probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80's #99

2024-01-31 16:26:50 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第99位は、オハイオ州出身の、
シンガーでギタリストであります、
あの人が率いた、このバンドの、
こちらのナンバーです。



The Pretendersの、83年から、
84年にかけてのヒット、
"Middle Of The Road"ですね。
(Pop #19)

なぜか、ミュージックビデオが、
公式チャンネルにありませんので、
Live Aidの公式から、
パフォーマンス映像を貼ってみました。

でも、イントロが切れているのが、
少々残念ですので、
オフィシャルではなさげですが、
TV出演映像っぽいのも、
お借りしてみたいと思います。



この曲は、84年リリースの、
バンドにとっての3枚目のアルバム
"Learning to Crawl"からの
アメリカでの先行カットでしたね。

アルバムには、82年に大ヒットした
"Back On The Chain Gang”も
収録されておりましたが、あの曲は、
もともと、Robert De Niro主演映画
『キング・オブ・コメディー』の
サントラからのヒットでしたので、
実質的には、この曲が、
1stシングルと言っていいと思います。

当時のバンドは、結成時からの
メンバー2人が、相次いで、
この世を去ってしまうという、
大ピンチだったのですが、
Chrissie Hyndeさんが、
なんとか踏ん張って、
新しいメンバーを加え、
3rdアルバムリリースに漕ぎつけた、
そんな時期でもありましたね。

日本では、CMに使われたり、
朝のTVの、ワイドショーでも、
使われていたこともあって、
86年のヒット、
"Don't Get Me Wrong"の人気が、
たいへん高い気がしますが、
自分は、圧倒的に、こちらの
"MIddle Of The Road"のカッコ良さに、
軍配をあげたい感じであります。

バンドは、その後は、かなり激しく、
メンバーが変わっておりますが、
Chrissie姐さんがいれば大丈夫さ!と、
現在も活動中で、昨年の秋には、
12作目のスタジオアルバム
"Relentless"もリリースしてくれました。

そんな時期、姐さん、意外なところに、
姿を見せてくれておりまして、
ShalamarのHoward Hewettさんの
Instagramに登場しておりました。↓

ttps://www.instagram.com/p/CxarI4wubHa/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MjM0N2Q2NDBjYg==

※次回は、シングルカットはされたけど、
忘れられがちではないかと思う曲、
8曲目です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-01-30 10:26:49 | 最近の洋楽
今回は、コラボが楽しい新曲2曲です。

まずは、2年前のアカデミー賞で、
『ウエストサイド・ストーリー』
の演技で、助演女優賞を受賞した、
Ariana DeBoseさんと、
なんと、あのBoy Georgeさんに、
さらには、ギターで、
Nile Rodgersさんも参加という、
なんとも、映画好き、
80's洋楽好きの心をくすぐる曲
"Electric Energy"です。



今週末から、アメリカで公開される、
『スーパーマン』でおなじみの、
Henry Cavillさん主演で、
当然、Arianaさんも出ている映画
『Argylle』サントラからの
ナンバーみたいですね。

Henryさんはじめ、主要キャストが
次々出てくるミュージックビデオは、
Ray Parker, Jr.の
『ゴーストバスターズ』を
思い出させてくれますね。(笑)

映画は、日本でも、3月1日からの
公開が決定しているようで、
さらに、あの、Dua Lipaも
出演しているということで、
音楽ファン注目の映画ですね。

https://argylle-movie.jp/

そして、もう1曲は、
意外な2人のコラボ曲、
Jason Derulo & Michael Bubléの、
"Spicy Margarita"です。



水と油のような気がした
組み合わせでしたが、
悪くないですねぇ。
ブー様は、やっぱ器用ですね。

ミュージックビデオのほうも、
早く観たい感じ。

こちらは、来月リリースされる、
JasonのNewアルバム、
なんと、9年ぶりだという、
"Nu King"からのカットみたいです。

※次回は、80年代お気に入り曲、
第99位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#81 Marlena Shaw)

2024-01-28 20:25:11 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、19日に亡くなられました、
Marlena Shawさんです。

Jazz歌手と書かれた、
訃報を伝える記事もあれば、
Soulシンガーと書かれた記事もありで、
いったい、どっちなんだ?
という感じですが、80年代には、
かなりファンク寄りな作品も、
出していたりしたようなので、
ご本人は、そこらへん、
あまり、こだわりはなかったのかも?

で、今回調べましたら、
R&Bチャートには、4曲、
ランクインしていたみたいですが、
Hot100に入ったのは、
デビューしたばかりの、67年に、
最高位58位を記録したという、
"Mercy, Mercy, Mercy"
1曲のみだったようです。



残念ながら、歌唱映像などは、
見つけることは出来ませんでした。
同じ年の初めに、ヒットを記録した、
Jazz Saxプレイヤーの、
Cannonball Adderleyのナンバーに、
歌詞を付けたカバーのようですね。

やはり同じ年にカバーして、
大ヒットを記録したという、
The Buckinghamsのバージョンが、
最も有名かもしれません。

他も、なかなか、公式アップの
パフォーマンス映像などが、
見つからないMarlenaさんですが、
チャリティー番組『MDA Telethon』の
公式チャンネルに、ありましたので、
そちらを貼らせてもらおうかと思います。

曲は、Barbra Straisandも、
アルバムでカバーしていました、
Andy Williamsの66年のナンバー、
"You're Gonna Hear from Me"です。



R.I.P.

https://en.wikipedia.org/wiki/Marlena_Shaw
Marlena Shaw(Wikipedia)

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1968~

2024-01-27 11:11:44 | 懐かし洋楽
今回は、1968年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Stone Poneysの
"Different Drum"です。
(Pop #13)



この映像の撮影時期が、
わからないのですが、
曲がチャートインしていた時は、
Linda Ronstadtさん、
21才だったようです。

伝記映画の制作が決まって、
Lindaさん役には、
Selena Gomezが決定したと、
少し前に、ニュースになっていましたが、
たしかに似てるなぁと思いますね。
映画が楽しみです。

Stone Poneysは、1965年に、
L.A.で活動をスタートした3人組で、
バンドの中心人物だった、
SSWでギタリストの、
Bobby Kimmelさんが、
まだ学生だったLindaさんと、
Lindaさんとは、ソロ転向後も、
長年、仕事を一緒にしていた、
Kenny Edwardsさんを誘って、
結成されたと言われているようです。

ただ、この曲はヒットしたものの、
セールス的には、バンドは、
成功したとは言い難く、この翌年に、
解散してしまったみたいですが、
その後、70年代に入って、
Lindaさんが、ソロで大成功したのは、
誰もが知るところでありますね。

"Different Drum"は、
「悲しきロック・ビート」という、
邦題が付いていたようですが、当時、
The Monkeesのメンバーだった
Mike Nesmithが書いたナンバーで、
The Greenbriar Boysという、
ブルーグラスバンドが、
66年にリリースしたバージョンが、
オリジナルのようでありますね。



1968年1月27日付けのビルボードHot100です。

1位は、The Beatlesの
"Lucy in the Sky with Diamonds"
のパロディーソングと言われている、
あのグループの、あの名曲です。

<1968年1月27日、何があったか?>

当時の佐藤栄作首相が、
国会の所信表明演説で、
非核三原則を正式に宣言したのが、
この日だったようです。

(公式表明は、前年の12月11日)

https://bunshun.jp/articles/-/5302
ご存知ですか? 
12月11日は佐藤栄作首相が
非核三原則を表明した日です
(文春オンライン)

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、81人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #33

2024-01-26 10:47:31 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1980年に、
最高位8位を記録した、
このシンガーの、このナンバーです。



メンフィス出身のシンガーで、
ギタリストでもあります、
Rocky Burnetteの
"Tired of Toein' the Line"ですね。

79年にリリースされた1stアルバム
"The Son Of Rock And Roll"
からのカットで、先に、
イギリスでリリースされて、
翌年の夏に、本国アメリカで、
火が着いて大ヒット、
さらに、オーストラリアでは、
No.1に輝いていたようです。



自分は、80年の終わりころから、
洋楽にどっぷりになったので、
夏のヒットだったこの曲は、
リアルタイムで聴けてないのですが、
このRocky Burnetteさん、
お父さんが、50年代から、
60年代にかけて活躍した、
ロカビリー時代のスター、
Johnny Burnetteという人で、
その、実の息子さんなんですね。

アルバムタイトルの、
"The Son Of Rock And Roll"って、
そういうことだったのか!と納得。

Johnny Burnetteさん、
当然、こちらも
リアルタイムで聴いた曲は無いのですが、
Ringo Starrが74年にヒットさせた
"You're Sixteen”や、80年代では、
82年に、John Schneiderが、
小ヒットさせていた、"Dreamin'"の
オリジナルを歌っていた人、
と言われますと、
へぇ、そうだったのか、
と腑に落ちるところであります。





息子のRockyさんのほうは、現在、
70才になっているみたいですね。

2019年に、"Rock Solid"という、
アルバムを出しているようですが、
公式サイトやSNSは、
見つけられませんでした。

アルバムには、"Tired..."の
Newバージョンも
収録されているようです。



※次回は、Time Machineです。