Time Machine ～2007～

今回は、2007年の今ごろチャートインしていた曲、
The Game ft. Kanye Westの"Wouldn't Get Far"です。
（Pop #64 R&B #26）



カリフォルニア出身のラッパー、
The Gameの、2006年リリースの2ndアルバム
"Doctor's Advocate"からの、3曲目のカットでした。
プロデュースをしていたのは、ft.もされております、
Kanye Westでありました。

なんか、もうちょっとヒットしていた記憶だったのですが、
案外、チャート的には、そんなに上がってなかったんですね。
ラップチャートでの最高位は、11位だったようです。

サンプリングのほうは、ブレイクビーツの定番曲
Mountainの"Long Red"を使っているようなのですが、
♪wouldn't get far～と絡んでくる、歌ネタのほうは、
70年代に活躍した男女混合R&Bボーカルグループ、
Creative Sourceの"I'd Find You Anywhere"という曲を使っております。

ただ自分、当然、知りませんで、あと聴きとなりました。
76年リリースのアルバム"Consider the Source"に収録されて、
シングルカットもされていたようですが、
ヒットには至っていなかったみたいであります。



2007年3月31日付けのビルボード誌です。

1位は、当時、Black Eyed Peasに参加していた、あのシンガーの、あの名曲です。

Let's Go Dancin'！（4）

ジャンルにとらわれずに、踊り出したくなるようなナンバーを、
いろいろとピックアップさせていただいております、このコーナー、
4曲目は、70'sディスコサウンドから、この曲です。



France Joliの"Come To Me"ですね。
ディスコチャートではNo.1、Hot100では15位、
さらに、R&Bチャートでも36位まで上昇していたようです。

カナダ出身のシンガーで、1963年生まれみたいですから、
このころ、まだ、15才か16才なわけですが、
大人っぽいですね。(^^;

79年のヒットで、自分はリアルタイムでは聴いていませんで、
洋楽好きになってから、あるコンピレーションに入っているのを見つけて、
初めて聴いたのですが、もっと年長なシンガーだと思って聴いていました。
でも、よくよく聴いてみますと、声は幼い感じが残っておりますね。

80年代に入っても、何曲か、ディスコチャートでヒットを放っていたものの、
Hot100入りした曲は、この"Come To Me"だけだったですが、
Facebookを見ると、現在も音楽活動は続いていて、
ステージに立っているような感じであります。
2012年には、あのクラシック"Hallelujah"の、
大胆なダンスカバーを、シングルリリースしていたようです。



https://www.facebook.com/thefrancejoli/

今週の気になる新曲2曲。

今回は、Adult R&Bチャートからです。

まずは、Robin Thickeの新曲ですね。
"That's What Love Can Do"。



アルバムは、2014年の"Paula"以降出ていませんが、
シングルは、単発でいろいろとリリースしていましたので、
とくに久々感はないのですが、今回のこの曲は、
派手さはないものの、なかなかアクションがいいみたいですね。
"Blurred Lines"からは、もう6年経っちゃったんですねぇ。

そして、もう1曲は、Jay-ZのROCK NATIONが送り出す、
話題の女性シンガー、Nicole Busの"You"です。



Wu-Tangの"C.R.E.A.M."をサンプリングしているんですなぁ。
何より、声がいいですねぇ。
サウンドは今風ですが、ボーカルは、
もうちょっと主張がある感じで、よし！ですね。

ADULT R&B SONGSチャート

Scott Walker

The Walker Brothersとしての活動や、また、ソロでも活躍し、
多くのミュージシャンに影響を与えたと言われる、
Scott Walkerさんが亡くなったんですね。

ただ、80年代から洋楽にハマった自分は、
正直、世代ではないんですよね。
あまり、多くのことを知りません。
"The Sun Ain't Gonna Shine Anymore"も、
当然、後聴きで知ったくらいであります。

ただ、80's洋楽好きにとって、
1曲だけ、馴染み深いナンバーがありまして、
それが、この曲。



75年のUKヒット"No Regrets"ですね。

そんな曲が、なぜ馴染み深いかと言えば、
この曲、82年に、UltravoxのMidge Ureが、
ソロでカバーして、大ヒットさせてましたよね。



でもこの曲、The Walker Brothersがオリジナルではなかったんですね。
曲の作者でもある、Tom Rushが68年にリリースしたアルバム、
"The Circle Game"に収録していたのがオリジナルで、
当時、シングルにもなっていたようであります。



というわけで、追悼記事でもなんでもなくなっちゃいましたが、
"No Regrets"聴き比べで、Scott Walkerさんを、おくりたいと思います。

R.I.P.

http://amass.jp/118620/
スコット・ウォーカーの訃報を受け、さまざまなミュージシャンが追悼コメントを発表
（amass)

「TOWER VINYL SHINJUKU」に行ってきましただ。

先週、新宿のタワーレコードが入っているビルの、
さらに上の階、10階にオープンした
「TOWER VINYL SHINJUKU」に行ってきました。

いやはや、広い。んで、明るい。
日本一、自然光が店内に差している
レコードショップなのではないでしょうか。（笑）

そんな店の中なので、探しやすいですし、
在庫、約7万枚だそうですから、
まあ、いろいろ置いてありますので、
軽く、半日くらい居ても、飽きなさそうです。

レコードショップは、新宿のHMVが一押し店でありましたが、
タワレコ、優勢かなぁ...。
HMVはHMVで、また良さがありますけどね。

しかし、新宿の東口から南口にかけては、
ディスクユニオンも含めて、
アナログ掘り好きには、たまらんエリアになりましたな。

で、オープン早々、手ぶらでは帰れませんので、(^^;
2枚、購入してまいりました。どちらも600円（税別）。


・Carl Carlton - Carl Carlton

"She's a Bad Mama Jama"を含む、
1981年リリースのアルバムですな。
他店でも見かけたことはありましたが、
つねに、けっこうなお値段していたので、
手を出さずにおりました。


・Whatcha See Is Whatcha Get - The Dramatics

The Dramaticsの、72年リリースの1stですね。
The Dramaticsは、一枚もアルバム持ってなかったんですよねぇ。
ベスト盤すら持ってなくて、何か入手しなくては！と思っていました。

いろいろとサンプリングされております、
タイトル曲と、雷の音がデカすぎる（笑）、
"In The Rain"が有名でございますね。

で、曲は"In The Rain"です。



https://tower.jp/article/news/2019/03/01/n101?kid=plkpcshprgbnr041705
タワレコ初のアナログ専門店 TOWER VINYL SHINJUKU 3/21 タワーレコード新宿店10Fにオープン
（Tower Records Online）