probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

John Singleton

2019-04-30 11:55:14 | R.I.P.
『ボーイズ'ン・ザ・フッド』や『ポエティック・ジャスティス』などの演出で知られる
John Singleton監督が亡くなったんですねぇ。51才、うーん...。

ここでは、音楽関係者以外の訃報をとりあげることはないのですが、
John Singleton監督は、とても、音楽とも近しいところにいた人なので、
映画のシーンも挿入されている、サントラからのヒット曲や、
監督が演出したミュージックビデオなどで追悼したいと思います。

やはり、91年の、監督デビュー作『ボーイズ'ン・ザ・フッド』での登場は、
強く印象に残っていますよね。(日本公開は92年)
若干、24才にして、アカデミー賞にもノミネートされて、
先輩格のSpike Lee監督に続きました。

そして、その映画のサントラからは、この曲がヒットしました。



Tevin Campbellの"Just Ask Me To"。
ラッパーのChubb Rockをft.したナンバーで、
のちに、Tevinのデビューアルバムにも収録されましたが、
その前に、サントラに提供されていて、
Hot100では、88位が最高だったようですが、
R&Bチャートでは、9位まで上がっていたようです。
曲の作者は、単独ではありませんが、Al B. Sure!です。

そして、2作目の映画が、Janetと2Pacが主演ということでも話題になった
93年の『ポエティック・ジャスティス/愛するということ』。
(日本公開は、94年)

ジャネさん自らの楽曲"Again"がNo.1になりましたが、
あの曲は、サントラには収録されず、
サントラからは、こちらのナンバーがヒットしました。



TLCの"Get It Up"、Hot100では42位までしか上がらなったようですが、
こちらも、R&Bチャートでは、最高位15位と、
まずまずの成績を残しておりました。

ただこの曲、TLCのオリジナルではありませんで、
The Timeが、81年にリリースした、
デビューアルバムの1曲目に入っていたバージョンがオリジナルで、
記念すべき、The Timeのデビュー曲だったんですよねぇ。

と、言うことは、必然的に曲の作者は、あの殿であります。

そして、John Singleton監督といえば、
このスーパースターの、ヒット曲のミュージックビデオも手掛けていましたね。



90年代のMichaelの楽曲の中では、とくに人気が高い"Remember The Time"。
The Temptaitonsも、昨年リリースしたアルバムでカバーしていましたね。
92年、Hot100最高位3位、R&Bでは第1位だったようです。
EddieやMagic Johnsonのビデオ出演も話題になりました。

Michaelや2Pacも、改めて、この世にはいないことを考えさせられて、
たいへん、さびしい気持ちになった訃報でありました。R.I.P.

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-262637/
J・シングルトン氏死去=米映画監督(@ニフティニュース)

No.41 コレクション(78)

2019-04-29 10:19:32 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
2006年の5曲目は、前回と同じく、
7月に1週だけ41位だった、この曲です。



サンディエゴ出身のシンガー、
Paula DeAndaの"Doing Too Much"です。
この曲が、デビューシングルだったみたいですね。

"Suga Suga"や"Cyclone"の大ヒットで知られる、
メキシコ系アメリカ人のラッパー、
Baby Bashをft.したナンバーでした。

Paulaは、この曲では、Top40入りを、あと一歩で逃しましたが、
Stargateがプロデュースして、Christina Millianや、
Ne-Yoが曲作りに参加していた2ndシングル
"Walk Away (Remember Me)"が、18位まで上昇し、
知名度を、ぐんと上げておりました。

彼女、1989年生まれだそうですから、
このころ、まだ16~17才くらいだったんですねぇ。

2006年7月8日付けのビルボード誌です。

1位は、カナダ出身の、あのシンガーの、リズミックな、あの名曲です。

Time Machine ~2002~

2019-04-27 19:40:40 | 懐かし洋楽
今回は、2002年の今ごろチャートインしていた曲、
Alicia Keysの"How Come You Don't Call Me"です。
(Pop #59 R&B #30)



2001年リリースの、Aliciaのデビューアルバム
"Songs In A Minor"からの、オフィシャルなリリースとしては、
3枚目のシングルだったみたいですね。

現在は、このころのようなメイクはやめて、
オーガニックな雰囲気になっておりますが、
ちょっと、はすっぱな感じのAliciaも、やっぱよいですよね。
しかし、そろそろ、彼女も20年選手なんですなぁ。
自分も年をとるはずであります。(^^;

ご存じの方も多いと思いますが、
もともとオリジナルは、曲の作者でもあります、
Prince殿下でありまして、1982年に、
"1999"のシングルのB面曲としてリリースされたのが最初でありました。

そして、その翌年、83年に、Stephanie Millsが、
いち早くカバーして、アルバム"Merciless"の1曲目に収録。
シングルカットもされて、R&Bチャートで12位まで上がる好成績を残しまして、
殿下ファン以外にも知られる楽曲となりました。



なお、殿下バージョンにも、Stephanieバージョンにも、
タイトルの最後に、Anymore?が付いているのですが、
なぜか、Aliciaバージョンでは省略されております。

2002年4月27日付けのビルボード誌です。

1位は、定番ネタ、DeBargeのナンバーをサンプリングした、
あの女性シンガーの、あの名曲です。

(新)ベストアルバムを語るわよ!(165)

2019-04-26 11:16:10 | その他のCD

・Greatest Hits - Devo

今回は、1990年に出ていた、Devoの"Greatest Hits"です。
このときは、これとまた別に、レアトラックを集めた
"The Greatest Misses"というアルバムも出ていたようですが、
自分が持っているのは、この"Greatest Hits"だけであります。

たいへんにインパクト大なバンドではありますが、
ヒット曲が多い人たちではありませんので、
だいたいの代表曲は、この盤だけで集められる感じなのですが、
83年に、Hot100で59位まで上がっていた、
同名映画のサントラからのカットである
"Theme From "Doctor Detroit""が入っていないのだけが、
チャートマニア的には、少し残念ですかね。

"Doctor Detroit"は、"Greatest Misses"にも入っていなくて、
何枚かある、他のDevoのベスト盤でも、
だいたいスルーされているのですが、
2000年に出ていたらしい、2枚組のアンソロジー物
"Pioneers Who Got Scalped: The Anthology"には、
リミックスバージョンが収録されているようでありますね。

曲は、彼らの最大のヒット曲"Whip It"を生んだアルバム、
80年リリースの"Freedom of Choice"のタイトルカットで、
シングルカットもされていた、この曲を選びました。
タイトルはマジメですが、やっぱり、ふざけています。(笑)


今週の気になる新曲2曲。

2019-04-25 10:28:30 | 最近の洋楽
今回も、前週に続きまして、
Adult Alternative Songsチャートからです。

まずは、Mavis Staplesの新曲"Change"です。



5月リリース予定だというNewアルバム
"We Get By"からの先行カットみたいですね。

アルバム全体、Ben Harperのプロデュースのようで、
この曲も、ブルージーな仕上がりですね。
Alternativeチャートに入ってくるのも納得な感じ。

そして、もう1曲は、そのMavisも参加していたアルバム
"Wasteland, Baby!"が好調な、Hozierの、
アルバムからの3曲目のカットになるのかな。
"Almost (Sweet Music)"です。
パフォーマンス映像がありましたので、取り上げることにしました。



アルバムは、USチャートでは初登場1位で、
ちょっとびっくりだったですが、
この人気が、日本には、ちっとも伝わってこないのが歯がゆいですね。
来日でもしてくれれば、空気も変わるかなぁ?とは思うのですが。

アルバムも、もちろん買いました。
ボーカルも、サウンドも、一段とスケールアップしている感じで、
迫力ありますよん。

ADULT ALTERNATIVE SONGSチャート