春野菜がみずみずしい
昨日はオンラインで津田先生のレッスンを受ける日。
ずっとベートーヴェンのソナタ、32曲は初期のものはずいぶん弾いてきた。
今回は中期のテンペスト3楽章だが、ロマン派の先駆けの息吹を全身で感じながら、気持ちが乗る曲です。
ただ、テンペスト(嵐)というタイトルらしく、嵐が吹き続け、とどまらないので、ずっと集中を途切れさせないことが
難しい。
跳躍も多く、そこはテクニックが追い付かず、気にするせいで気持ちが途切れるような感じが、自分としてはもう一息と思うところ、
先生には評価を頂けた。
それで、前回は、次は「田園」をと言われ、少し譜読みしていたのですが、なんと作品109にしましょうと。
ベートーヴェンの最後の3つのソナタ、30、31、32番は、ピアニストにとっても別格な作品。
人生を重ねないと演奏できないと、若い演奏家は取り上げないし、私も若いころは聴いてもよくわからなかった。
30番、作品109は1楽章の出だしが大好き。そして、3楽章は変奏曲なのだが、テーマは本当に今つくづく心に安らぎを与えてくれる曲だと
立ちはだかるような楽曲を前にありがたい気持ちになる。
先生も、今だからこそ(母のことなどもあり・・)、人生にこれからずっと寄り添ってくれるこの曲をと選んでくださった。
私はいつかは弾きたいと思っていたけれど、あらためてまた楽譜を見ながら聴いてみて、自分なりに弾いてみたい!という気持ちで
いっぱいになった。
ベートーヴェンが楽聖といわれるその世界がそこにある。
本日の音楽・・・・・・・・ベートーヴェン ピアノソナタ30番Op.109 ルドルフ・ゼルキン(Pf)
昨日はオンラインで津田先生のレッスンを受ける日。
ずっとベートーヴェンのソナタ、32曲は初期のものはずいぶん弾いてきた。
今回は中期のテンペスト3楽章だが、ロマン派の先駆けの息吹を全身で感じながら、気持ちが乗る曲です。
ただ、テンペスト(嵐)というタイトルらしく、嵐が吹き続け、とどまらないので、ずっと集中を途切れさせないことが
難しい。
跳躍も多く、そこはテクニックが追い付かず、気にするせいで気持ちが途切れるような感じが、自分としてはもう一息と思うところ、
先生には評価を頂けた。
それで、前回は、次は「田園」をと言われ、少し譜読みしていたのですが、なんと作品109にしましょうと。
ベートーヴェンの最後の3つのソナタ、30、31、32番は、ピアニストにとっても別格な作品。
人生を重ねないと演奏できないと、若い演奏家は取り上げないし、私も若いころは聴いてもよくわからなかった。
30番、作品109は1楽章の出だしが大好き。そして、3楽章は変奏曲なのだが、テーマは本当に今つくづく心に安らぎを与えてくれる曲だと
立ちはだかるような楽曲を前にありがたい気持ちになる。
先生も、今だからこそ(母のことなどもあり・・)、人生にこれからずっと寄り添ってくれるこの曲をと選んでくださった。
私はいつかは弾きたいと思っていたけれど、あらためてまた楽譜を見ながら聴いてみて、自分なりに弾いてみたい!という気持ちで
いっぱいになった。
ベートーヴェンが楽聖といわれるその世界がそこにある。
本日の音楽・・・・・・・・ベートーヴェン ピアノソナタ30番Op.109 ルドルフ・ゼルキン(Pf)