probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80's #163

2020-11-30 10:24:55 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第163位は、1987年に、
Hot100では最高位36位を記録した
ノース・イースト・イングランド出身の
3人組による、このヒット曲です。



The Kane Gangの"Motortown"ですね。
本国UKチャートでは、
45位まで上昇していたようです。
同年リリースの2ndアルバム
"Miracle"からのカットでした。

うーん、なんで、こんな素敵な曲が、
もっと上がらなかったのだろうと思います。

The Kane Gangは、ボーカルで、
バンドの中心でありました
Martin Brammerという人に、
Paul WoodsとDave Brewisの
二人が加わった3人組で、
もともと、84年に、
"Closest Thing to Heaven" という曲が、
UKチャートで、12位まで上がる
スマッシュヒットを記録して
注目を浴びたグループでしたね。

そして、この"Motortown"で、
USチャートで、初のHot100入り、
Top40入りも果たしました。

80年代半ばから後半にかけては、
Wham!やCulture Club、
The Style Councilといったところの
成功のおかげでしょうか、UKからは、
ブラックミュージックの
影響を受けたと思われる
ポップなサウンドを聴かせるバンドが、
いくつも登場しましたが、
とくに、このグループは、
それが顕著で、アルバム"Miracle"では、
あの、Dennis Edwardsの
"Don't Look Any Further"のカバーも披露、
シングルカットもしておりました。

しかし、残念ながら、
2枚のアルバムを残したのみで、
バンドは、91年に解散してしまい、
以降、再結成なども、
したことはないようです。

ただ、Martin Brammerは、
ソングライターとして、現在も活躍中で、
James MorrisonやOlly Murs他、
多くのアーティストたちに、
楽曲を提供しているようです。

※次回は、今週の気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1972~

2020-11-28 19:42:10 | 懐かし洋楽
今回は、1972年の今ごろ
チャートインしていた曲、
Seals and Croftsの
"Summer Breeze"です。
(Pop #6)



70年代洋楽のプレイリストを作るなら、
必ず入れたい感じの名曲ですね。
11月に流行っていたんですなぁ。

The Isley Brothersによる、
ソウルカバーも有名ですが、
Isleyがヒットさせたのは、
この2年後、1974年のことで、
Hot100では60位、
R&Bチャートでは、
最高位10位を記録していたようです。

残念ながら、どちらも、
リアルタイムでは聴けていませんが、
Isleyのほうを先に、
聴いたような記憶です。

Seals and Croftsは、
James Sealsさんと
Darrell Croftsさんによる、
LA出身のデュオで、
この曲の他には、73年の
"Diamond Girl"と、76年の、
"Get Closer"の、計3曲の
Top10ヒットがあるようですが、
すべて、最高位6位なんですね。

James Sealsさんには、7才下の弟で、
England Dan & John Ford Coleyの、
England Danとして活躍したのち、
80年代には、ソロシンガーとして、
カントリーチャートで、ヒットを連発した、
Dan Sealsさん(2009年没)がいましたが、
兄弟どちらも、ソフトロック系の
デュエットで、70年代に有名になったので、
いつも、自分は、どこかで、
ごっちゃにしてしまっております。

1972年11月25日付けのビルボードHot100
です。

1位は、先月6日、80才で亡くなった、
あのシンガーの、あの名曲です。

この週も、名曲揃い...。

<1972年11月25日、何があったか?>

元投手で、戦前から、
数々の球団で指揮をとり、
広島カープの初代監督となった
石本秀一さんが、野球殿堂入りしたのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%9C%AC%E7%A7%80%E4%B8%80
石本秀一(Wikipedia)

The Artist : The First & The Final Hit (#18 George Harrison)

2020-11-27 11:06:24 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
18人目は、明後日、11月29日が来ますと、
没後19年になります、
George Harrisonです。
58才で亡くなってしまったのですねぇ。

George Harrison、当然、
初のHot100入りは、The Beatles時代、
No.1になった、62年、"She Loves You"と
また、The Beat Brothers名義で
クレジットされ、シンガー、
Tony Sheridanのバックで演奏していた
"My Bonnie"が初ということに
なるようですが、
ソロとしては、やはりこの曲ですね。
70年、US、UKのみならず、
世界中のチャートで1位になった
"My Sweet Lord"です。



名盤の誉高い、ソロ3作目、
"All Things Must Pass"からのカット。

この曲に関しては、盗作裁判の話など、
いろいろとエピソードがありますが、
リアルタイムでは知りませんので、
ここでは、割愛させていただきます。
詳しく書いてあるサイトは、
いくらでもありそうですしね。(^^;

そして、最後のHot100入りは、
この曲になってしまうんですね。
87年から88年かけてヒットして、
USチャートでは、"My Sweet Lord"以来の
No.1になった"Got My Mind Set On You"
に続くシングル"When We Was Fab"です。



Hot100では、最高位23位、
UKチャートでは、
25位まで上昇していたようです。

"Got My Mind Set On You"は、
James Rayというシンガーが、
60年代にリリースしていた曲の
カバーでしたので、Jeff Lynneと
作ったオリジナル曲である、こちらも、
もう少し、ヒットさせたかった
ところだったでしょうね。

なお、ソロでは、この曲が、
最後のHot100入りでしたが、翌89年、
Traveling Wilburysのシングル
"End of the Line"で、
63位まで上がったのが、
すべてのキャリアの中で、生前、
最後のHot100入りとなったようです。


人名ポップス事典(z<終>)

2020-11-26 10:36:06 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、
前回、予告しましたとおり、
今回が最終回になります。

最後のzは、超有名曲のこちらです。



David Bowieの"Ziggy Stardust"。
72年リリースのアルバムの
タイトルトラック。

この曲自体は、シングルカットは
されていないようですが、
アルバムからは、"Starman"が、
UKチャート10位、USチャートでは、
65位に入るヒットになっていたようです。

Ziggyは、宇宙から来たロックスター
ということなので、人名なの??
という感じもあるのですが、
宇宙人も人という字が入りますので、
お許しくださいませ。(^^;

そういや、日本にも、
DAIGO☆STARDUST
という人がいましたが、
美しい女優さんと結婚して、
普通の人になっちゃってますね。(笑)

ということで、お名前ソングコーナーは、
今回で終了しますが、また、
新たなコーナーを
始める予定ですので、
よかったら、お付き合いください。

今週の気になる新曲2曲。

2020-11-24 20:12:55 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャート、
急上昇中の2曲です。

まずは、すでに聴かれている方も、
多いと思いますが、
来年、初のリーダーアルバムを
リリースすることを発表している
Jam & Lewisの新曲ですね。
ボーカルに迎えたのは、
まさかの童顔氏!
Jam & Lewis × Babyfaceの
"He Don't Know Nothin' Bout It"です。



80年代後半から、90年代前半、
しのぎを削っていた同士、
豪華競演ですね。
アルバムの他の顔ぶれも、
どんなことになるのか、
気になりますなぁ。

そして、もう1曲は、
昨年、7曲入りEP
"Drive"でデビューした、
マサチューセッツ州出身の
女性シンガー、Raicheの新曲
"Pick A Side"です。



まだ、24才くらいという話ですが、
けっこう完成されている感じ。
雰囲気や歌声は、
SadeやErykah Baduあたりの
影響を感じるかな。

Adult R&Bチャート