母に会い、友人に会い

　　　　　　　6月中の梅雨明けは観測史上初


連日猛暑。今年は長い夏になります。

先日は母に会いに行きました。施設で1か月ほど過ごす母は、とても元気で、明るい表情で安心しました。
丁度、理学療法士の方と、歩行訓練の現場にも居合わせられましたし、施設長の医師の先生の回診もあり、いろいろな場面で安心しました。

母は、なんだかずっとこちらにいるように勘違いをしていました。というより、一時的なのだという話を忘れてしまっているのです。

そういう風に、すぐ忘れてしまうことはありますが、私は母と一緒の時間を楽しみました。

昨日は友人と久しぶりのランチで、お互いの近況や旅の話ができましたし、今日は絵本の会でみなさんに2か月振りにお会いしました。
先月はお休みしてしまいましたが、今日は全員参加でしたので、よかったです。
おまけに、よーこさん手作りのスコッキーというお菓子を頂きました。これは、スコーンとクッキーが混ざったようなものだそうです。
見た目は少し硬いのかしらと思ったら、しっとりとしたもので、しかも抹茶、煎茶を混ぜ込んだ風味が、とても大人な感じでした。
ご馳走様でした。


毎日生徒さんには向かい合うとはいえ、一人で過ごすことの多い私ですから、おしゃべりの機会はとても嬉しいです。

本格的な夏に入ります。この夏もまた来月誕生日が来ますし、楽しく過ごしたいと思っています。


　　　　　　　　本日の音楽・・・・・・・・Schumann　　　　　　　　色とりどりの小品　Op.99　　　　　　　　　　カール・エンゲル（Pf）

東京の島根、そして美幸さんの音に浄化され

　　　　　　　日日草もいろいろな色があります

昨日は、サントリーホールのブルーローズで、友人の鷲宮美幸さんのリサイタルがありました。

まずは午前中から出かけ、日本橋にある島根県のアンテナショップに行ってみました。先日の旅行で、島根に魅了され、
調べてみたのです。
いろいろな物産が並んでいて、とてもワクワクし、また島根に思いをはせましたが。まずは早めのお昼の「日本海島根丼」。
海のいろいろが乗っていて、とてもおいしかったです。
もう一度お店の方に入り、ちょっとお買い物し、向かいが三越本店なので、そちらもぶらぶらと楽しみました。


美幸さんのリサイタルには早めに着くようにし、しっかり気持ちを整えました。
プログラムはモーツァルト、リスト、バルトーク、ガーシュインと、古典、ロマン派、現代、とその世界はどれも素晴らしかったです。
さすがの解釈、音色、テクニックを平静にとらえていたつもりの私、普段は、気持ちが伴って涙するのに、なんだかダイレクトにじわじわしてしまい、
これは浄化というものでしょうか。

私は得にリストとバルトークがぐっときました。
心の奥にその音楽を閉じ込めるような思いで帰りました。


美幸さん、前半はアジサイをモチーフにしたかのようなドレス、後半は黒とシルバーのコンビが素敵なドレスでした。


　　　　　　本日の音楽・・・・・・・・・・・・バルトーク　　　　　　「戸外にて」より夜の音楽　　　　　　　　鷲宮美幸

楽しいおしゃべり時間はあっという間

　　　　　　　　さくらんぼはおいしい宝石


金曜日、母が病院から施設に移りました。
私が施設に着いた時、丁度2番目の弟が職員さんから説明を受けていました。

施設は明るくきれいで、広々していて、環境はとても良いと思いました。
職員さんも温かい感じで丁寧な応対、私は安心しましたし、母自身も不安気ながらもまずまずといった感じです。
1か月ちょっとのことなので、家に帰るまでパワーアップするようなつもりでいてほしいです。

2時前に弟と一緒に施設を後にし、遅い昼食を一緒に取りました。
この弟は良くしゃべる方の弟で、いろいろ話しながら食事しましたが、考えてみたら弟と二人で外食したことは
初めてでした。なんだか新鮮です。また機会を作りたいと思いました。

そして昨夜は生徒さんのお宅に招かれ、楽しい時間を過ごしました。
お料理をおいしく頂き、もちろんお酒が進み、ご主人や、途中生徒である娘さんも交えいろいろな話をしました。

楽しすぎて長居してしまいましたが、家に帰ってからも余韻に浸っていました。

またぜひ！とお誘いも受け、その日を楽しみにしています。


　　　　本日の音楽・・・・・・・・・・Tchaikovsky　　　　　　　　　　イタリア奇想曲　　　　　　　　　スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団　　　ビストリーク・レジュハ（指揮）　　　

アルファー波？

　　　　　　伸びゆく枝葉


先週末から発表会の緊張感も取れて、ほっとしてなんだかとても穏やかです。

頭の中がからっぽで、いわゆるアルファー波になっている感じ。

頭も気持ちもカラにならないと、新しいものは入ってこないですものね。
昨日おとといは本当はレッスンがお休みでしたが、一人ずつ入っていました。
でもやはりお休みモード。

実は母は明日病院から1か月ほど施設に入ることになっていますが、私が話したときは、それほど嫌がっていなかったというのに、
先日弟が話すと、ずいぶん嫌だということを言っていたそう。母にしては本当に珍しいのですが、気持ちを我慢しないで言えることは
よいことなのかもしれません。
ずっとではなく1か月くらいなので、何とか気楽に楽しく過ごしてほしいです。
私も明日さっそく行ってみる予定ですが、余分な心配はやめました。

こんなに自分自身、心地良いのですから、以前より少し進歩して、心配し過ぎず、自分の生活を大切にしようと思います。
もちろん大切に育ててくれた母に、できることは惜しまずにやりたいです。
やはり発表会前より、自分自身が楽な気持ちなので、
もっと母と楽しく過ごせると思います。



　　　　　　　本日の音楽・・・・・・・・・・Schumann　　　　　　　　　ピアノ協奏曲イ短調　　　　　　　　ピーター・フランク（Pf）

大好き島根！

　　　　　　　　お日様は出ませんでした


昨日の夜、飛行機で島根旅行から帰りましたが、初めて行った島根、私は大好きになりました。

雨にも降られたものの、緑は美しく、とてものどかなところでした。
出かけた先もどこもかしこも素晴らしかったです。

9日夜10時出雲サンライズに乗の夜も、私は眠ることができました。
朝早く足立美術館。
こちらの日本庭園は世界に誇るものですが、本当に手入れが素晴らしく絵のようでした。
日本画の数々も、やはり庭園を見てからだと、より一層深く味わえました。

そのあと松江で、舟に乗り、これがまた素晴らしく気持ちが良いのです。川沿いのアジサイは船頭さんが植えたものだそうで、
いい季節に乗れました。遠くに見えた松江城もきれいでした。
降りたところで、小泉八雲記念館や、住んでおられた家を見学し、なんともいえない日本の美意識を体感、武家屋敷は改装中で残念でした。

出雲のホテルに着き、温泉も素晴らしく、部屋も広々、とてもきれいですし、行き届いていてびっくりしました。
夕食はバイキングでおなかいっぱい食べましたが、さすが、日本海のお刺身も美味しかったです。

翌日は朝一番で、歴史記念館を見て、出雲の太古に心を寄せました。
そして出雲大社は悠々と緑豊かで、本当に素晴らしく、雨の中でも気持ちよく歩きました。
午後は、みなさんと9人乗りのタクシーを頼み、藍染めの工場、焼き物工房、織りもの工房を見学しましたが、
丁寧に説明もしてくださり、染めも、焼き物も、織りも行う私たちなので、興味深々でした。

職人さんの一筋に生きる人生に心打たれました。

空港で夕食を取り、飛行機に乗るとあっという間です。
羽田からはリムジンバスで最寄り駅まで早かったですし、帰りはなんと近く感じたことでしょう。

ぜひまた行きたい！と興奮しておみやげを開きました。


　　　　　　　　本日の音楽・・・・・・・・・・・Schubert　　　　　　　　即興曲OP.142　　　　　　　　スコダ（Pf）