お招きを受けて

　　２０度を超える１１月末

先日の作品展で、お客様としていらした方が１０年以上？前にあるところで知り合って、おうちに招いてくださったこともある方でした。
彼女Ｙさんは私よりずいぶん年上でしたが、この１０年の間に、ばったり会うこともなく、１度車に乗っていた時にお見かけしたことがあったと思うのですが、その方と再会を驚き、喜び合ったのです。

その時は時間がなく、ゆっくり話せず、Ｙさんが何か思いがあるようで「お宅のポストに入れさせてもらう」と言ってお帰りになりました。
彼女はクリスチャンなので、そろそろバザーもあるだろうし、その案内かしらと思っていたら、翌日ドアホンが鳴り、彼女が来てくれていました。
「ポストに入れようかと思ったけど、鳴らしてしまった」と言ってくれたのですが、私はレッスン中で挨拶しかできず、紙袋を受け取りました。
袋の中にはお手紙と、お手製のブックカバーが入っていました。縫物が大好きなＹさんが、きれいな布で作っていたものです。
お手紙には今ブックカバー作りにはまっていることや、先日私に会えたことが嬉しかったこと、お茶のみにいらしてくださいということが電話番号と一緒に書かれていました。

それで、私もとても懐かしく嬉しく、そしてＹさんが変わりないご様子だったので本日お言葉に甘えてご自宅にお伺いしたのです。
１０年の間に、ご主人を亡くされ今はお一人でお住まいですが、パッチワークやキルトの壁飾りがお部屋を暖かくしていて、お手製の焼きリンゴを頂きながらお互い話が尽きず、あっという間に時間が経ってしまいました。
Ｙさんはもう８０歳を過ぎられたということなのですが、以前とお変わりなく、娘さんご家族のお手伝いに出かけることもあり、地域の方とのおつきあい、教会のこと、お友達とのこと、そして縫物・・生き生きと生活されている様子に私も元気を頂けました。

また次は私の家にもお招きするべく、発表会の後は、お片付け‥を考えています。


　　　　　　本日の音楽・・・・・・・・Ｂａｃｈ　　　　　フルートソナタ第３番　　　　　　オーレル・ニコレ（Ｆｌ.）　　小林道夫（cem.)

風邪回復、いざ高知へ

　　　暖房をつけ始めました

11月１，２，３日は、私が通わせて頂いている教室の作品展。毎年のことですが、今回は時間をかけて描いた、モネの模写を見て頂きました。
みなさんの染めや織りの作品に交じって立派に額装されて、お行儀よく壁にかかりました。
お手伝いにも通ったのですが、最後の日に風邪っぽく、翌日のレッスンが終わると、声がひどい状態で、
日曜日にはほとんど声が出ず、熱はないものの、だんだん身体がきつくなりました。

今回水曜日から２泊で高知旅行を計画していたので焦るのなんの。。
月、火曜は仕事を休んでしまい、前日火曜日も、このままだと何とか行けても私だけホテルで寝ているか、１泊で帰るか、
キャンセルか、夫だけ行ってもらうか・・・と頭の中はぐるぐる残念な考えが巡りました。

病院でもらった薬はきちんと飲み、当日早朝、身体の痛みもなくすっきりしていることに大感謝！！
４時半起きして、とても助かる羽田空港直行バスを使い、晴れ晴れと旅に出ました。

発表会を１２月に控えているのですが、今年は途中でリフレッシュするぞと、計画したのです。
飛行機も２５年以上ぶり。四国は、２０歳の頃、友人の結婚式に愛媛に行ったきり行くことはありませんでした。
飛行機に感動、高知の自然、食に感動。３日間、欲張らずに考えた目的地を楽しみました。

現地でレンタカーを借りていたのですが、夫は普段の旅行は車の運転を３時間ほどして到着というパターンなので、
初めての飛行機旅が思いのほか楽だったようです。本当にあっという間に自宅から高知に着いていました。

とにかく高知に来て良かった！とばかり思って過ごした３日間。
仁淀川の安居渓谷、和紙博物館、木曜市、桂浜、牧野植物園、温泉、高知城、ひろめ市場、モネの庭。充実のリフレッシュ旅でした。

帰宅し、翌日から高知パワー全開で仕事しています。


　　　　　　　本日の音楽・・・・・・・Debussy　　　　　　　　舞曲　　　　　　　アンセルメ指揮　　　スイス・ロマンド管弦楽団