probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2023-10-31 10:03:34 | 最近の洋楽
今回もまた、ネタ使いが気になる、
新曲2曲です。

まずは、昨晩のNHK FMの、
松尾潔さんの『...メロウな夜』で
かかりましたので、
きのうのきょうかよ?
という感じなのですが、
やはり、80'sヲタとしては、
スルーできないわということで、
取り上げることにしました、
Bobbi Stormというシンガーの、
"We Can't Forget Him"です。



2017年ころから、
音楽活動を開始しているようですが、
9月にリリースした最新曲が好調で、
すでに、Rhythmic系のチャートでは、
かなり、いい線行っているみたいです。
Adult R&Bで上がっていないのが不思議。

サンプリングしているのは、
松尾さんも話されていましたが、
Warren GとNate Doggの、
"Regulate"でもおなじみの、
Michael McDonaldの82年のヒット
"I Keep Forgettin'"ですね。

そして、もう1曲は、
こちらは、2021年に、
Lattoなどをft.したシングル
"Don't Play with It"をヒットさせた、
女性ラッパーのLola Brookeが、
Bryson Tillerとコラボした曲、
"You"です。



whosampled.comでは、
Foxy Brownの96年のヒット
"Get Me Home"使い
ということになっているのですが、
まあ、"Get Me Home"が、
Eugene Wildeの84年のヒット
"Gotta Get You Home Tonight"を
サンプリングしておりますので、
Eugene Wilde使いで、
よろしいんじゃないでしょうか。

しかし、80's愛、止まりませんね。(笑)





※次回は、80年代お気に入り曲、
第104位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#76 Major Harris)

2023-10-29 20:33:07 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
※今回は、動画の埋め込みが、
うまく行きませんので、
リンクだけ載せてあります。


天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、来月の9日で、
没後11年になります、
Major Harrisです。

65才で亡くなったということで、
もし存命だったら、
76才ということになります。

フィリーソウルの、The Delfonicsの
メンバーだったこともある人としても、
知られておりますが、72年と、
74年にリリースされたアルバム、
2作だけの参加ということらしく、
今回は、75年のソロデビュー、
それ以降を対象にいたしました。

といいましても、ソロで、
Hot100入りした曲は、
3曲のようでありまして、
最初のチャートインは、この、
永遠のソウルクラシックになるようです。

https://youtu.be/6Fo5ObyKGOM?si=-IRF0t6Q8ELywGr8

https://youtu.be/ONP6ZLPiKcE?si=jdHMhlXtFW8L2qQx

"Love Won't Let Me Wait"、
最高位は5位で、R&Bチャートでは、
堂々、No.1になっていたようです。
邦題は「愛の香り」だったみたいですね。

Luther Vandrossが、
2003年にリリースしたライブアルバム
"Live Radio City Music Hall 2003"で、
カバーしておりましたが、意外に、
カバーバージョンは少なくて、
Nancy Wilsonや、Deniece Williamsと
Johnny Mathisくらいしか、
有名なものは無いようです。

ちょっとエロすぎて、歌うのは、
ハードルが高いのでしょうか?(^^;)

そして、最後のHot100入りは、
翌年の76年に、91位まで上がった、
こちらのナンバーになるみたいです。
"Laid Back Love"です。

https://youtu.be/gNTO2oW8MtQ?si=a0F2qMuSH-qHqJdn

R&Bチャートでの最高位は、
57位だったようですが、この曲は、
当時は、シングルのみの発売で、
81年に出たベスト盤
"The Best Of Major
Now And Then"に、
アルバムには初収録と
なっていたみたいですね。

https://en.wikipedia.org/wiki/Major_Harris_(singer)
Major Harris(Wikipedia)

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~2005~

2023-10-28 11:16:22 | 懐かし洋楽
今回は、2005年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Frankie Jの"More Than Words"です。
(Pop #25)



メキシコ生まれで、アメリカの、
サンディエゴで育ったという、
シンガーのFrankie Jが、
同年にリリースした2ndアルバム
"The One"からの1stカットでしたね。

曲はもちろん、説明不要の、
Extremeが、1991年に放った、
あのNo.1ヒットのカバーでありました。

2003年のソロデビューヒット
"Don't Wanna Try"が、
Force MDsの80'sヒット
"Tender Love”を思わす曲調で、
日本でも、R&Bファンに、
受けが良かったようでしたが、
もともと、ソロになる前は、
Kumbia Kingsという、
ラテン系のポップバンドで、
ボーカルを担当していた人で、
あくまでも、ルーツは、
そちらになるみたいでして、
この"More Than Words"でも、
スペイン語バージョンも、
リリースしておりました。



Frankieさん、この他にも、
ラッパーのBaby Bashとのコラボで、
"Obsession (No Es Amor)"や、
"Suga Suga"などの
ヒットを放ちましたが、
昨年また、2人で、共演曲を
発表しておりまして、
Cliff Richardの76年のヒット、
"Devil Woman"を、
カバーしていたようですね。



2005年10月22日付けのビルボードHot100です。

1位は、Ray Charlesのナンバーを、
大胆に引用した、
あのラッパーの、あの名曲です。

<2005年10月22日、何があったか?>

日本のTVドラマを原作にして、
日本国内でも大ヒットした韓国映画
『私の頭の中の消しゴム』が、
公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/1473/
『私の頭の中の消しゴム』
(映画.com)

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、76人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #28

2023-10-27 10:33:44 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1998年に、
最高位49位を記録した、このグループの、
こちらのナンバーです。



デトロイト出身の、
Rose、Sky、Lyricの、
Smith三姉妹からなる、
ボーカルグループ、Willie Maxの
"Can't Get Enough"ですね。

同年リリースの1stアルバム、
"Bona Fide"からのカットで、
彼女だちを自分たちのライブの、
オープニングアクトに
起用するなどして、
サポートしていたという、
Tony! Toni! Tone!の、
Raphael Saadiqをft.した
ナンバーでありましたが、
プロデュースのほうは、
この曲では、Raphaelさんは
関わっていなかったみたいで、
自らも、Lathunの名前で、
シンガーとして活動していた、
Lathun Gradyが、
手掛けていたようですね。

"Can't Get Enough"は、
R&Bチャートでは、20位まで上がる、
健闘ぶりを見せていたようですが、
アルバムからの2ndシングル、
"I'm Not Your Girlfriend"は、
チャートインせずで、結局、
この曲のみのヒットで、
活動を終えているようであります。
現在の動向も、わからず。

98年といいますと、あの、
Destiny's Childがデビューした年で、
その影に消されてしまったのかなぁ?
という気もしますが、
1stアルバムのリリースまでの、
下積み時期が、けっこう、
長かったようですので、
1枚で消えてしまったのは、
ちょっと残念ですね。

※次回は、Time Machineです。

追悼 Rudolph Isley、Dwight Twilley、Mr. Udo

2023-10-25 20:29:13 | R.I.P.
日本でも、びっくりするような、
ミュージシャンの方たちの、
悲しいニュースが続いていますが、
今回は、海外アーティスト2人と、
海外アーティストの魅力を伝えることに、
尽力してくださった方を、
追悼したいと思います。

まずは、11日に84才で亡くなった、
Rudolph Isleyさんです。

近年は、2才違いの、
実弟のRonaldさんを、
商標権の問題で訴えるという
ニュースが伝わってきていましたが、
結局、和解に至ることなく、
永遠の別れとなってしまった
みたいですね。

でも、2人、こんな、
仲良さそうなジャケの、
アルバムを作っていたんですね。


・Smooth Sailin' - The Isley Brothers

87年リリースのアルバム
"Smooth Sailin'"。
このアルバムから、
プロデューサーなどで、
Angela Winbushが参加し、
シングル"Smooth Sailin' Tonight"は、
R&Bチャート3位のヒットになりました。

ミュージックビデオなどは、
見つかりませんでしたので、
Audio Onlyで。



続いては、18日、
72才で亡くなったという、
Dwight Twilleyさんです。

80's洋楽ファンにとっては、
Tom Pettyがボーカルでからむ、
84年のヒット"Girls"が
印象深いですが、75年には、
The Dwight Twilley Band名義で、
"I'm On Fire"というヒットも、
放っていた人でした。

"Girls"は、以前に、
取り上げたことがあるので、
今回は、次のシングルで、
77位まで上がっていた、
"Little Bit Of Love"を。





そして、最後は、15日に、
93才で亡くなったという、
ウドー音楽事務所の設立者、
有働誠次郎さんです。

有働さんがいなければ、
ウドー音楽事務所もなく、
ライブに行くのが大好きな、
洋楽ヲタが出来上がることも、
なかったと思います。
ありがとうございました。



↑ウドー音楽事務所が招聘して、
自分が行ったライブのチケット、
一部ですが集めてみました。

もう、26年も来日がない、
Bruce Springsteenが、
追悼メッセージを送っていたのには、
驚きました。

R.I.P.

https://amass.jp/170621/
ブルース・スプリングスティーン 
ウドー音楽事務所の設立者
有働誠次郎を追悼 
「まさに唯一無二の存在」
(amass)

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第28回です。