舞台からの風に吹かれて

　　　天気予報、今週は晴天が多い


ダンナが久しぶりに舞台の音楽の仕事をしました。
その本番が２６、２７日に無事終わったところです。

舞台上で演奏をするので、仕事の休みには楽器を車に積んで、稽古に参加していました。
昔、いくつかの舞台をやった時、その稽古を見に行ったものでしたが、今回は私も忙しくて、
予備知識のないまま、２日間とも観劇に行きました。

休憩挟んで２時間の芝居は役者１５名、ダンサー１名と音楽の１名。もちろん裏にはスタッフがいます。
居酒屋が舞台の中心となり、それぞれの人生模様がやりとりされます。
音楽はバックミュージックはなく、シーンが変わる転換でダンサーの踊りとともに演奏されます。

とても良い空気を醸し出し、録音の音楽とは違う良い緊張感が作られました。
役者さんのアンサンブルも素晴らしく、見終わってジーンとくるお芝居。
心が温かくなる時間でした。

役者さんの何名かは、以前お仕事をご一緒させて頂いたので、とても懐かしく再会を喜びました。
お客様にも思いもかけず久々にお会いする方がいて、変わらないお姿がとても嬉しくなりました。

芝居は生きていて、音楽も生きていて、舞台は、会場も生きていると感じ、
今後もこういう活動に携われることを望んでいる私でした。



　　　　　　　　本日の音楽・・・・・・・・・・・・・・・・・モンポウ　　　　　　　歌と踊り　　　　　　　ラローチャ（Pf）

チャレンジ

　　　　　一段と寒くなりました

生徒さん、何かきっかけがあると意欲が増す・・というお話から、ヤマハのグレードもご案内するようになりました。
そして、それを終えた生徒さんで、コンクールを受けてみたいというお話があり、今はたくさんのコンクールがあり、
気軽に挑戦できるものがありました。

私の子供のころは、唯一と言っていい、「学生音楽コンクール」がありましたが、こちらは将来芸大などを目指す生徒さんのレベルで、
課題曲も相当に難しいものです。

今は自由曲で参加できるものがたくさんあり、私の生徒さんも挑戦できます。
私としては、課題曲があると、ある程度のレベルがわかるので、先日はその一つの準本選を聴きに行ってみました。
小学校高学年、中学生を聴いてきましたが、レベルの差はあれ、みなさん日頃かなりの練習を積んでいる様子がわかり、
小学生でも大人が演奏するような曲を弾く方もいました。
中学生はもう音大生並みのテクニックがあり、そうそうたる曲目が並んでいました。

十分弾けている人を聴き比べてみると、出てくる音の質の違いがあり、痩せた音、荒い音の克服には何が必要か、難しいですが
講師は指導の見直しを必要とされます。
それ以前に、どうしてこのような解釈なのか？と疑問が残る演奏もあり、こちらは特に講師の指導がダイレクトに反映されるので、
私も気が引き締まります。

今回聴いたコンクールは、レベルが高いので、またいずれ機会があればなのですが、がんばっている生徒さんには良いコンクールだと思いました。

生徒さんの成長につながる取り組みは、無理のない範囲で一緒にがんばっていきたいと思います。
コンクールなどを受けない生徒さんも、その子その人が生き生きと演奏するレッスン、発表の場を作っていけるようにと気持ちが新たになっています。



　　　本日の音楽・・・・・・・・Debussy　　　　　　　１２の練習曲集　　　　　　　　ポリーニ（Pf）

台風のあとで

　　　　　　　金木犀、あちこちで良い匂い

大変な被害が出てしまった台風でしたが、私の住んでいる地域は無事でした。
なんだか、申し訳ないような思いになってしまいますが、これから大きな災害に見舞われることもあるかもしれないと、、
いざという時のことを考え、対策を講じなければと思います。

私は穏やかな毎日、レッスンをする中、生徒さんたちからとても嬉しい言葉をもらいます。
あまりに嬉しいくて、公表は恥ずかしいことは伏せますが、ある小学生、帰りに玄関先で「この次はしっかりやってきます」と
一言私に向かって言いました。
びっくりして、思わず「すごいね！そういう風に言えるってすごいよ！！」と半泣きの私でした。

その日の前の週、学校の歌の伴奏のオーディションの曲を優先させてよいから、来月受ける、楽器店のピアノ検定で弾く３曲も忘れない程度、
ひととおりざっとでも弾いておくようにと私は伝えたのですが、その日、３曲はすっかり精彩を失っていました。
叱るということではなく、これでいいのかな？という感じで話すと、黙ってよく話を聞いていた生徒さん。少ししょんぼり反省しているようでした。

それが、帰りに次はしっかりやぅってくると、私に言えるとは、なんとすがすがしい態度でしょう。なかなか言えるものではありません。
思っていても、言葉にできないでしょう。
私も、子供のころ練習が足りなくて内心「この次こそ」と思いながら、とても先生に向かっては言えませんでした。

そして、翌週は見事でした。がんばる力が備わっているんだなと心が熱くなりました。
伴奏も担当することになり、生き生きと演奏してくれるでしょう。

台風のあと、思い出して嬉しいことがいろいろあります。



　　　本日の音楽・・・・・・・・・Schubert　　　　　　　　　　楽興の時　　　　　　　　　ブレンデル（Pf）

盛り上がる日々

　　　　また台風来る

この頃ずっと、クラシック以上にポピュラー音楽を聴いて盛り上がっています。
夜な夜な、ダンナと洋楽ヒット曲のカヴァーをあれこれ聴いては、やっぱりオリジナルのよさに浸ったり、
１０１音源の、知られざる名曲に感心したり。

それで日々、時間が足りず、今までのようにテレビ番組の録画したものをちゃんと見るではなく、どうでもよいと思ったところは早送りしたり、
せこせこ時間を作っては、相変わらず１日２回はノーカット映像を見ている有様です。

そんな中ダンナが「１０１のCDは全部買うんでしょ」と言うので、「買うけど、一遍には無理だから、今月半ばにまたいくつか買う」と言うと、
翌日、「５枚組ボックスがあるから、買ってあげようか」と、珍しい発言が！！
それは、もうじき届くでしょう。
そして今朝は、アマゾンでダウンロード購入できるのがあったと、ダウンロードして、ジャケをプリントしてディスクにコピーしてくれました。
朝からさっそくガンガン聴いて、スタジオ収録版を楽しみました。

そして、今さらに盛り上がっているのは、、、、これを正直に書くと、「そんなことあるわけない！！」と一笑にされてしまうので、本当だったら明かすことに。

実は、昨日「まさか、まさか」のものを発見し、それから大妄想が始まりました。
妄想で終わるか、妄想が妄想ではなく、飛び上がるほど嬉しい現実になるか、、
妄想のままにしておく方が良いのかもしれませんが、近いうちに真実の解明に挑む予定です。

喜びの記事がない場合は、妄想だったということになります。

こういうわけで、なかなかスリリングな１０月です。


　　　　　　本日の音楽・・・・・・・・・・ロジャー・ニコルス　　　　　　　　　ザ・ドリフター

１０月の思い

　　　　　　気温はいまだ３０度近く

大切なお宝映像が、またアップされたと喜んでいたら、２、３日でまた消えていました。
もしかして、私がブログにいろいろ書いたので、情報が…と危惧し（そういうこともないとも限らず）
前回のブログを削除。

番組１本上がっているものもたくさんあるのに、某局はちょっと大変そうなのが心配。

私の方は自分用にコピーを残しておけたので、１０月に入っても楽しんでいます。

しかし、今年も残りは３か月となると、少しずつ来年の発表会のことも気にかかってきます。
まずは、いくつか自分が講師演奏する曲を弾いていくことに。
生徒さんのプログラムで、どんな曲が最後に来るかなどが、選曲のめやすになります。
もちろんまだ先ですが、何が来てもいいように、華やかなもの、しっとりしたもの、楽しい曲・・と違うタイプのもので、
できればみなさんが知っていいる曲がいいのでは・・と考えいろいろ弾いていきます。


今日はまた、本当に夏日なのですが、これから秋らしくなってきます。
気持ちを落ち着けて、芸術・文化の秋、そしておしいものたくさんの秋を楽しみたいと思います。


　　　　　本日の音楽・・・・・・・Carole　King　　　　　　　　　　　　君のともだち