probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1973~

2021-02-27 20:06:54 | 懐かし洋楽
今回は、1973年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
The Doobie Brothersの、
"Jesus Is Just Alright"です。
(Pop #35)



72年リリースの2ndアルバム
"Toulouse Street"から、
あの"Listen To The Music"に続く、
2枚目のシングルだったんですね。

バンドの公式チャンネルには、
わりと近年の映像があるのですが、
迫力ある、こちらを貼ってみました。

自分が、The Doobie Brothersの
楽曲を初めて聴いた頃は、
Michael McDonaldが、
バンドの顔だった時代でしたので、
ここらあたりは、もちろん
後聴きなのですが、当時、
辛口ロックファンや評論家の方々が、
マクド氏のことを苦々しく語るのを
散々、聞いてきましたが、まあ、
さもありなんという感じの映像ですね。
(笑)

そんな、Doobies初期の代表曲である、
このナンバーなのですが、
オリジナル曲ではないんですよね。
69年に、やはり、レジェンドバンド、
The Byrdsが、先にレコーディングを
していまして、アルバム
"Ballad of Easy Rider"に収録、
シングルカットもして、
Hot100では、97位に、
チャートインさせていたようであります。



が、このThe Byrdsもオリジナルではなく、
もともと、ゴスペルソングなんですね。
Jesus...だもんな、そりゃそうか、
という感じですが、けっこう長いこと、
その事実を知りませんでした。

この曲の作者でもある、
Arthur Reid Reynoldsという人が、
自らが率いたグループ、
The Art Reynolds Singersによって、
66年にリリースした楽曲が、
オリジナルみたいですね。



これを、ロックでカバーしようと
思いつくのも、けっこうスゴいよなぁ。

1973年2月24日付けのビルボードHot100
です。

1位は、やさしく歌った、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1973年2月24日、何があったか?>
公害問題を起こした、栃木県の、
足尾銅山の閉山を、古河鉱業が、
発表したのが、この日だったようです。
(28日という情報もあり)

https://ja.wikipedia.org/wiki/足尾銅山

※次回は、80年代のお気に入り曲、
第158位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#23 John Belushi (of The Blues Brothers)

2021-02-26 11:17:59 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
23人目は、来月の5日になりますと、
没後39年になります、コメディアンで、
俳優でもあった、John Belushiです。

33才で亡くなっていて、存命なら72才。
時は流れましたなぁ。

もともとは、ロック志向の人で、
有名になる前は、地元でバンドを組んで、
レコードも出していたらしいですが、
なんといっても、ミュージシャンとして
注目を浴びたのは、TV番組
『サタデーナイト・ライブ』の仲間、
Dan Aykroydと結成した
The Blues Brothersのボーカル、
「Jake Blues」としてでしたね。

当時は、まだ、洋楽を
熱心には聴いていなかったので、
どれくらい人気で、日本での知名度が、
どんなもんだったのか知らないのですが、
78年にリリースしたライブ盤
"Briefcase Full of Blues"は、
USチャートで1位になり、
John Landis監督作で、Aretha Franklinや
Ray Charlesも出演した80年公開の映画
『ブルース・ブラザース』に
つながっていったことを思えば、
その人気のスゴさは、
想像に難くないところであります。

というわけで、ここでは、その
The Blues Brothersの初エントリー曲と、
最後のHot100入り曲で、
John Belushiのシンガーとしての
功績を振り返りたいと思います。
The Blues Brothersは、その後も、
形を変えて、続いていますけどね。

The Blues Brothers、Hot100入り曲は、
4曲あるようですが、そのすべてが、
Top40入りしていて、最初のエントリーは、
79年に14位まで上昇した、
この曲になるようです、"Soul Man"。



前述しましたアルバム
"Briefcase Full of Blues"からのカットで、
Sam & Daveの、説明不要の
ソウルクラシックのカバーですね。

そして、最後のチャートイン曲は、
あまりいい映像がなかったのですが、
81年に、39位まで上昇した
"Who's Makin' Love"です。



こちらは、映画公開と同じ年に
リリースされた、2枚目のライブ盤
"Made In America"からのカット。
これは、リアルタイムで聴いていました。

こちらは、68年の、Johnnie Taylorの
大ヒット曲のカバーでしたね。

※次回は、Time Machineです。

日本語カバーで、あの名曲を振り返りませう。(5)

2021-02-25 10:35:37 | 懐かし洋楽&歌謡曲
名曲の日本語カバーと、
そのオリジナル曲との聴き比べをして、
どちらも、懐かしく振り返ろうという、
このコーナー、5曲目は、
ちょっと、箸休めではないのですが、
ずっと、80年代の楽曲が続きましたので、
自分のテリトリーではないのですが、
洋楽の日本語カバーの、
クラシック的な、このナンバーを
選曲したしました。



ドラマーでボーカルのアイ高野さんが
率いていた、ザ・カーナビーツの
「好きさ好きさ好きさ」ですね。

67年リリースのデビュー曲で、
ミリオンセラー達成曲なんですね。
もちろん、リアルタイムでは
聴いておりませんです。

アイ高野さんっていいますと、
ザ・カーナビーツより、
クリエーションの世代ですね。

こちらは、ヒットしていた
当時の映像ではないようですが、
司会の土居まさるさんが
元気にTVでご活躍のころですから、
70年代の終わりあたりでしょうかね。

で、オリジナルは、もちろん、こちら。



The Zombiesの"I Love You"。
最初のリリースは、65年のシングル
"Whenever You're Ready"
のB面曲としてだったようですが、
67年に、A面で再リリース
となっていたみたいですね。

世界的には、翌年の68年に、
People!というバンドがカバーして、
そちらが大ヒットして、
さらに人気となったようですが、
そちらに先駆けて、ザ・カーナビーツは
とりあげていたんですねぇ。

The Zombisのほうは、現在は、
オリジナルメンバーで、
ボーカルのColin Blunstoneさんと
キーボードのRod Argentさんの
ふたりを中心にして、
活動しているみたいですね。

公式映像ではないみたいですが、
2年前のライブの映像も
お借りして、貼ってみたいと思います。



※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、23人目です。

今週の気になる新曲2曲。

2021-02-23 19:09:13 | 最近の洋楽
今回は、またまた、
カントリー系のアーティストの
新しい曲、2曲です。
どちらも、人気アーティストを
ft.した楽曲です。

まずは、すでに、Hot100でも、
Top40ヒットになっております、
Niko Moonの"Good Time"の
Shaggyをft.したレゲエバージョンが、
登場しましたので、そちらを。



最初のバージョンがリリースされたのは、
もう、一昨年のことみたいですから、
"Good Time"が、3年越しのようですが、
このバージョンも、なかなかいいですね。

そして、もう1曲は、
ミシガン州出身の、34才のSSW、
Ryan Hurdが、人気シンガー、
Maren Morrisをft.したナンバー、
"Chasing After You"です。



なんちゅうことはない、
2人は、ご夫婦なのですが(笑)、
奥さんに比べて、旦那さんのほうが、
ちょっと、キャリア的には、
見劣りする感じで、ここらで、
一発!という感じなのでしょうかね。

第2のTim McGraw
& Faith Hillになれるか?

※次回は、日本語カバーで、
名曲を振り返る、第5回です。

Prince Markie Dee (of Fat Boys)

2021-02-22 10:35:43 | R.I.P.
今回は、予定を変更して、
Fat Boysのオリジナルメンバーで、
90年代は、ソロパフォーマー、
また、ソングライターとしても
活躍した、Prince Markie Deeこと、
Mark Anthony Moralesさんを
追悼したいと思います。

18日に亡くなったんですねぇ、52才。
昨年暮れ、やはり、80'sHip-Hopの
パイオニアだった、Whodiniの、
John “Ecstasy” Fletcherさんが、
56才の若さで亡くなったことを
記事にしましたが、さらに若い52才。

うーん、どうして、Hip-Hop、
R&B界隈は、皆早く逝っちゃうのか...。

Fat Boys、チャートヲタ的には、
87年から88年にかけて、
連続して、Top20ヒットとなった
オールディーズのラップカバー、
"Wipe Out"と"The Twist"が
印象深いところですが、
最初に有名になったのは、
やはり、この曲でしょうかね?
84年のリリースのデビューアルバム
"Fat Boys"からのヒット
”Jailhouse Rap"です。



Fat Boysは、91年に活動を
やめてしまったようですが、
Prince Markie Deeは、
ソロキャリアをスタートする傍ら、
ソングライター&プロデューサー
としても、活動していたんですね。
その最大のヒット作が、
Cory Rooneyとの共同作業ですが、
Mary J. Bligeの92年のこの大ヒット
"Real Love"でしたね。



そして、ソロでは、2枚、
アルバムを残しているみたいですが、
92年リリースのソロ1作目"Free"からは、
Fat Boys時代とは、かなりムードが違う
こんなナンバーを、Hot100で64位、
R&Bチャート29位に
ランクインさせていました。



Fat Boysのメンバーは、
Human Beatbox、"Buff Love"こと、
Darren Robinsonさんが、95年に、
28才の若さで亡くなっていますので、
健在なのは、"Kool Rock-Ski"こと、
Damon Wimbleyさん一人に
なってしまいましたね。

R.I.P.

http://amass.jp/144465/
ファット・ボーイズの
プリンス・マーキー・ディーが死去
(amass)

※次回は、気になる新曲です。