何を求めるのか

 「聖なるものを犬に与えてはいけません。また豚の前に、真珠を投げてはなりません。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたがたを引き裂くでしょうから。
 求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます。
 だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、たたく者には開かれます。」(マタイ7:6-8)

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 「求めなさい。そうすれば与えられます」、これは有名だ。
 では何を求めるのであろうか。
 今まで私は、自分勝手な願望の類、これを求めればイエスは何でも与えてくださると思っていた。

 とんでもないあやまりだ。
 「聖なるもの」を「求めなさい」ということだと、今は思う。
 そう解釈しないと、6節が文脈上浮いてしまう。

 聖なるものを求め、捜そう。
 イエスの約束通り、必ず与えられる。

 ただ、この「聖なるもの」を忌む一群がいる。
 犬とか豚とか、ここでは書かれている。
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