probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

No.11 コレクション(1978~2008)(24)

2021-03-31 20:00:40 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、82年の3曲目は、
2月に2週間、11位を記録した、
こちらのナンバーです。



Paul Davisの"Cool Night"ですね。
前年にリリースされた、
7枚目のアルバムのタイトル曲で、
1stシングルでした。

当時は、TV出演した映像などを
観た記憶がありませんで、
極めて、露出が少ないイメージでしたが、
探してみると、ちょこちょこ、
映像が出てきますね。

"Cool Night"、81年の11月第1週に、
83位でNewエントリー、
4週で、Top40入りを果たしたのち、
14週かけて、11位まで上昇しましたが、
2週間キープしたのち、39位にダウン、
Top10入りは、ならなかったようです。

しかし、このあとに、
アルバムからカットされた2thシングル、
"65 Love Affair"が、6位まで上昇し、
77年から78年にかけて、
ロングヒットとなった"I Go Crazy"の、
最高位7位を上回る、自身の最高位を
記録しましたね。

そんな、ヒットが続いた
アルバムだったのですが、
このあとの80年代は、サントラ提供曲や、
他のアーティストへの楽曲提供は、
あったものの、自身のアルバムは、
作られることなく、90年代以降は、
名前を目にすることもなくなり、2008年に、
60才で亡くなってしまいましたので、
"Cool Night"が、最後のアルバムに
結局なってしまったのは、
たいへん残念でありました。

1982年2月6日付けのビルボードHot100
です。

1位は、天使が堕ちちゃった、
あの名曲です。

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第4回です。

今週の気になる新曲2曲。

2021-03-30 16:03:31 | 最近の洋楽
今回は、R&BとHip-Hop畑から。

まずは、90年の"Call Me D-Nice"の
ヒットで知られます、ラッパーの
D-Niceが新曲を出していまして、
そちらのナンバーです。
Ne-YoとKent Jonesをftした
"No Plans for Love"であります。



ほぼ、Ne-Yoの新曲でありますが(笑)、
オールドスクーリーでありながら、
若いKent Jonesの起用で、
今風な感じも、しっかりありますね。

そして、もう1曲は、
Raheem DeVaughnの新曲
"Marvin Used to Say"です。



まもなくやってくる、
Marvin Gayeの誕生日に合わせての、
トリビュートソングのようです。

Marvin used to say, somebody tell me
(oh! what's going on?...)
というサビみたいですね。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、82年の3曲目です。

華麗なるインストゥルメンタルヒッツの世界(3)

2021-03-29 09:59:14 | 懐かし洋楽
年代などは関係なく、
ビルボードのHot100に、ランクインした、
インストゥルメンタルの楽曲を、
取り上げていこうという、
このコーナー、3曲目は、1981年に、
Hot100で、最高位10位を記録した、
こちらのナンバーです。



Mike Post ft. Larry Carltonの
Theme From "Hill Street Blues"ですね。

日本でも、深夜でしたが、
放送されていた警察ドラマ
『ヒルストリート・ブルース』の
テーマ曲でしたね。

70年代から80年代にかけての、
TVドラマの主題歌を多く手掛けていた
コンポーザー、Mike Postさんが、
Larry Carltonのギターを
ft.したナンバーでありました。

さりげなく始まって、
途中、ぐっと盛り上がるのがいいですね。

81年から87年まで、
ドラマは続いていたようで、
微妙に、オープニングの音は、
マイナーチェンジしていたみたいですが、
85年あたりの音は、こんなふうな
感じになっていたようであります。



Mike Postさんが手掛けた楽曲は、
他にもチャートインしていた
ナンバーがありましたので、
そちらもまた、後日取り上げたいと思います。

※次回は、今週の気になる新曲です。

Time Machine ~1978~

2021-03-27 20:00:43 | 懐かし洋楽
今回は、1978年の今ごろ
チャートインしていた、
説明不要の、このナンバーです。



Van Halenの"You Really Got Me"。
いいですねぇ、久々に見ましたが、
ギラギラしたDaveと、
キラキラしたEddieが、
ひとつの絵に収まってこその、
バンドであることを、改めて思います。

昨年、Eddieが亡くなったときにも
書きましたが、リアルタイムで聴いた
Van Halenは、この4年後のアルバム、
"Diver Down"からでしたね。

78年ごろは、まだ、歌謡曲に夢中で、
洋楽は、学校で、Cheap Trickが人気で、
話についていこうと、シングル盤を
買ったりしていた時期でした。

そのころ、Van Halenの話も、
聞かされたような、されなかったような...
あまりにも昔で、思い出せません。(笑)

まさか、そんな少年が、
40年とちょっと経ったのち、エラそうに、
洋楽通のふりをすることになろうとは。(^^;

1978年3月25日付けのビルボードHot100
です。

まさに、「フィーバー」しちゃってるチャート。(^^;

<1978年3月25日、何があったか?>

2018年に、「完全版」が公開された
ウィリアム・フリードキン監督作品
映画『恐怖の報酬』が、最初に、
日本公開されたのが、この日だったようです。

https://eiga.com/movie/9575/
『恐怖の報酬』(映画.com)

※次回は、華麗なる
インストゥルメンタルヒッツ、3曲目です。

"Baby Come Back"("Baby, Come Back")

2021-03-25 10:24:00 | 同名異曲
今回の同名異曲は、
”Baby Come Back”です。

"Baby Come Back"選手権を開催したら、
圧倒的強さで優勝しそうな、
78年のNo.1ヒットである、あの曲は、
今回は、シード権獲得で(?)、
登場いたしません。

なので、1曲目は、準優勝くらいはしそうな、
こちらの"Baby Come Back"からです。



1968年に、UKチャートで、
No.1に輝いた、The Equalsの
"Baby, Come Back"ですね。
USチャートでの最高位は、
32位だったようです。

この曲も、Playerのあの曲に、
負けず劣らずの、カバーも多い
名曲ですね。

The Equalsは、80'sファン的には、
83年の、"Electric Avenue"で
世界のチャートを席巻した、
Eddy Grantが、オリメンとして、
リードギターを弾いていた
グループとして記憶されている
のではないかと思います。

曲の作者でもある、Eddyさんは、
のちに、ソロバージョンも
リリースしておりましたね。

そして、もう1曲は、少しマニアックな、
80's小ヒットの、こちらのナンバーです。



84年に、Hot100で52位まで上がった、
Billy Rankinの"Baby Come Back"です。

実は、The Equalsのほうは、
Babyのあとに、「,」が付くのですが、
Billyさんのほうは付かないので、
厳密に言うと、同タイトルではないですが、
記事を書く直前に気がつきましたので、
お許しくださいませ。(^^;

Billy Rankinは、スコットランド出身の
ギタリスト&ボーカリストで、この曲は、
83年にリリースした1stアルバム
"Growin' Up Too Fast"からのカットでした。

Billyさん、ソロデビュー前の
3年間くらいは、"Love Hurts"の
大ヒットで知られるバンド、Nazarethで、
ギターを弾いていたんですね。

また、90年代に入ってからも、
90年から94年までの間、
再度、加入していたようであります。

※次回は、Time Machineです。