回も、いいですねぇ。期待。

でも、グラミー賞などでは、
高く評価されているわりには、
セールス的には盛り上がらず、
日本でも、渋谷陽一さんは、
番組で紹介されてましたけど、
あまり、話題になった感は無く、
さびしく思っておりましたが、
今度の2ndアルバムで、
大きく飛躍して欲しいところであります。

そして、もう1曲は、
こちらは、4月にアルバムが出ています、
ペンシルベニア州出身の、
シンガーでギタリスト、
Devon Gilfillianという人の、
そのアルバムタイトル曲、
"Love You Anyway"です。



パフォーマンス映像は、こちら。↓



2016年に、自主製作盤EP
"Devon Gilfillian"でデビューした人で、
2020年には、メジャーから、
初フルアルバム
"Black Hole Rainbow"を発売して、
なんと、同じ年に、
Marvin Gayeの、あの、
"What's Going On"の
全曲カバーアルバムも出しているという、
ちょっと、面白いキャリアの人なんですね。

AAAチャートでは、アルバムデビューから、
常連になっておりまして、
すでに、この前のカット
"All I Really Wanna Do"が、
Top10入りをしていたようです。

しかし、こういったアーティストの曲が、
R&Bチャートでは、ノーリアクションで、
AAAチャートでしか上がらないのが、
今のアメリカなんですよねぇ。
仕方ないこととはいえ、
ちょっと残念でもあり...。

※次回は、シングルカットされなかった
名曲、第53回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(72)

2023-08-28 10:37:23 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、93年の3曲目は、
8月に、1週だけ11位を記録した、
こちらのナンバーです。



フロリダ出身の2人組、95 Southの、
"Whoot, There It Is"ですね。

5月の第1週に、89位で初登場。
8週目に、Top40入りを果たし、
16週かけて、11位まで上がりましたが、
翌週には、12位にダウンして、
Top10入りは逃していたようです。

あれ?この時期って、似たような曲が、
チャートインしていたような?
そんな記憶がある方も多いと思うのですが、
まさに、この曲が11位だった同じ週、
第2位まで上昇していたのが、
こちらも、2人組でした、Tag Teamの
"Whoomp! (There It Is)"でしたね。



Tag Teamのほうがヒットしましたので、
そちらが先行だったのかな?
と思っていたのですが、
95 Southのほうが、少し、
リリースは先だったようでありますね。

で、この2曲、こちらの2つのグループが、
活動の拠点としていたマイアミのクラブで、
当時、流行っていたフレーズを引用して、
それぞれが、曲にした、
全く別のナンバーということで、
似てしまったのは、偶然らしく、
Arsenio Hallがホストの番組で、
競演したこともあったみたいですね。

1993年8月14日付けのビルボードHot100
です。

1位は、映画のサントラから生まれた、
Elvisの永遠の名曲の、あのカバーです。

※次回は、今週の気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1963~

2023-08-26 20:24:17 | 懐かし洋楽
今回は、1963年の今ごろ、
No.1だった曲、The Angelsの、
"My Boyfriend's Back"です。



ニュージャージーで結成された、
女性3人組グループ、The Angelsが、
同年にリリースした、2ndアルバムの、
タイトルカットで、リード曲だったようですね。

映像は『エド・サリヴァン・ショー』
からみたいですが、
きれいな状態で上がっておりますが、
公式アップではないようですので、
Audio Onlyも置いておきます。



昨日は、40年前の8月に、
思いをはせましたが、
今回は、60年前。

マジで生まれておりませんので(笑)、
この"My Boyfriend's Back"は、
こちらの、Melissa Manchesterの
カバーバージョンで知りましたね。



83年にリリースされた、
"Greatest Hits"に収録された、
新録のナンバー2曲のうちの1曲でした。
シングルカットもされていたようですが、
Adult Contemporaryチャートで、
33位を記録するに止まっていたみたいです。

The Angelsのオリジナルは、
ソングライターチームを組んでいて、
自らも、1965年に、
"I Want Candy"をヒットさせた、
The Strangelovesというバンドで、
バンド活動もしていた、
Bob Feldman、Jerry Goldstein
Richard Gottehrerの3人ということですが、
最近のニュースとしては、このうち、
Bob Feldmanさんが、23日に、83才で、
この世を去られたようですね。

https://www.billboard.com/music/music-news/bob-feldman-dead-songwriter-producer-1960s-1235400747/
Bob Feldman, Songwriter/Producer
Behind ‘My Boyfriend’s Back’
& More ’60s Hits, Dies at 83
(Billboard)

1963年8月31日付けのビルボードHot100
です。

Kyu Sakamotoが、76位上昇ちう!

<1963年8月31日、何があったか?>

🏺の説明は、いつしてくれるのか?(^^;)
現自民党政調会長、萩生田光一さんが、
誕生したのが、この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/萩生田光一
萩生田光一(Wikipedia)

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、93年の3曲目です。

なんとなくAOR (#25 夏の日の1983)

2023-08-25 11:13:42 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
まだまだ厳しい暑さが続きますが、
8月も、そろそろ終わりということで、
今から40年前の夏に思いをはせ、
83年の8月最終週のチャートに、
ランクインしていた曲の中から、
こんな2曲を選んでみました。
どちらも、映画から生まれた、
ナンバーであります。

まずは、この週、36位で、
結局、それが最高位となった、
Rita Coolidgeの"All Time High"です。



『007/オクトパシー』サントラからの
ヒットでしたね。このころのボンドは、
Roger Mooreさんで、現在は、
次なる007は誰になるのか?
気になる状況ですが、さすがに、
40年前となると、隔世の感がありますね。



Roger Mooreさんのボンドは、
ちなみに、この次作で、
Duran Duranによるテーマ曲が
No.1ヒットになった、
『007/美しき獲物たち』が、
最後となりました。

そして、もう1曲は、
この週、59位で、最終的には、
49位まで上昇した、Bee Geesの、
"Someone Belonging to Someone"
です。



あの、社会現象的大ヒット作
『サタデーナイト・フィーバー』の
続編として作られ、監督は、
Sylvester Stalloneが担当という、
まあ、なんというか、
いろんな意味で注目された作品
『ステイン・アライブ』サントラから、
Top40入りして、24位まで上昇した、
"The Woman In You"に続く、
2ndカットでしたね。



残念ながら、Top40にすら、
入りませんでしたが、ほぼ同時期に、
シングルカットされた、
Frank Stalloneの"Far From Over"が、
10位まで上がるヒットとなって、そちらは、
強く印象に残っておりますね。

Bee Geesは、昨年秋、
素晴らしいドキュメンタリー映画、
『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』が、
劇場公開され、話題になりましたが、
伝記映画のほうの制作も、2021年から、
企画が進行中ということで、
そちらも、早く観たいですね。

たぶん、映画製作にも、
関わっていると思われる、
Barryさんは、9月の1日で、
77才になられるようであります。

1983年8月27日付けのビルボードHot100
です。

1位は、ことし来日してくれた、
あの人のバンドの、あの名曲です。

※次回は、Time Machineです。