probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2018-07-31 19:13:19 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートからです。
どちらも、コンテンポラリーゴスペルの人みたいです。

まずは、新曲でもなんでもなくて、
2016年にリリースされていたアルバムからのカットなのですが、
女優さんとしても活躍している、テキサス州出身のシンガー、
Tamela Mannの"Through It All"です。



もともと、Kirk Franklinのところで歌っていた人で、
アルバムを出せば、ゴスペルチャートでは1位になる実力者でありますが、
この曲は、一昨年リリースされたアルバム"One Way"からのカットで、
あの、Timbalandをprod.に迎えて、ft.もしているナンバーであります。

もう1曲は、こちらも、テキサス出身みたいですが、
ことし、32才というシンガー、Zacardi Cortezの新曲
"Oh How I Love You"です。



2012年に、"The Introduction"というアルバムでデビューしていて、
ゴスペルチャートで2位、R&Bチャートでも8位を記録するという、
こちらも、すでに実績がある人のようです。

2014年に2ndアルバムを出していたみたいですが、
この曲は、そちらには入っていない新曲のようです。
こちらも、ゴスペルという先入観がなければ、
そんなに抵抗なく聴けちゃう感じのナンバーですね。

No.41 コレクション(65)

2018-07-30 10:25:40 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
前回で、2002年が終了しまして、今回からは、2003年なのですが、
2003年は、この1曲だけだったようです。



ルイジアナ州出身のカントリーシンガー、
Chris Cagleの"What A Beautiful Day"ですね。
カントリーチャートでの最高位は、第4位だったようです。

Chris Cagleは、1968年生まれのシンガーで、
アルバムデビューは、2000年リリースの"Play It Loud"。
このアルバムからは、計4曲がカットされて、
カントリーチャートでは、すべてTop40入りを果たし、
とくに、3rdカットだった"I Breathe In, I Breathe Out"は、
堂々、No.1ヒットとなって、Hot100でもTop40入りして、
最高位35位を記録していたようです。

この曲は、それに続く、2003年リリースの2ndアルバム
"Chris Cagle"からのカットで、
2ndアルバムからも、3曲がカントリーチャートで、
Top40入りを果たしていたようですね。

そんな、2000年代前半は好調だったChris Cagleですが、
いまのところの最新作は、2012年のアルバム
"Back in the Saddle"になり、かなりのブランクがあいていて、
現在は、公式サイトも閉じられており
Twitterも、1年近くつぶやきがないので、
休業状態に近いのかもしれません。

2003年6月8日付けのビルボード誌です。

1位は、この時期は、飛ぶ鳥を落とす勢いだった、あのラッパーの、あの名曲です。

Time Machine ~1997~

2018-07-28 19:50:13 | 懐かし洋楽
今回は、1997年の今ごろチャートインしていた曲、
En Vogueの"Whatever"です。(Pop #16 R&B #8)



Cindy Herron、Terry Ellis、Maxine Jones
の3人編成となっての初のアルバム"EV3"からのカットでしたね。

この前に、映画"Set It Off"サントラから、
Dawn Robinsonも参加した"Don't Let Go(Love)"
を大ヒットさせていましたから、
ファンとしては、3人になったとはいえ、
この曲も大ヒットしてくれるもの...と期待したのですが、
ちょっと、物足りないチャートアクションで、
当時は、かなりがっかりしたものでした。

ちょうど、97年といいますと、
4人組としてデビューしたDestiny's Childが、
初のヒット"No, No, No"を放った年でもありまして、
メンバーの平均年齢が、20才近く違う彼女たちに、
世代交代を迫られるがごとく追いやられた形で、
En Vogueは、このあと、大きく失速してしまいました。

しかし、Destiny's Childは、グループとしては、
現在は活動していませんが、En Vogueのほうは、
リユニオンやメンバーチェンジなどをしながらも、
現在も活動中で、ここらへんが面白いですね。
ことしは、ひさびさのNewアルバム
"Electric Cafe"もリリースしてくれました。

また、この"Whatever"は、単独ではありませんが、
Babyfaceが、ソングライトとプロデュースを務めていた曲でもありました。
童顔氏も、ここらへんから、ちょっと勢いが無くなっていくのかなぁ?

"Hearts On Fire"

2018-07-27 19:39:17 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Hearts On Fire"です。
このタイトルのヒット曲は、80年代に多かった印象があるのですが、
今回は、どちらも、レジェンド級のロックバンドに在籍していたこともあった、
この2人のアーティストの"Hearts On Fire"にしました。

まずは、Poco、The Eaglesに在籍していたことがあった、
Randy Meisnerの"Hearts On Fire"です。



80年にリリースされた、2ndソロアルバム
"One More Song"から、Kim Carnesをft.していた1stシングル
"Deep Inside My Heart"に次ぐカットで、
Hot100での最高位は19位。ソロでは最大のヒット曲になるようです。
洋ヲタになりはじめたころのヒットナンバーなので、
ここらあたりは、キュンときてしまいますね。(^^;

もう1曲は、Spencer Davis Group、Traffic
Blind Faithなどに在籍していた、
このアーティストの"Hearts On Fire"です。



Steve Winwoodの1988年リリースのアルバムで、
タイトル曲がNo.1ヒットになった"Roll With It"からの
4曲目のカットだった"Hearts On Fire"ですね。
こんな凝ったビデオを作っていたのですが、
Hot100では、53位までしか上がらなかったようです。

"Roll With It"は、CDプレイヤーを入手したばかりのころだったので、
アルバムを買って、よく聴いていましたが、
個人的には、この前の"Back In The High Life"のほうが
蛇ロテにしていたように思います。

この他、80年代にチャートインしていた"Hearts On Fire"というと、
86年のJohn Cafferty and the Beaver Brown Band、
87年のBryan Adamsあたりを思い出しますが、
何か、他にもあったかな?

忘れじのサントラたち(6)

2018-07-26 10:44:15 | 懐かし洋楽

・National Lampoon's Vacation - O.S.T.
(リンク先で試聴はできません。m(__)m)

今回は、1983年に公開されたコメディー映画
"National Lampoon's Vacation"のサントラ盤です。
邦題は『ホリデーロード4000キロ』でした。

アメリカでは、シリーズ化されて、
2015年にも、第5作目が作られたほどの人気作なのですが、
日本では、主役のお父さん役を務めていた、Chevy Chaseという俳優さんが、
お世辞にも人気があるとは言い難いので、
地味に公開されて、ひっそり終了していたように思います。

日本では、翌年の84年の公開だったようですが、
自分は、たしか、この1作目しか観ていません。
監督は『ゴーストバスターズ』では俳優さんさんとして活躍していた、
Harold Ramisで、脚本は、あのJohn Hughesで、
80年代に、いろいろとアメリカ映画を観ていたような世代には、
スルーできない顔ぶれだったんですねぇ。

最新作の5作目では、タイトルはシンプルに"Vacation"で、
Chevy Chaseはゲスト出演のような感じだったようで、
その「息子」が主人公として描かれていたみたいですが、
こちらの邦題は日本では、『お!バカんす家族』でありました。(^^;

『ホリデーロード4000キロ』のサントラ盤、
自分は持っておりませんが、
Lindsay Buckinghamが、新曲2曲を提供していたのが話題でした。
他には、Pointer SistersのJune Pointerや、
Vanity 6の当時の新曲も収録されていたようです。

で、曲は、Hot100では82位までしか上がらかったようですが、
映画の邦題の元にもなっている、Lindsayの"Holiday Road"を。
この曲、『お!バカんす家族』でも使われていたようですが、
そちらでは、Remixバージョンが使用されていたみたいです。



『お!バカんす家族』のタイトルロール。